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菊ヶ森を参考紹介しておきます。
菊ヶ森には登山道がないので、あくまでも、参考です。



  

湯山小学校の向かいの森が菊ヶ森です。
お山の前にひとまず、横谷ダムの放水口へ、
行ってみましょう。
森の手前を右折し-



  

黄色いガードレールの橋を渡ります。
橋のたもとに-

四国のみちの石碑がありました。

橋を渡ったら左折し、行き止まりまで直進すると-



横谷ダムの放水路です。

放水口はなだらかなランプ(斜路)状で-

雪輪の滝みたいな白い水の流れがキレイでした。

戻って、今度は神社へお参りです。
国道沿いの角に-

素鵞神社の石段があります。
急な石段を登ると-



お社があります。
合掌。

境内からは菊ヶ森には登れません。


横谷ダムへ上る車道沿いの-



竹林から登らせていただきました。
ここにも道はありません。

登り切ると竹の柵があって、先に進めません。
柵に沿って右へ右へ、歩いて-

柵の切れ目から、やっと、竹林の外へ。
するとそこにはあまりにも奇異な光景が広がっていました。



  

そこはもう、お山と呼べる姿ではありませんでした。
岩石採集場になっている菊ヶ森は、
黄身のない白身だけのゆで卵みたいに、
ぽっかりと中身をえぐられてしまっていました。

大きな木がシンボルの山頂部分は、一応、残されています。
けれど、菊ヶ森城址の名残は、
ササヤブの中を探しても見つけられませんでした。

山頂部分もこんな風に、すっぱりと削り採られています。



夕方5時過ぎて、ダンプカーもいなくなったので、下に降りてみました。
一体この先、菊ヶ森はどーなってゆくのでしょう。
宅地になるのかなぁ? それとも、荒れ地で終わってしまうのかな?



横谷ダム側に、ダンプが出入りする道路が設けられています。
昼間は交通整理のガードマンも駐在。

左は横谷ダムへ(立ち入り禁止)、右が採集場入口ですけど-

採集時間外はゲートが閉じています。

ひとりごと

菊ヶ森へ行ったのは草刈山に行った年の2年も前のことです。
山頂部分など、このページの写真の多くもその時に撮ったものです。
2年前(2007年)と2009年現在とは、外観的にはあまり変わっていません。
けれど、湯ノ山ニュータウンから見下ろしてみると、山の内側の土砂はかなり無くなっていました。
2年の間に結構、削り取られちゃったようです。
不景気にもかかわらず、10分、5分おきにダンプが出入りしていました。
削り取った土砂はどこへ運ばれてるんだろう?
まぁ、産廃埋め立て施設に変わってないだけ、マシって感じでしょうか。

何度も繰り返しますけど、菊ヶ森には登山道がありません。
ダンプが出入りする道からは危険ですので入れません。
それに、岩石採集場になってて、山らしさはもはや形骸です。
でも、そんな現状でも、地図にはちゃんと“菊ヶ森”って記載されています。
名前が載っている以上、無視するわけにはいかないので、載せてみましたけど、登らない方がいいです。

久万ノ台の丘陵地もいまは団地や新興住宅地になってます。
でも、昭和な頃は、低いけれど、ちゃんとしたお山でした。
それがどんどん削られ、平らかにされ、いまの姿になりました。
菊ヶ森もいずれは山でもなくなって、地図から名前が消えちゃう日も案外近いかも知れません。

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