姫原丘陵
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山頂~7番鉄塔
距離 約1.0km
標高差 約170m
一般道
林道
徒歩
下記写真の場所
送電鉄塔・アンテナ施設
みかん畑
距離 約320m
  

前回から数日後、再びお山へ。
今日は姫山小学校の下を起点に姫原丘陵を巡ります。
山越ゴルフガーデンを目印に丁字路を右折し-

お山に向かって坂道を登ります。
姫山小のメイン通学路。



  

1段高いところにある姫山小。
路上にコンパスが描かれてる丁字路を右折します。



突き当たりに見える階段が今日の登山口。
階段は山越墓地の入口でもあります。

ゆったりした階段。
かかとや膝の筋を伸ばしながら登ります。

丘の上に山越墓地はあります。
階段はその左に続いていて-

子供たちの声が漏れ聞こえてくる校舎を左に見ながら登ります。
校舎のカラーリングや細部のデザイン。
いつみてもおもちゃ箱みたい。
最近の小学校ってキレイで個性的。
ちょっと羨ましかったりして。



階段を登り切ると裏門へ。
先日の登山口。

光あふれる昼間の様子。
左が山越墓地、右が登山道。
今日は、天神山に登った後、北尾根を縦走し、
姫小の校舎の後ろに見える山並みの方まで足を伸ばします。



あか道のトンネル。

お昼でも中は薄暗い。



  

8番送電鉄塔がある西尾根の丁字路。
今日は送電鉄塔へは行かず、右折し-



  

巡視路(左)と天神山登山道(右)の分岐。

右の道、山頂へ向かいます。
木漏れ日だらけで踏み跡もよく見えます。



  

すぐに稜線尾根へ、右へ曲がり-

祝谷側が崩れてる尾根を振り返って、改めて撮影。
城北のお山にはこうした崩落地があちこちに存在します。
斜面に生えた雑木がなんとか支え、
崖の上の大木は散散に落ち葉を落としています。
直接、雨露がかかると崩れてしまう斜面を、
落ち葉のシートで覆って守ってるかのよう。



天神山山頂に到着。

  

今回は少し霞んでシルエットたけど、
遠くまで見渡すことができました。
奥の山並みは、写真右から、皿ヶ嶺連峰の東端・石墨山から始まり、
皿ヶ嶺、引地山、三坂峠をはさんで黒森山、北ヶ森、上尾峠をはさみ、障子山。
手前には、同じく右から、三本松・牟田・淡路・芝の“峠”たち、
皿ヶ嶺の下に小山岳、黒森山の下に遠ヶ森、
砥部の入口の大友山、ひばりが峰などなど。
すぐそこにある御幸寺山山頂は手前のピークが邪魔して見えず、
松山城も木がお邪魔、道後温泉界隈の旅館・ホテル街はよく見えました。
条件が整えば、観音山の向こうにぎりぎり、石鎚山も見えます。


巡視路の分岐まで戻り、今度は北に延びる尾根へ。
下る左の道へ進み-

道はすぐに急な下り坂。
スニーカーじゃ滑るかも。

下から見るとこんな斜度です。



廃材が転がる場所へ。

左に目印の赤テープの二重巻、
右に巡視路の案内杭がありました。

  

下から見ると、降りてきた西尾根はこんな感じ。
ここも崩れ気味。

ミキサー車のドラムが転がる横を進み、
ブルドーザーのある広場へ。



  

何年も動いてなさそうに見えるブルドーザーがある広場。
祝谷・山田池から延びる農道の終点です。
右がその農道で、ちょっと覗きに行ってみました。
切り通しを抜けると-

  

伊台南部、祝谷の山並みが拡がりました。
下に見えるのが山田池。
その側からここまで道が続いています。

右の尾根にあるミツバチの巣箱。

左の崖にも。

  

北へ向かう縦走路・巡視路は、
ブルドーザーの前の坂を一旦、下ります。

すると薄ぼんやりとした踏み跡が見つかります。
すぐに登りに転じ-

S字くねくね登山道。



坂の途中にあるのが、
姫小オリエンテーリングの8番ポイント。



稜線尾根の小ピークに到着。

巡視路案内杭が導く、「7→」の方へ、
尾根の上を北へ歩いて行きます。



巡視路だけあって、ちゃんと歩ける道になっています。
この稜線にこんな道が付いてたなんて…。
松食いの病で倒れたマツをまたぎ、北へ。

小ピークから軽く下って、また登って。



7番鉄塔がそびえる軽ノ山山頂に到着!
落ち葉が一面に敷き詰められたようなマウンドに-

むんずと立つ送電鉄塔。

  

立木や鉄塔の脚が少々邪魔をするものの、
西から北にかけてのパノラマが拡がっています。
久万ノ台の丘陵や、太山寺の経ヶ森、
興居島の小富士、勝岡の山並み、
山越・安城寺の町並みが和気の海まで続き、
潮見山、大久保山から伊台の国見山、勝岡山、
そして、大月山、明神ヶ森へ。

北西の隅へ移動。
後で散策する支尾根を眼下に見下ろして。

西へ延び下る尾根に踏み跡がありました。
そういえば、オリエンテーリングの続きは、
どこに行ったんだろう?

縦走路は北へ続いています。
ササの間を抜けると-

すぐにみかん畑。

  

北東に向かって視界良好です。

ひとりごと

日を改め、再び、お山へ。

前回の帰宅後、地図や撮った写真を見直してました。
すると、段々と、縦走路の続きとかいろいろ気になり始めました。
「歩き足らない…」
そう思い出したら、居ても立ってもいられません。
まして、自転車で行ける距離は気が楽。
天気の回復を待ってすぐに出かけました。

今回は自転車を姫山小の下に置き、尾根を縦走し、名所もぐるっと見歩いて戻るつもりでした。

まだ2月なのに春のような陽気。
羽虫も舞い始める始末。

一度登った道は気も楽、体も楽。
とっとと天神山山頂に着いてしまいました。
春霞にも似たガスがかかって皿ヶ嶺連峰もシルエットぐらいにしか見えなかったけど、見えただけ充分。
後で分かったんですけど、ガスや霞かと思ったそれは“黄砂”でした。
これからの季節、わざわざ海を渡ってくる一番の邪魔者。
でも、とりあえず、山並みが見えただけ幸いでした。
思えば、ここ数年、山並みがくっきり見える日が数えるほどしか無くなったような気がします。

山頂から下り、前回行けなかった巡視路へ。
廃材が転がる広場に降りたのはいいけど、ちょっと、道が分からなくなりました。
巡視路の案内杭もないし。
農道へ向かってみたけど、北尾根へあがれそうな所も見つからず。
戻って、ダメ元で、ブルドーザーの前の窪地に降りてみたら、踏み跡が…。
放置されてるブルドーザーでの造成で、杭とか、踏み跡とか、とっくの昔に埋めてしまった?

道が見つかれば後は簡単。
ピークへ登り、へぇ、こんないい道があったんだって感心した尾根道をたどりました。
天気も気温も快適だと、ふかふかの落ち葉も、揺れる木陰も、なにもかも快適に思えてくる。

そして、送電鉄塔が立つ軽ノ山に到着。
その名前は麓にある、後で訪ねる軽之神社に由来します。

山頂から西へ下る踏み跡は気になるところです。
きっと、このほかにもこの姫原丘陵にはたくさんの小径や踏み跡があるに違いない。
下からは見つけにくいけど、上からならたどりやすい小径たち。
いつかしらみつぶしに歩いてみたいなぁ。

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