菊間のお山
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瓦のふるさと公園 天王山山頂から
距離 約600m
標高差 約50m
一般道
徒歩
下記写真の場所
見晴らしあり
  

長津神社から降りてきた、辰の分岐から。
写真右の道へ進み、展望台へ向かいます。

  

すぐにまた分岐。
下から上がって来た道と合流するところに-

卯(うさぎ)のモニュメント。
でっぷりウサギさんです。

  

ウサギの前から見た分岐。
写真左を下るとバラ園、正面の道が展望台へ。



山頂・長津神社の北側をとことこお山歩。

寅(とら)が吠えてます、がおぉぉぉ。

空がわっと開けた場所にあるのが、ローラー滑り台のスタート地点です。

瓦のふるさと広場らしく、ゲートも鬼瓦。
でも、素材は瓦じゃなかった気がします。
滑るとローラーがゴロガラ音を立てるので、
夜間は使用禁止になっています。
菊間の夜は静かなので、
山の上の物音も町中に良く響くのでしょう。

  

スタート地点からのパノラマです。
菊間の町と島影浮かぶ斎灘を真っ正面に、全長120m。
大人でも充分楽しめます。

バラ園からまた登り返すのがしんどそうだったので、
僕は写真だけ撮って登り返しました。



滑り台からすぐに展望台。

その前に、どんぐり目玉の丑(うし)さん。

プレートはなぜかお尻側。

展望台は橋を渡ります。

時計台にもなってて、夜はライトアップされます。

  

橋の上からの眺めです。
町の東に連なる菊間丘陵が見えてきました。

階段を一つ登った展望室。
地名が入ったパノラマ写真が飾ってあるので、
島の名前も山の名前もすぐにわかります。

  

展望室から見えるパノラマです。
眼下にかわら館、菊間駅、菊間の町並、そして菊間港。
海の向こうには島影と本州・広島側の山並みが重なって見えてます。

  

島影・本州の山並みをアップ。
写真左から、下蒲刈島、蒲刈島、
その後に呉の野呂山、斎島、豊島、
農道が白く光る大崎下島は一峰寺山が大きく見えています。

  

八幡山と太陽石油プラントの沖に浮かぶヘソ島の奥、
右から飛び出して見える岬が波方町の梶取ノ鼻、
そして大三島方面をアップで。

  

菊間丘陵をアップで。
写真左、手前の茂みはこの天王山の東の峰、
その奥の山が奈良原山、無宗天山、高仙山、
菊間最高峰でアンテナが林立する大深山。
眼下の菊間小学校・保育園から、
学校のチャイムや子どもらの黄色い声が聞こえてきます。

  

展望台を後にして、次はお山の東側の峰へ。

  

東へ歩き始めてすぐの右上に登る道は-

長津神社の裏にあった降り口に続いています。



展望台の裏は芝生も綺麗なすり鉢状の広場になっています。
写ってませんが、写真右外には、
ふれあい広場という土のグラウンドもあります。

子(ねずみ)も、どんぐり目玉でちゅー。

広場から見た展望時計台。

  

すり鉢の縁を回りながら下っていくと、
東の峰のこんもりした森が正面に。
右下には公園裏の駐車場で、
展望台へはかわら館から登るよりかは少しは楽かな。



東の峰で遊歩道が左右に分かれますが、
間に簡易舗装の小径がありました。

登ってみたら墓地でした。
引き返そうかなぁと思いつつ、奥へ進むと-



やっぱり墓地ですが、
大正時代、この辺りから古墳が発見されています。
ある意味、古代から墓地でした。

墓地の奥にあるのは民家っぽいですが-

稲荷堂です。

正面には遊歩道へ降りられる石段あり。
でも、ここからは降りずに、墓地を戻って-


遊歩道へ帰り、下っていると-

未(ひつじ)で、ござうーる。



遊歩道の左下に立体遊具の公園、そしてこけしみたいな変なおじさん。

遊歩道の高さにある東屋からは-

前の木がちょっと邪魔ですが、海も見える清清しい眺め。
お弁当食べるのに最適。



  

東屋から東へ少し歩くと、
稲荷堂やかわら館への分岐があるところに-

モモを持った申(さる)。

  

東に行くにつれ、また山っぽくなります。
左は北麓の厳島神社や菊間駅裏口へ下る階段。

木洩れ日の中を歩いていると-

酉(とり)。
背中に可愛いヒヨコが乗ってます。

次に出会うのが-

戌(いぬ)だわん。
前足の間に子犬がかくれんぼ。



  

遊歩道の東端まで来ました。

亥(いのしし)がにらみをきかせています。

次に山歩する奈良原山が目の前です。

遊歩道の端っこを折り返すと物見やぐらが建っています。



太いログでできたやぐらは、
どことなく古墳っぽい雰囲気。

木の階段を登ります。

3階くらいの高さがある展望フロアは、周りの木よりまだ少し高いので、
見晴らしも風通しも良くていい気持ち。
安全のため、手すりは二重になってます。

  

かわら館の方は見えにくいけど、
町を二つに分ける菊間川沿いの家並みが見下ろせます。

  

天王山のお山歩終了。
いろんなところから下山できますが、
今回は、申(さる)の分岐に戻り、
写真左の小径を下ってかわら館まで帰りました。



駐車場に戻ったらちょうど菊間駅に普通車が着いたところでした。
バス停などがある駅前は線路の向う側。
こちら側からもホームに行けます。

ひとりごと

2ページに分けて紹介してみました。
今治市のホームページでもここまで詳しくはないので、特に菊間のみなさんには喜んでいただけたかも。
“小さいお山を百名山ばりに紹介したら面白いかも”、というコンセプトで始めたのが当「お山へ行こう!」ですから (*^o^*)
どんな高いお山でも分岐もない、見晴らしもない登山道だったら1ページ埋めるのも実は大変です。
天王山は公園になってるし、神社もあるし、古墳もあるし、展望台からの眺めは良いし、十二支のモニュメントもあるし。
楽しいお山はおのずと情報が盛りだくさんになります。

さて、先のページで、天王山が御陵墓じゃないかと調べてみたら全然関係なかった、という話をしました。
諦めきれなかった住民らが再調査を依頼し、発掘作業を行ったのが、稲荷堂の手前の墓地。
七社明神古墳(田村天王塚)と命名されています。
再調査は大正7年(1918)のことでしたが、結果はやっぱり、無関係。
でも、鉄刀に鉄鏃、馬具に土器多数、水晶切玉、管玉、金環などの装飾品も出てきました。
斎明帝より3~400年以前のもので、国造級の所持品という鑑定結果。
これはこれですごいと思います。
斎明天皇とは関係ないという結果がまた出て、地区のみなさんはとても落胆されたでしょうね。
これらの出土品は菊間中学校の資料室に展示されてるそうです。

見晴らし抜群の展望時計台は、高さ20mちょっと。
時計の大きさは直径3mもあり、夜はライトアップされてきれいだそうです。
山の東端にある物見やぐらは周りの木が成長して視界を邪魔し始めてます。
でも、展望台は橋の方にしか木がないので、何年経っても同じ景色を楽しめそうです。

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