へ行こう!
大成神宮へ | |||||||||||||||
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮ | |||||||||||||||
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①国道494号線を利用し、黒森峠越えで旧面河村へ向かいます。
高度が増すにつれ、紅葉した木々が目立ち始めました。
路肩には落ち葉がもう積もりまくってます。
向かいの山の紅葉したところは自然林が残っているところ。
緑の場所は人工林。
②唐岬の滝遊歩道入口がある左急カーブ。
石墨山の登山口もこのカーブにあります。
写ってる石碑は漱石の句碑。
③則之内交差点から16kmで、標高985mの黒森峠、川内側。
写真中央の砂利道は林道割石線。
峠を越えた-
久万側はこんな感じです。
ちょっとした広場があったり、トイレもあります。
トイレの横には割石東山への登山口があります。
道は面河ダムまでずっと下り坂。
途中、小網という小さな集落があるだけで、
ほとんど森林の中を下って行きます。
④黒森峠から5.4kmで面河ダム湖畔の丁字路。
道はここで面河ダムを挟むように二手に分かれます。
国道は左へ。
ダム湖のほとりで小休止。
今夏の渇水の影響でいまだに水位が回復してなくて、
水際から遠いボートがなんだか淋しい。
写真左に頭を出しているお山が、
これから向かう気多山の東にある大ノ森。
笠方公民館に大きな銀杏がありました。
見事だったので、寄り道。
湖畔から離れて少し走ると、正面に堂ヶ森が。
頂上の反射板ですぐ分かりました。
⑤渋草の数根尾(かずねお)地区まで来たら、
大成(おおなる)の入口はもうすぐ。
⑥面河支所(旧面河村役場)から300mほど手前の、
里成地区にある、割石川に架かる新杣川橋。
渡ってすぐ左に大成への入口があります。
「四国最後の秘境 落武者の拓いた隠れ里 大成」
青いゲートが目印です。
道に入ってすぐ、1.5車線の狭い道になります。
大成まで6km、対向車に気をつけて。
⑦標高698mにあるヘアピンカーブ。
このような急カーブが大成の入口まで計3つあります。
青いゲートから大成までの標高差330mをのんびり上り詰めます。
⑧3つ目のカーブにあるのが坂瀬渓へ続く坂瀬林道起点。
「←坂瀬渓 大成→」
一応、坂瀬林道は入口からこんな砂利道。
五代ヶ森登山にはこの道を使う人がほとんど。
⑨上記のカーブから500mほどで集落入口。
左の坂道を上れば-
大成の集落です。
大成神宮に向かってジグザグと上る道沿いに、
民家が寄り集まっています。
夕暮れになれば薪風呂の煙が立ち昇る、静かな集落です。
⑩集落のひとつ目のカーブに、
天然記念物“初瀬の大桂”の入口があります。
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大桂を見に寄り道します。
駐車スペースは遊歩道入口ぐらいしかありません。
遊歩道入口にある建物は“凌雲亭”だそうです。
奥に公衆トイレなどあって-
⑪歩き出してホントにすぐ、右奥、杉木立越しに、
奇妙な姿の大桂が視界に入りました。
一本の野太い巨木を想像していたので驚きました。
落葉後の姿だったので、余計に不思議さが際立って見えました。
葉を着けている時は一体の巨木に見えるようです。
以前は『翠巒閣』という、
朱塗りの欄干がついた大きなテラスが正面にあったそうです。
いまは跡形もありません。
大桂の全体を撮るには、遊歩道を右下に下り、
『翠巒閣』があったらしい場所がベストです。
大桂に向かってカーブする遊歩道沿いに-
石碑や水かけ地蔵さん。
樹齢300年以上の大桂を祀るように祠がありました。
遊歩道はこの先、通行止めになっていました。
『大成学舎跡』という名の展望台も立入禁止です。
近づく程に巨大さが実感できます。
中央の木を13本の木が取り囲み、
仲良くひとつのコミュニティを形成してるようで神秘的。
見上げると、桂の迷路。
入口に戻り、大成神宮を目指し、
カーブをひとつ曲がった次の左カーブに-
⑫民俗文化財の『やまびこ荘』がありました。
門が閉まってたので、見られたのは外見だけ。
面河村指定民俗文化財 |
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やまびこ荘は、文化10年に建築され、家塾大成学舎、松山藩杣野銅山手代所、戸長役場、大成風穴養蚕管理事務所がおかれ、知名人が多数訪れた建物です。 |
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門の前に立つと、坂瀬の谷の奥、五代ヶ森が見えました。
坂を上り、カーブを二つ曲がって民家が途切れると、
林道の起点を示す標柱がありました。
「林道大成線
延長2,191米 幅員3.0米」
⑬不意に道が拡がって、広場のような場所、ここが大成神宮の入口に着きました。
一対の大きな石灯籠とこれまた巨大な大鳥居。
ずらーっと石灯籠が立ち並ぶ参道が現れ、大桂以上にびっくりしました。
境内のお掃除に来られてた方の車と比較してみてください。
ちなみに、車が駐まってる空き地の辺りに昔、ハト小屋があったそうです。
