へ行こう!
瓶ヶ森・女山へ | |||||||||||||||||||||||||||||
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨ | |||||||||||||||||||||||||||||
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①瓶ヶ森の最高地点・女山へ向かいます。
一度軽く下ってすぐ上り。
尾根道はなだらかで日当たりも◎。
おかげでササも元気。
道も隠しちゃうくらいの勢いです。
たまには倒木も。
くぐって、茂みを抜けたら-
②どっかーんと拡がる氷見二千石原の真上に出ました。
解説不要、真緑ののっぱら、見てるだけで視力もうんと回復しそう。
ダムを“水瓶”なんて表現したりしますけど、
広大なササ原に降った雨を受け止めるこの氷見二千石原こそ、
巨大な水瓶ですね。
瓶ヶ森の“瓶”はそういう意味もあるのかも。
“亀”ヶ森って当て字されてた時代もあったみたいですけど。
この先、視界を邪魔するものは、
せいぜい、アケボノツツジくらい。
③尾根の上に出て、また西黒森にご挨拶。
山頂目前。
空にチョークで線を引いたような飛行機雲がかかりました。
飛行機雲がなかなか消えない時は天気が下り坂の印だったりします。
上空に湿気が多い時ほど発生しやすいのです。
飛行機雲ができないか、できたそばから消える時は、
空気が乾燥していて、お天気も安定。
この日は午後、雲が発達してきました。
④山頂の真下に笹ヶ峰縦走路の分岐があります。
「笹ヶ峰→」と表示されてますけど、笹ヶ峰はまだまだずっと先、
いくつもの山頂を踏んでいかないとたどり着けません。
県境も縦走路と一緒に右へ逸れて行きます。
なので、女山は愛媛県の中にあることになります。
山頂の祠が見えてきたら-
⑤瓶ヶ森の最高地点、女山に到着です。
女山の名の通り、周囲をササに覆われ、
なだらかなドーム状の優しい姿をしています。
写真左端の道は男山から歩いてきた道です。
三角点は祠の横にあります。
こちらは祠がひとつ。
「石土山大権現女人道」と彫られています。
合掌。
お祈りが済んだら、大展望を味わいましょう。
写真中央右よりにある菖蒲峠からの登山道が通っている、高森へ至る尾根と、
西黒森の北西斜面にはさまれた眼下の谷は、
大保子新道のある
西条市の街並みもよりくっきり見えます。
笹ヶ峰の奥に東赤石や八巻の赤石山系もちらり。
上の写真から少し南寄りに。
笹ヶ峰までササ原がずっと続いています。
今度は石鎚山がそびえる西向きに。
石鎚山の右下、成就にある石鎚スキー場の碧いゲレンデも見えます。
市街地をアップで。
写真では霞んでしまいましたけど、しまなみ海道もうっすらと。
来島海峡大橋の橋脚などは白く大きいのですぐ分かりました。
きっと向こうからもよく見えてるでしょうね。
さて、下山です。
これから2軒ある山小屋へと向かいます。
石鎚の方に向いて道が下っています。
まず、ササ原を横切るトラバース路まで560m下ります。
⑥ササ原を眺めていると風が見える時があります。
風に揺れるササが作った陰が風下へと移動して行くのがそうです。
そうやって景色に見とれてると、いつの間にか時を忘れて、
ぼーっと、リフレッシュしちゃいます。
⑦山頂を振り返って。
綺麗なスロープです。
冬は最高の天然ゲレンデになるね!
スノーボードでもスキーでもスノーシューでもいいから、
雪遊びしに来てみたいなぁ。
冬の林道は冬季閉鎖されてるので、麓から歩いて登るしかないけど。
いまみたいにスキー場なんかなかった時代は、
板担いで登ってくる人も多かったようです。
⑧瓶ヶ森ヒュッテのある針葉樹林の向こうにまたササ原が見えます。
ちょうど、キャンプ場のある辺りです。
石鎚も正面。
女山を振り返ったり、石鎚見たり、キョロキョロしてたら-
⑨トラバース路に到着しました。
道標に従って左折すれば登山口へ帰れます。
歩行中禁煙は当然です。
ひとりごと | ||
“山登り”な所は男山まで。 女山山頂を目前に右へ逸れて行く笹ヶ峰縦走路は、林道まで下り、再び登り返して西黒森山頂を目指します。 氷見二千石原の一番高い所でもある女山は、見晴らしは抜群です。 さて、ササ原を歩くときの、ちょっとした注意事項です。 必ず、登山道を歩いて下さい。 写真のように道がふたつあるように見える場所がよくあります。 溝のようになった登山道が凸凹して歩きにくいからと言って、 「立入禁止」の規制看板が点点と立てられているのはそのためです。 |
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