堀江のお山
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要害山へ
距離 約600m
標高差 約100m
国道・県道
一般道
林道
徒歩
下記写真の場所

堀江の海岸から見た要害山です。
北条の腰折山みたいな姿をしています。
旧国道196号線で北条方面へ向かい-



「東栄」バス停先の交差点を右折。

JR予讃線の踏切を越えたら、すぐを左折。
国道の下はくぐりません。

250mほど新しい196号線に沿って進み-



国道の下をくぐって-

反対側へ出たら左折。
すぐそこに見える要害山に向かって道なりに進み-



写真の丁字路を左折。

みかん畑の中の農道を登ります。
農道は狭く、普通車じゃ転回できないので、
地元車の邪魔にならない所に駐めて歩いて登りましょう。



取りあえず、この小屋の方へ登りました。

国道の大谷トンネルの真上辺り。
見下ろすと-

こんなパノラマが拡がりました。



周りは全部、みかん畑です。
ミカンの収穫期は特に足元に注意して歩いて下さい。
というのも-

収穫期はイノシシ除けの電気柵が作動中だからです。

触れたら感電しますよー!



みかん畑が終わると泥棒草の大草原。
もう道はありませんので、わしゃわしゃ登るだけです。

古いモノラックのレールをまたいで-

雑木をかき分け登ります。
急斜面で浮き石もあるので気をつけて。

空が近くなったら-



要害山山頂に到着です!
山頂は南北に細長い平らになっています。

葛籠屑城跡

河野家対象十八将の内、村上内蔵太夫吉高の居城であったが、元亀三年(1572)織田信長の家臣 山岡対馬守に攻められて落城したと伝えられている。
(二名集)

当然、海も間近です。
木が生い茂ってよく見えないけど。
海側は崖状に切り立っているので気をつけましょう。
真下には旧国道やJRの線路が通っています。
岩を落としたり、海に向かって投げたり、
絶対しないように!

北側に、城址らしい一段下がった小広い場所があります。
その中央に祠が祀ってありました。
菊間瓦のものか、鬼瓦が目を光らせていました。

ひとりごと

国道196号線で堀江から北条方面へ行く時、必ず目にするのがこの要害山です。
海側の林が盛り上がってて、ミニ腰折山のよう。

山に登った頃(2007年2月)、真下を抜ける国道196号線大谷トンネルの下り線が開通しました。
国道から見ると並んだ二つのトンネルは鼻の穴のよう。
山頂にあった葛篭葛城に籠もってた侍たちは、足元に二本もトンネルが抜ける時代が来るなんて想像もしなかったでしょうね。

みかん畑が終わると泥棒草がびっしり生えています。
ズボンはもちろん、靴紐も、払おうとした手袋も種まみれになりました。
これにはホント参りました。
みかん畑には意外とこの手の草が多いんですよね。
服についた種を払い落とすには百円ショップのナイロンブラシが最適です。

山頂は意外と広くて驚きました。
見晴らしは抜群。
立木を少し整理して櫓でも建てたら最高の展望台に生まれ変わるのになぁ。
もったいない、もったいないロケーションです。
大抵、城址は見晴らしの良い場所に築かれてるから、展望台の設置場所に最適。
まぁ、そんなに展望台がいっぱいあってもムダかな。

大谷トンネルと粟井坂トンネルの間の大谷地区からも山頂直下までは登れるようです。
最後はやっぱり道がないのは同じです。

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