北尾根 | |||||||||||||||||||||||||||||||
①②①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮ | |||||||||||||||||||||||||||||||
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①景色のいいところで弁当を食べたくて、
経ヶ森山頂まで足を伸ばしました。
遍路道に降り立ったところから10m登ると-
こんな距離に経ヶ森の登山道があります。
「経ヶ森へ約0.2km→」
距離より標高差が気になる経ヶ森。
雨水でえぐれたりして、登山道はU字の溝に。
一瞬、傾斜が落ち着くけど-
ジグザグ路に。
この登山道は落ち葉と粘土っぽい土でよく滑ります。
下山時は急坂でいっつも尻もちつきそうになります。
岩が露出しだしたら山頂は間もなく。
②経ヶ森山頂に到着です!
経ヶ森については、『太山寺のお山へ行こう!』もどうぞ (^_^)
標高203mで出迎えてくれるのは、
身代わり観音様(二代目)。
合掌。
あいにく、曇天になっちゃったけど、それでも、
なにか、おみやげをいつもくれる経ヶ森です。
海を照らす“天使の道”がきれいでした。
歩いてきた勝岡の峰を振り返って。
経ヶ森から見るとこれから引き返す勝岡も、
その先の白石ノ鼻もすぐ近くに思えます。
①遍路道まで戻って-
西山を登り返し、小ピークをいくつも越え、どんどこ戻ります。
縦走路は明瞭ですが、脇道、支線も多数あるので、
尾根から大きく外れないよう、そこだけは注意して歩いてください。
①140m小ピークのショートカット部分。
ここが見つけられないと遠回りすることになります。
でも、試しに、明瞭な道をたどって、
遠回りしてみました。
道は東から南向きに進路を変え、下ってゆきました。
道幅は肩幅くらいだけど、しっかりしていました。
②谷間のみかん畑が見渡せる明るい場所に出たら、
勝岡から下って来た道と合流分岐しました。
土に埋もれてはいるけど、簡易舗装されています。
合流した道は太山寺の参道に向かって延延と下ってゆくようです。
奥の谷の上部に、縦走路の途中にあった、
ツルで覆われていた斜面が見えました。
では、尾根へ復帰。
尾根へ帰る道はさっき下って来た道よりちゃんとしてて、
簡易舗装されてます。
すっかり雑草に覆われてるけど。
地形に沿ってくねくね登ったら、森を抜けて-
すっかり荒れ放題のみかん畑の跡地に出ました。
麓に見えるため池は南勝岡池。
雑木林と雑草の植生境になってる道を登ってたら-
左に曲がるところでL字のパイプがあったり。
盛んにみかんが栽培されてた頃の名残は-
登ってるこの簡易舗装の小径もそのひとつ。
③勝岡の南、100mほどのところにあった分岐合流場所に復帰しました。
結果、①から③までの距離は、ショートカットコースだと200m、
遠回りは550m、でも一旦下るので、標高差30m×2加算されます。
さてさて、この後、勝岡もささっと通り越し-
④勝岡八幡神社から登ってきた四差路まで戻って来ました。
堀江の海を右に見下ろしながら、北に向かってお山歩再開。
ガードレールはあるけど舗装はない砂利道を100mくらい歩くと-
⑤130mピークの下で道が左右に分かれます。
右の砂利道沿いにはアンテナが建ってます。
“J-フォン”はいま、SoftBank。
左の道はまた舗装が復活。
北へはこの道を進みます。
左右から雑木が押し寄せる軽トラ幅の道が-
⑥一転、急に開けます。
興居島、全開ですっ!
道の下はまたツル植物の海。
水道を進むタンカー。
興居島側は昔、貯木場があった入り江。
下ってくと、ちゃんとみかん作ってる畑も残ってます。
海風の当たる畑のみかんは美味しいのだ!
⑦尾根の左右に海が見える場所へ。
四差路から600mくらい北へ離れたところです。
お山から見える海はまた特別、気持ちが良いですね。
⑧農道の分岐合流Y字路へ。
右は勝岡の円明寺奥の院方面へ下る農道なので、
左の高浜寄りの農道へと進みます。
こんな感じに左にくぃっと折り返します。
道はゆるゆる高度を下げてゆきます。
農道の道端には写真のような貯水槽がたまにあるので、
よそ見歩きしてハマったりしないように。
水槽にはミドリムシがたんまり。
⑨高浜へ下る農道が左へ急カーブするところで、
道を外れるみたいに直進します。
道を外れたかと思ったら、こっちも舗装されてました。
ただ滅多に人が通らないだけのようです。
ほら、ちゃんと舗装が残ってる。
尾根伝いに道は続き-
⑩また分岐合流。
今度は右に下って「白石」三角点まで降りられる道。
木に赤テープの目印付き。
縦走路はこの後、ちょっと不明瞭になったり、
行き止まりに迷い込む可能性も大なので、
道が分からなくなったらここまで戻って、
この道で下山してください。
さて、縦走路の続き。
うわっ! ササが押し寄せてるぅ!
