道後のお山
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瀬戸風峠から道後温泉へ
一般道
歩道
下記写真の場所

展望スペースから北へ、山道を進みます。
時折、林が途切れて-

こんな景色が見えることも。
でも、大抵は、林が邪魔で、
チラリズムな展望が続きます。
夏はそのおかげで木陰が涼を与えてくれます。



林が途切れて瀬戸風峠が見えてきました。

瀬戸風峠は三叉路になっています。
宅地開発された方へ進むと伊台。
四国のみちもそちらへと延びて行きます。
一方-

道後温泉へはくねくね道を下って行きます。
歩き足らない人は、右の小径をたどり、
祝谷へ出て御幸寺山を登るのもいいかも。

「←石手寺3.4km 伊台バス停1.9km→」



瀬戸風峠

 この峠は、標高約210mで、松山市街地を見下ろす絶好の場所です。
市街地の中心に位置する松山城から、北東の方角に約3km離れており、最も手前に見えるビル群は、道後温泉を中心とする旅館街です。
この瀬戸風峠は、かって伊台・五明方面から道後や城下へ通じる交通の要衝として位置づけられていました。
 現在は、道後の商店街振興組合が中心となって、道後周辺のみどころ28か所を結んで設定している「道後村めぐり」のハイキングコースの一部として親しまれています。


ちょこっと寄り道してみます。
通称・道後平というこの広大な住宅地の-



造成された端っこまで行くと、
見晴らし◎な所が数ヵ所あります。

こんな景色や-

こんな見晴らしも。

東温アルプスも見えます。


寄り道が済んだら、道後へ向け、下ります。



この道は狭く、急です。

右へ登ると祝谷へ。

写真上の道は祝谷への道。



結構、下ってきました。
左には祝谷東町の住宅街、田高池。
道後温泉のホテル群も見えてきたら-



山道の終わりに、白い塀に囲まれた-

常信寺。

松山藩主のお墓がある常信寺は、
お庭もきれいで、
特に春の桜が満開になる季節は見事です。


春の境内の様子です。

桜は主に境内の外周に植えられていて、
どれも大ぶりな立派な木ばかりです。
けれど、桜の下はほとんどが墓地になっていて、
ゴザを敷いてお花見というわけにはゆきません。
ぐるっと見て歩くって感じです。

境内の中程にある松山藩主のお墓は、
石灯籠がたくさん並んでいます。

常信寺さんの正面を下ると-

右の法面に階段がありました。
「松山神社↑」と案内があるので、登ってみました。



松山神社の境内に、裏側からアクセスできました。

松山神社の手水舎にいる龍はこんな感じ。

徳川家の御紋、葵のエンブレムが使われています。
徳川家康と-

菅原道真の天満宮が合祀されています。
なので、境内には飛び梅も。



緩やかに、でも長い石段を下りながら振り返って。



松山神社のあらまし

一.由緒

 元和四年松山城主加藤嘉明、湯月八幡宮の境内へ山詞を営し、家康公の神霊を祭祀せしが、明和2年3月松山城主松平隠岐守久松定静これを祝谷田高の丘に奉遷し東照宮と称し、松山城下町の除難鎮護の神として社殿は壮麗を極め、累代の城主と共に町人等除難を祈って厚く崇敬せり。
又延喜元年菅原道真公筑紫に左遷の途中、祝谷山崎の丘に篤をもとめて柔田津の温泉に浴して、里人に文を教へ給ひしを以て、里人等深くその徳を慕ひ旧蹟の地に社殿を設け、太宰府より菅公の神霊を勧請し、天満神社と称し奉りしが、明治43年12月東照宮に合祀し、社号を松山神社と改称して、松山市内の除難開運の神として、学問の神として、医薬の坤として神徳高いし。

春の一枚。



坂道をまっすぐ下れば、樋又通りに出ます。
松山市東消防署のある交差点の近くです。
(大人的には風俗街の一本西の通り)
東へ進めば-



すぐに椿湯。

椿湯の壁にはトリックアートが描かれています。
温泉に入って一汗流すもよし。
本館は観光客が多いから、地元民が入るならこっちかな。

商店街を抜ければ-



道後温泉に到着。



道後商店街を駅まで抜ければ、
スタートした道後公園は目の前です。

カラクリ時計の横の足湯で疲れを癒すのもオススメです。

ひとりごと

瀬戸風峠は、宅地造成され、すっかり変わってしまいました。
昭和の頃の峠は、もっと山の中にある峠でした。
伊台からだと、林に包まれた狭い谷を抜けると急に視界が開けます。
道が二手に分かれる場所が瀬戸風峠でした。
廃屋みたいな農機具小屋が一軒あるだけで、なにもない峠でした。

伊台側には一時期、フィールドアスレチックが営業していました。
エリアも広くて、丸太とロープでできた障害物があちこちに点在。
池の上を渡る遊具では友達が沈して下着までびしょ濡れになってた。
僕はトランポリンが好きで、一日中、跳んでましたた。

フィールドアスレチックの閉鎖後、しばらく、ただの空き地でした。
それがある日突然、大規模宅地造成、スタート。
その頃、僕は長野や北海道で暮らしていました。
しばらくぶりに帰郷したら、「山が消えてる…」って感じで、とても驚きました。
山の一つや二つ、短時間に簡単に消せるもんですね。
道後平という名で売り出された広大な宅地。
見晴らしの良い場所から当然売れて、しばらくは空き地だらけでしたけど。

瀬戸風峠からは祝谷の方へも下りられます。
一度だけ、御幸寺山まで足を伸ばしたことがあります。
その時は、ずっと徒歩で来てたので、戻る必要がなく、だからできた遠回りでした。
でも、さすがにクタクタになりました。
帰宅後、湯船の中で寝込んでしまい、溺れそうになるほど、疲れまくることができました。

いつか紹介しようと思っていたこのコース。
個人的に“道後トレイル”と呼んで、汗を流しています。
山有り、観光地有り、温泉有り。
タオルと、ペットボトル一本持ってふらっと出かけりゃ、いい汗かける、おすすめコースです。

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