面河から
面河乗越へ | ||||||||||||||||||||||
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫ | ||||||||||||||||||||||
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①愛大小屋から再スタート。
小屋の左を抜けてゆくと-
かなり高い所にかかる木道へ。
高所恐怖症なので左に寄って歩いてしまいます。
②谷を抜けると西ノ冠岳(1894m)が登場。
この先歩く笹原も視界に。
遠く、先行する登山者の背中もちらほら。
西ノ冠岳をアップで。
石鎚山に登るだけで疲れてたんじゃ、
いつまで経っても西ノ冠岳には立てません(反省)。
谷の上部を見上げて。
笹原までしばらく、落石注意です。
振り返り、谷を見下ろして。
③笹原まで小さな谷が連続しています。
路面には雨に洗われた岩がごろごろと顔を出してたりします。
安全そうな大きさでも浮いてたりするので、
岩の上を踏む時は気をつけましょう。
④立木が少なくなってきました。
夏なら直射日光で大変そうなエリア。
当日は(運悪く)曇ってきたため、体温調節もばっちりでした。
一歩毎に石鎚山も一歩近づいてくるよう。
山頂の左肩、面河乗越のちょっと右辺りに大きな崩落が見られます。
あれはいつ崩れたんでしょう、まるで疵痕みたい。
逆に、石鎚山頂から面河ルートを見ると、
笹原に崩落した場所を目にすることができます。
それが-
ここです。
20mくらいでしょうか、崩れてます。
土もぼろぼろとすぐ崩れて危険です。
ロープのおかげで安全に横切れます。
ロープのたるみの分、中間で膨らみます。
外(谷側)へ振られないよう、気をつけましょう。
その後も、ロープに頼る場面が連続。
下さえ見なけりゃ、見た目ほど怖くないです。
⑤笹原へ出ました。
シコクシラベの森まで見晴らし抜群。
山頂から登山者らの声が風に乗って届いたりします。
雨水が登山道を洗い流れるせいで、U字溝風にえぐれてたり、
岩が露出していたり、意外とスムーズに歩けなかったりします。
⑥標高1700m付近で水場に遭遇。
西ノ冠岳のちょうど真下くらいで美味でした。
この水がこの谷をどんどん下ると、
御来光の滝になり、面河川になります。
写真奥は愛媛・高知県境の山並みです。
面河山も見下ろす高さになりました。
⑦2mくらい、岩を登ります。
石に黄色く矢印のペイント。
この辺りから見る山頂はまるで難攻不落の砦。
戦国ものに出てきそう。
山頂から右へ目を転じると、ニョキっと突き出す大砲岩。
笹原が拡がる広大なエリアをトラバース。
ずーっと下までササの海。
じぃーっと見てると風が見えてきます。
振り返って、西ノ冠岳から1866m峰にかけての山並みを。
⑧いよいよシコクシラベの森。
針葉樹林帯へ足を踏み入れます。
森に入ってすぐ、水場があります。
木の樋からしたたる清水を汲んで-
石鎚山に乾杯っ
再び、石段が待ってます。
森の中、ジグザグ高度を稼ぎます。
⑨森の切れ目。
振り返ると、二ノ森(1929m)と鞍瀬ノ頭(1889m)が、
やっとお出ましです。
目指す山頂が曇ってきてしまいました。
午後、雲が出やすいのが石鎚山。
⑩また森に入ると、間もなく、二ノ森分岐。
二ノ森は左へ、山頂は直進。
久しぶりの道標も。
「頂上へ 350m
登山口へ 6130m」
二ノ森方向は一応、こんな感じ。
登山道によく立ってる解説板の前を通過。
解説板には、石鎚山についてのミニ知識が書かれてます。
固有の動植物とか地形に関してとか。
面河ルートには面河渓とここにしか立ってないけど。
⑪面河乗越です。
乗越=峠みたいなものです。
尾根を越えて東斜面・西条側へ。
西条側はガスっていました。
遠くに西条、新居浜の街並み。
写真右の道筋は成就社からの登山道です。
もう少し右へ目をやると、瓶ヶ森。
石鎚から見ると羽を広げたようにとても大きく見えます。
⑫山の陰で湿った道を行くと、頭上に迂回路。
少し登って、成就・土小屋からの登山道と合流です。
ひとりごと | ||
もう昼を過ぎ、疲れもあって、ちょこちょこ、休憩しまくってました、この区間。 シコクシラベの森からはまた石段登りが復活で、堪えました。 ササ原は見晴らしよく、すがすがしい。 追い抜いていった登山者らはさすがにこのルートを選択しただけあって、みな達者。 |
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