桂ヶ森へ行こう!
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下記写真の場所
  

国道33号線、西明神。
仰西渠史跡、大師堂、「仰西」JRバス停のある交差点。
山半分がばっさり無くなったような菅生のお山のそば。

カーブを抜けたすぐの交差点で右折し、西へ。



家並みを抜けたら現れる採石場。
岩山がガリガリ削られてます。



木立を抜けると急に田畑が拡がる、槇の川地区。
目指す桂ヶ森はまだ遠く感じます。
分岐はいくつもありますけど、道なりに走ります。



舗装終了。
砂利道に変わります。



  

林道割石線の起点は分かれ道で、右の道がそうです。
入口は軽い下り、橋を渡ったら上り坂に変わります。

  

「林道割石線 起点 幅員3.0m 延長2.3km」



草木線に比べたら砂利が細かめでタイヤに優しかったです。
踏み固められた路面には大きな雑草も生えてません。
頻繁に利用されてるようで、当日も丸太の切り出ししてました。
迷うような分岐はありません、道なりに安全運転で。



終点に到着。
(多分、山主さんの)車が一台、登山口の前に停まってました。

  

下山後、車がいなくなってたので撮り直し。
正面の林に分ける小径が登山口です。
左の、青い三角テント方向にも幅広い小径がありますけど-

そちらは作業道で登山道ではありません。
木にも-

「この道は桂ヶ森登山道ではありません
 登山道は右谷沿いの道です 山主」
親切な山主さんです。

この沢沿いにある-

小径が登山口です。

ひとりごと

狭い谷を抜けた途端、とても広い農地が現れて驚くことがあります。
麓から見た限りは山また山で。
平らな所なんか無いような、あっても木しか生えてないんじゃないか。
そんな勝手な思い込みのせいなんですけど。
緩斜面を上手に利用した段々畑や棚田があって、風景に溶け込んだような農家が点在してて。
五右衛門風呂の煙突から白い煙が上がってたり、猫や犬がのんびり日向ぼっこしてたり。
国道からは見えないところにある、そんな豊かな田園風景に出会うのが僕は好きです。

長野県の川上村という、高原野菜の栽培でみんな大百姓ばかりっていう農村で働いていたことがあります。
川上は、県道沿いにも広大な畑もありつつ、行ってみないとわからない広大な農地が山の上にばっかばかある村でした。
お世話になってた家は千曲川の源流域の真横にあって、そこからは畑は見えません。
でも、軽トラで山道をちょいっと上ったら、突然、視界が360度拡がります。
畑には採っても採っても終わりが見えないような、レタスや白菜の畑。
まるで野菜の海が拡がってるような風景でした。
愛媛じゃ見たこと無いような大型のトラクターをみんな持ってます。
そんな大型トラクターも風景に負けてちっぽけに見えちゃうような広い畑でした。
うちの畑からは、朝陽に照らされ、あかね色に染まった八ヶ岳がとってもきれいに見えました。
仕事は大変、いや、過酷だったけど、今ではいい思い出。
山間で出会う田園風景に特別な郷愁を感じるのは、そんな思い出のせいかもしれません。

さてさて。

二名側から下山後、久万へ回り込むために、鴇田(ひわだ)峠を越えてくことにしました。
そこが一番の近道なので。
遍路道で四国のみちなそのルートは、県道から左折してしばらく走るともう砂利道。
昼も過ぎてしまい、気持ちばかり焦ります。
でも、がたごとがたごと、凸凹道で、先日パンクしたこともあり、急ぐに急がれず、ちょっとイライラ。
たどり着いた鴇田峠は木洩れ日の中にありました。
こことは別に、歩いてのみ越えられる、もうひとつの鴇田峠があります。
歩き遍路さんはそっちを越えて久万に至ります。
鴇田峠から先もがたごと道で、おまけにうねうね遠回りするようなルート。
秋の陽はどんどんと傾いていくし、おちおち写真なんか撮ってたら日が暮れちゃいます。
ゆっくり急いで久万の町へ出、スーパーで昼食代わりのおはぎを買って西明神へ向かいました。
林道割石線は草木線より砂利が細かめで気持ち急いで走れました。
日はますます傾いて、終点はもう山の陰。
おはぎを急いで頬張り、登山道の小径に突入しました。

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