へ行こう!
森山へ | |||||||||||||||||||||||||||
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩ | |||||||||||||||||||||||||||
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国道56号線を大平方面へ再び向かい、
高速の高架をくぐり、麺関係のお店を通過する頃、
右側に次に目指す森山がはっきり見えてきます。
①JRの高架をくぐって大平橋を渡り、
左にガソリンスタンド、右に児玉産業がある写真の場所に、
右折できる小道があります。
②山裾の突き当たりが登り口です。
ふたつのカーブミラーの間に-
生活道みたいな小道があります。
20mくらい歩いたら、右に階段があります。
とことこと登ったら-
③右に倉や石塔が並んでる所があります。
県指定文化財“石造層塔”がある場所です。
古そうな石塔です。
でも、これが文化財の石塔じゃありません。
この倉の中に納められてます。
愛媛県指定文化財 有形文化財(石造美術) |
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石造層塔 |
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所有者 大平 玉井公明 |
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高さ3.3m。 |
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・・・・真為・・・・・ |
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願主の意趣等は石質が風化しているため読みとることができない。 |
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昭和30年11月4日指定 |
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かすれて読めません…。
倉の扉を開けてご対面。
“森山”って手書きされた提灯が横にいっぱい積んでありました。
いまでもお祭り(7月の第1日曜日)が行われてるんですね。
こんな梵字が刻まれているそうです。
石塔と反対の方に踏み跡があります。
たどると小さな公園がありました。
ボロっちいのでブランコも撤去されてる-
そんな公園に入ったすぐ右の斜面から取り付きます。
ここからはかすかな踏み跡があるだけです。
急な尾根をたどって登ります。
微妙に木が伐採されてます。
切り株を足がかり、手がかりに登りました。
④汗と冷や汗をかいた頃、ネットが出現。
森山北麓にある伊予カントリークラブの防護ネットです。
傾斜も緩やかになり、ネットに沿って歩きます。
ゴルフ場の眺め。
ぱっと見、狭い山間だけど、ちゃんとハーフ回れるんですね。
時々、立木が伐採されたまんまになってたりします。
ふと、足下を見ると、もやし?みたいな、
にょろにょろ白いものがたくさん生えてました。
ギンリョウソウの群れでした。
あっちこっちにいっぱい。
気温が上がった午後だったので、
みんな、だら~となってましたけど、
何度見ても不思議な花です。
⑤尾根から外れていくゴルフ場のネットとは早めにお別れして、
尾根をたどって行きます。
⑥再びきつめの斜面。
落ち葉で滑ります。
とにかく真っ直ぐ登ります。
⑦傾斜が落ち着いた頃、
セクシーにしなった木がありました。
山頂はもうすぐ。
木が混んでて終わりが見えないけど、
足元にはいつしか踏み跡が復活しています。
ツツジ咲いた木漏れ日の中を登り詰めていると-
踏み跡が枯れた巨木の脇へ消えて行きます。
⑧(写真左の枯れた巨木の所から)森山山頂に到着しました!
祠がお出迎えしてくれた山頂は、
混んだ木に取り囲まれています。
お酒が祀ってある森山神社、合掌。
「森山神社」
城址は逆L字型をしています。
神社があるのは“II”の部分。
“V”まで行ってみます。
最高地点は南へ歩き出してすぐの所だけど、
特別凸ってるわけでもないので、シラっと通過。
たどってるうちにいつの間にか西に曲がっていて-
⑨この辺りは平らというより、細い尾根状でした。
井戸跡のような凹地もあるようなんですけど、
城址通じゃないので気がつきませんでした。
⑩“V”の部分に着きました。
この横長い平坦地も木立に包まれていました。
曽根集落の奧、林道の行き止まりにあるみかん畑から登って、
尾根伝いに来るとこの場所に出ます。
ひとりごと | ||
森山に登る道が見つからず、1時間もうろうろ探してしまいました。 森山で一番の収穫(って、採ってないけど)は、ギンリョウソウ。 おじいさんにルートを教えてもらってたので、ちょっとやそっとヤブっても平気。 森山山頂はいまでも城砦を築いた時のまま、平坦地が残っています。 下唐川の馬場に伊予市指定文化財の五輪塔があります。 伊予市内でも大きい方の城址なので、登山道を整備して自由に散策できるようにしたらいいのに。 |
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