気多山・八辻ノ森
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八辻ノ峰へ
距離 約1.0km
最大標高差 約100m
一般道
林道
徒歩
下記写真の場所
送電鉄塔・アンテナ施設
見晴らしあり

気多山山頂から北東へ下ります。

雑木に変わってスギが主人公に。



混んできました。
長い下りですけど、稜線は外さないように気をつけて下さい。

足元ふかふか。



下草も生えてないし、木洩れ日も柔らかくて、
とっても心地よい林が拡がっていました。
ホントに気持ちよかったのでパノラマを撮ってみました。



赤い実がたくさん。

こんな時、花の名前を知らないと説明できない(>_<)

狭い稜線を木立に沿って。

風倒木のトンネル。



下り終わってここから再び、登り坂。
心持ち、尾根も狭め。

影が少ないところで振り返ると-

木のスリット越しに気多山を振り返れました。

右には地図に載ってない県境のお山の庵沢山。

  

木立が途切れたら、
(写真右)中津明神山から雑誌山を遠望することができました。
手前の山は三光ノ辻山です。



岩が尾根に露出してるところは、右側に道がついています。
試しに岩の上に載ってみると-

  

こんなパノラマが見られました。
さっきのパノラマに五段城など四国カルストの山並みがプラスされた感じです。



たまに斜度が上がります。
でも、息が上がるほどではありません。

紅葉をパシャ。
木の名前も知らないから、
こんな葉はみんなモミジに見えてしまいます。



不意に、白い影が現れました。
なんだろう?って、駆け寄ったら-

  

稜線上にそびえる大成無線中継所でした。
右には、筒上山、手箱山、椿山が見えました。
見晴らしも良さそうなので降りて一休み。

飛行機が飛んできたので慌てて1枚。

大成林道はここまで通じています。
風穴までは砂利道です。

  

庵沢山の麓に集落が見えました。

地図で調べたら若山の峰地区でした。

  

続いて視線を東に向けると、稜線上に青く霞んだ遠いお山が小さく覗いてて、気になってアップで。

アンテナ群があるのは黒森山(高知)。

たくさんの風力発電は、鶴松森(こっちも高知)。
羽根まで見えて、視界良好すぎ!

  

さて、登山道復帰。
フェンスに沿って歩き、尾根に乗ります。

雑木と濃い目のササが競演。
木立の隙間から-

  

(写真右から)石墨山から皿ヶ嶺まで、皿ヶ峰連峰が見渡せました。



足首が隠れるほどのササ原です。
丸く見えるササ山を登ったら-

平らかに。
背の低いササ原は山頂が近い合図です。

再び丸い地形が見えたら-



八辻ノ峰山頂に到着しました!
ひざ丈のササが一面に拡がっています。
山頂標の前のササが凹んでいます。
足で探ってみると-

三角点が出て来ました。

「煙草山」三等三角点。
標高は、1273.31mです。

三角点のおかげで、これらの山頂標は合っています。


ひとりごと

とっても気持ちのいい稜線山歩でした。
小春日和だし、紅葉は雨のように舞い散るし、虫はいないし、クモの巣はないし。
鞍部へと下る途中にあった杉木立は、不思議と心地よかったし。
お山歩はやっぱり、秋・春がベストですね。
緑濃い真夏だったら、また違った感想になったでしょう。

八辻ノ峰だけ登りたい時は、大成林道を大成無線中継所まで車を乗り付ければ簡単です。
簡単すぎてつまらないかも知れないけど、縦走になれてない子どもなどには向いてると思います。

稜線歩きは楽しかったんですけど、鞍部を過ぎた辺りから徹夜明けの疲れがみるみる現れ始めてました。
中継所以降、移動スピード、ダウン。
一度上がった動悸はちょっと立ち止まったくらいじゃ落ち着かないし。
寝不足はやっぱり能率悪いです、当たり前だけど。

縦走路からちらちら見えてた高知県境の山並み。
いつか登ってみたいと思ってるお山がいくつかあるんですけど、地図で見るより標高差を感じました。
チャレンジしがいはあるんだけど、八辻ノ峰くらいでへこたれてたら絶対登れないなぁ…。

この気多山、八辻ノ峰は地図に名前が載ってないけど、八辻ノ峰には山頂標が3つもあります。
ガイドブックの影響でしょうね。
石鎚山が見えるのがこの縦走路の一番の楽しみ。
残念ながら八辻ノ峰山頂からは見ることができません。
石鎚に出会うには、さらに歩みを進める必要があります。
次は、その続きです。

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