霊山として開かれ、歴史ある石鎚山には新旧、
たくさんの登山道が拓かれています。
ここではもうひとつの面河からのルートを紹介します。

久万高原町(旧面河村)関門から面河渓へ向かうと、
国民宿舎 面河のある五色河原まで車両が入れます。
美しい面河渓に沿ってしばらく歩くと上熊渕の先に登山口があります。
登山口から山頂まで約6.9km、標高差も1200mもあるロングコースです。
標高1340m付近まで巨木立ち、緑濃い深い森をどんどんと登り、
面河山の南の尾根を回り込んでようやく、石鎚山とご対面するまで高度を稼ぎます。
息の切れる登り斜面から、距離を稼ぐ形へと変わります。
標高1525mの面河山山頂直下を過ぎ、更にしばらく歩くと、
標高1600m付近に建つ愛大小屋へと至ります。
西ノ冠岳の真下、標高1650m辺りにある小さな谷をいくつかトラバースし、
拡がる笹原に飛び出します。
視界が一気に広がる笹原の急坂の上部を横切り、シコクシラベの森へ。
続いて、二ノ森からの縦走路と合流。
面河乗越しと呼ばれる尾根を越えたら、間もなく三ノ鎖下
成就、土小屋ルートと合流します。
そして、山頂へ。

ルート下部

ルート上部

車はここまで

遊歩道奥にある登山口

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