⑪ササを抜けたら今度は左から道が合流してきました。
でも、この場所、縦走を仕上げる一番重要な地点でした。
実は、左の道のほかに、右のササヤブの中に道が隠れていたのです!
直進する道の右斜めに分かれる道は、
ササに埋もれててよーく見ても、
全然、道には見えません。
先の赤テープ付けた人も見つけられなかったのでしょう。
で、分岐に気がつかず、簡易舗装の道を道なりに直進しちゃうと-
道はいい感じで続いているのですが、
気がつかないくらい、進路が西に少しずつずれていきます。
やがてまたササヤブに襲われ-
道が西向きに90度、転進してることにも気がつかず-
西の支尾根で行き止まってしまいます。
電信柱とモノラックのレールが取り残された場所です。
昔はこの辺りもみかん畑があったのでしょう。
というわけで-
もし、行き止まっちゃったら⑪の分岐まで戻りましょう。
⑪の分岐を見つけられなかった時は、⑩まで戻って下山して下さい。
⑪では、正しい?縦走路の続きを。
左の農道の延長線上、
右のスギとササヤブの間に道が続いています。
まさか、こんなところに?って場所に入ると-
ゴミが散乱した空間に出ます。
その先に-
こんな感じでちゃんと道が続いています。
野ウサギかイノシシくらいしか通らないので、
ササが元気なところがあるけど-
道端に貯水槽も残ってたり、
昔は農道として機能していた名残がちゃんと残ってます。
それに実は腐葉土で埋まっちゃってるけど、
簡易舗装も残っているのです。
だからヤブにならず、道としてまだ歩けるんです。
倒木が一部、削れています。
文字通り、けもの道になってる証拠。
またキノコ。
ぼこぼこ、にょきにょき、固まって生えてました。
きっと食べたら泡吹くんだろうなぁ。
⑫岩がごろごろ露頭してる小ピークを通過。
もしかしたら、丘陵上で発見されてる古墳・遺跡のひとつかも。
落ち葉に埋もれた農道の名残を下ってくと-
みかん畑に出ました!
北方向に海も。
岩壁には釣り人の姿も。
遠くの島は北条の鹿島です。
ここまで来たら、また車の走行音(雑音)復活。
県道がすぐそこなので、潮騒より車の騒音。
いよいよ、下って来たなぁって思うと、
旅の終わりを実感しちゃって、
ちょっと寂しい気持ちになったりします。
⑬みかん畑の端っこを歩いてくと、
太山寺丘陵最北端に到着です。
最北端のみかん畑を振り返って。
今日もいっぱい歩いてきたなぁ。
さて、この後ですが、
北は急斜面なので下ることはできません。
一応、ルートを探してみたけど、
素直には降りられそうもないので、
みかん畑へ戻って-
モノラックのレールに沿って下らせてもらいました。
畑に農家さんがいらしたらちゃんとご挨拶して、
通行の許可をもらってください。
レールは真下に見える小屋まで急角度に連絡してます。
⑭溝に渡してある木の板、
半分、腐ってるので、
踏み抜いて落ちないように。
小屋の脇を抜けたら-
農道に降り立てました。
この農道は-
赤テープがあった⑩で分岐した道の終点です。
車の音も釣り人の声も聞こえる方へ。
⑮あ~あ、アスファルトに出ちゃった。
県道39号松山港内宮線に出ました。
県道から見るとこんな感じ。
ミカン出荷の時期は、進入禁止になっています。
手前の△看板は、三角だけに-
「白石」三等三角点。
標高は、4.60mです。
海辺の歩道に出て、東の高縄山系を遠望。
振り返れば丘陵の最突端、白石ノ鼻は目の前です。
ひとりごと | ||
勝岡側の丘陵の途中から入山したので、勝岡~西山・経ヶ森間を往復するコースになりました。 上でも書きましたが、勝岡~西山間には支線、脇道、分岐合流ポイントが点点とあるので、気を付けてください。 勝岡から北は縦走路と云うより、農道山歩になりました。 白石ノ鼻に近付いたところの⑪の分岐。 |
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