道後のお山
へ行こう!
お山について登ってみよう!メールホームへ
姫塚から石手寺へ
距離 約1km
一般道
歩道
下記写真の場所

伊佐爾波神社の裏、
テニスコートの北側の道を入ります。
車は通行止め。

前方の削られたお山では、珊瑚や貝の化石が採れます。
でも、崖なので落石には注意して下さい。

車は通れないけど、ちゃんと舗装された一本道。
山の向こう側、石手寺裏の道と繋げるつもりだったのでしょうか?



訪問時はここで行き止まりでした。
※現在は石手寺まで開通しています。

階段を登り、尾根に出ると-

石手寺裏山の山頂に立つ巨大お大師さんに出会えます。



尾根の向こうは畑になっていました。
この道は遍路道で、畑の中を通っています。
下って行くと-



道が右に分かれます。
今回は右に向かいますけど-

まっすぐ進むと、石手寺裏の車道に出ます。
更に下ればマントラ洞窟から石手寺に入れます。

この遍路道は“道後村めぐり”のコースにもなっているようです。

さて、先の分かれ道を右折し-

道なりに進むと-



石手寺裏の愛宕山山頂へ向かう尾根に出ます。

曲がり角には遍路道の道標。

この尾根道は舗装がされています。



愛宕山山頂に到着です!
山頂はとっても見晴らしがいいです。

北側の風景。
これから目指す道後山もちらり。

  

隣の常光寺山を中心見た松山東部の山並み。

  

こちらは南向きの展望。

お寺へと下ります。

正直、途中まで道の状態はよくありません。
足を滑らさないように、注意して降りましょう。



石手寺境内へ。
石段を下ると本堂の横に着きます。

境内。

納経所と三重の塔の間を抜け、東の裏口へ。

車道に出たら右へ進みます。

愛宕山、常光寺山の詳細については、
石手寺のお山に行こう!」をご覧下さい。

ひとりごと

姫塚の尾根を越え石手寺の裏山へ。
一応、遍路道です。
大抵の歩き遍路さんは表の県道を利用されてるような気がしますけど。

伊佐爾波神社の裏側のマンションとか建ってる姫塚という場所に断崖があります。
子どもの頃、このガケにちょくちょく化石採りに行ってました。
崩れ落ちてる岩を拾ってよーく観察してると、ギザギザ模様のサンゴの化石がすぐ見つかりました。
貝はたまーに。
アンモナイトや三葉虫が見つかれば最高なんだけど、一度も見つけられませんでした。
世界中の海に生息してたはずなのに…。
よく見つかる化石の貝は「イノセラムス」という二枚貝。
中生代(2億5100万~6550万年前) に生息した貝です。
「貝の化石なんか珍しくないやいっ!」って、見つけてもぽいってしてました。
でも、いま、イノセラムスは、日本地質学会が認定する愛媛県の「県の石」になってました。
「県の石」は「岩石」「鉱石」「化石」の3種類があります。
岩石は、「エクロジャイト」で、主要産地は、東赤石山周辺。
鉱石は、「輝安鉱」で、主要産地は市之川鉱山。
化石がなぜ、イノセラムスなのか?
それは、「Inoceramus uwajimensis」=“宇和島産のイノセラムス”という意味の学名のイノセラムスがあるからです。
いまでも見つかると思うけど、落石注意な場所なので、気をつけて下さい。
県内各地の博物館に行けば、姫塚産の化石に出会えたりします。

訪問時、テニスコート横の道は唐突に行き止まってました。
あれから数年後、あの道は石手寺の裏の道と繋がり、知る人ぞ知る抜け道になりました。
石手寺の裏が狭いのでマイクロバスまでしか通れないけど。
交通量が少なく、森の中を抜けるので、お散歩などにたまに通ります。

姫塚から愛宕山へは、元々、姫塚側で標高を稼いでいるので、そんなに登るような感じはありません。
坂道をえっちらおっちら歩いてたら、山頂に着いちゃうって感じです。
山頂から降りる時に、結構登ってたことに改めて気が付くくらいです。
愛宕山はパスって人は、車道をそのまま下ると石手寺にマントラ洞窟か、もっと下れば裏口から境内に入れます。
マントラ洞窟は照明がないので、目が慣れないうちはまるっきりの暗闇。
出口の明かりしか見えませんので、お地蔵様につまづいたりしないようにね。

次は、石手寺から道後山、伊台に向け、ハイキング・モードです。

ブログパーツ
     
inserted by FC2 system