偶然出会った地元の方に教えていただきました。
林道はこの先、鳥居の左向こうから森の中へと延びています。
気多山へはここに駐車し、境内奥にある登山道まで歩きます。
その前に、ここから見えるパノラマを堪能です。
ここまで(標高約900m)上ると、
坂瀬の谷の奥に堂ヶ森の姿を捉えることが出来ます。
パノラマ中央、丸いお山は大ノ森の南にある無名峰。
北側の眺め、堂ヶ森方向をアップにしてみると-
写真左から、堂ヶ森、鞍瀬ノ頭を、
左の尾根で隠した五代ヶ森から八辻ノ峰まで、
それらを結ぶ稜線を観察することができました。
西に目を転じると、中央奥の桂ヶ森を中心に、
久万西部のお山が顔を出していました。
では、神社へ。
まず、右手にヒメボタル群棲地の解説がありました。
面河村文化財 |
(天然記念物) |
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ヒメボタル群棲地 |
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大成林道沿線一帯に棲息、群棲地として希少価値が高く、平成10年天然記念物として村が指定する。 |
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※ヒメボタルを保護するために |
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面河村教育委員会 |
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海南総鎮護 大成神宮 |
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御斎神 |
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縁起 |
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数を競うかのように灯籠が参道を挟んでいます。
龍の手水社の手前、右に「昭和苑」という、
将軍塚、聖桜碑、剣の御所、エビネ苑の入口があります。
※今回は寄り道しませんでした、すみません。
剣の御所は見ておきたかったよう…。
あ。
うん。
⑭坂の行き止まりを左に曲がった途端、
真新しい大きな拝殿「鮮雲殿」が出現!
「大成宮」
清潔で簡素な拝殿内部です。
奥にある綱が巻かれた大きな岩がご神体でしょうか。
合掌。
拝殿左に門があります。
くぐってすぐ右に-
さきほどの本殿が見えて、
もう少し歩を進めると-
ご神体らしい大きな岩でした。
著名人が記念した平安しだれ桜という桜が、
各所にあって、池のほとりにあったのは-
「冒険家 河野兵市先生 参拝記念」
と書かれていました。
そして、このエリアでもっとも驚くのがこの「金鳶殿(きんえんでん)」。
左の石灯籠も大きい(手前のドラム缶と比べて下さい)。
朱と白地が陽に輝いてさらに大きく見えます。
“落ち武者の里”のコピーが場違いに思えるようなまぶしいたたずまいです。
斜めから。
向かって左が「柏曄殿」。
中央が「皇霊殿」。
皇室関係御物が奉安されてるそうです。
柱には龍が刻まれています。
右が「悠久殿」。
参拝が済んだら、参道坂の突き当たりへ戻ります。
「気多の峰→↑」の案内通り、
石段を登り、左へ曲がると-
階段が続いていて、
登りきったら左へ曲がります。
すると-
⑮また石灯籠がずらっと並んだ広場がありました。
奥にある立像-
「聖天子の像」は、昭和天皇の皇太子時代のお姿。
石像の上から何回も銅を塗り重ねた「石胎銅像」だそうです。
広場の右上にある紅い鳥居が気多山登山口です。
少々、草にまみれています。
ひとりごと | ||
山歩した日は朝から素晴らしい快晴でした。 国道494号線を走行中、道路の拡幅工事に出くわしました。 山の紅葉はかなり進んでて、路肩にたくさん、落ち葉が積もっていました。 黒森峠も紅葉は残ってたけど、それ以上の高度になるともう散ってるようでした。 峠越えて久万側に入ると、日当たりがいいせいか、川内より温かでした。 久しぶりの面河ダムは水が少なくて、この冬もまだまだ水不足が心配です。 笠方公民館のイチョウを撮ったり、堂ヶ森を撮ったり、度々停まってたら、面河に着くのが遅くなってしまいました。 大成は初めて。 まず、初瀬の大桂へ。 そして、大成神宮へ。 大成神宮も後回しにしたらダメだと思って、ちゃんと参拝しました。 金鳶殿では、裏に回ってみたり、結構、じろじろ見て回りました。 さて、大成神社は、ちゃーんとオフィシャルサイトを持っています。 参道を掃除をされてたおばさんに訊けばいろいろ教えてくれたかなぁ? とりあえず、オフィシャルサイトには大成集落の始まりについても触れられているので、見てみて下さい。 平家の落人伝説は各地にあります。 一通り参拝を済ませ、気多山登山口へ。 境内は、参道で出会ったおばさんががんばって掃除してくれてるのか、きれいでした。 で、で、でも…。 次に向かった登山道は境内の外。 |
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