経座ヶ森・皿ヶ森
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経座ヶ森・山頂へ
距離 約850m
標高差 約170m
林道・農道・私道
徒歩
下記写真の場所
送電鉄塔・アンテナ施設
注意・その他
  

15番鉄塔から北へ尾根をたどります。

木の枝に刺さった空き缶が目印です。

ちょっと雑木が混んでるけど、
平らで広い尾根なので歩きやすいです。



尾根っぽい凸な地形になりました。



589m標高点が地図に打たれてる小ピークから、
ほんのちょっと下り、登ります。



  

石柱が立つ場所で、左奧へ消えて行く作業道とお別れします。

登山道は石柱の横を尾根伝いに登ります。

「日本赤十字社愛媛支部造林地…」

「大正四年八月二五日」



山頂まで、いかにも尾根っぽい地形です。

境界確定のための赤いペグもいい目印。



左の森はよく茂った植林帯だけど、
西風が意外と吹き抜けてきて、すがすがしい。



古道だったのか、
石畳っぽく見える場所もありました。

古い境界の石柱もあります。
最後の100mくらいがまた急坂です。



傾斜が緩く戻って直線になって-

ビールの空き缶が枝に刺さった木を過ぎると-

経座ヶ森山頂に到着です!
西から北は植林、後半分は落葉樹の雑木林です。

三角点に山頂標がいくつかあります。

山頂標です。

「経座森」三等三角点。
標高は、735.01mです。

東側の雑木が邪魔して、冬枯れしてても山並みが見えません。

  

北西の木立に一部切れてるところがあって、
そこからヨソ山山頂に立つ反射板が見えました。



北へ下る木立。
山頂から見えたヨソ山山頂にはこの林を一旦下り、
また尾根を延々登ります。


おまけ。
帰りに見えた風景。
帰りは木立越しに遠くの山影もたまに見える時もあります(季節によるけど)。



登山口まで帰ってきました。
まだ全然、工事中の時間帯。

林道に降りてみたら、あれ!? 路肩が真っ青になってる!
森林組合名義のトラックが来てたので、
なにか、薬を散布して帰ったみたいです。

ひとりごと

山の中で出会ったの石柱。
裏を見ると大正四年の文字。
西暦1915年ですから、100年近く前からあの場所に立ってるんですね。
帰りに表の文字をよーく読んでみると、なぜか赤十字社の文字。
なんで、こんな山の中に赤十字社の林があったんでしょう。
1915年と云えば前年に起きた第一次世界大戦のまっただ中。
まさか、大量の松葉杖を調達するため?
…てなことじゃなく、将来、病院を建設するために確保してたのでしょう。

山頂まで尾根伝いに登るので、簡単です。
いつの間にか着いてたって感じです。

経座ヶ森山頂には、地図にも描かれてる沢沿いの登山道でも登れます。
でも、皿ヶ森のところでも触れたように、めっちゃ荒れてるので、道の現況は一切、不明です。
東の森に赤テープがあったので、昔、沢からまっすぐ登って来た方がいらしたのでしょうね。
でも、ルート的には、山頂の北側の鞍部まで登った方が楽だと思いました。
確か、地図でもそのように描かれています。

ヨソ山に向けての登山道は不明瞭な部分が多いようです。
木が生い茂る夏とか、季節によっては歩きづらいと思います。

そんなこんなで、やっと経座ヶ森、皿ヶ森も登頂終了。
東温にある名前の付いたお山で登ってないお山もわずかとなりました。
城址とか、(地図上での)無名峰も入れたらまだまだあるけど、一区切りつけれそうなところまできました。
お山が本格的に新緑に染まるまでに、あとどれだけ登れるかなぁ?

ということで(?)、経座ヶ森、皿ヶ森、お楽しみいただけましたでしょうか?
皿ヶ森は道が大変ですけど、経座ヶ森は道も安心。

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