姫原丘陵
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姫山へ
距離 約850m
標高差 約150m
一般道
林道
徒歩
下記写真の場所
送電鉄塔・アンテナ施設
見晴らしあり
みかん畑

姫山小の裏(南)門の横、
学校の敷地に沿って上る車道は-

学校の敷地が終わる辺りでアスファルトも終了。
道幅も狭くなり、コンクリートの簡易舗装な道に。

右に小さな空き地。
奥にあるみかん畑が“生きてた”頃の名残かな。



沢にぶつかって左へ曲がります。

沢は深く、道は傾いて狭いです。
こんな所にもゴミが捨ててあります、困ったもんです。

やがて左側が明るくなります。
昔、みかん畑があったようです。



名残の小屋は枯れたツタに絡まれてます。
みかん畑の跡地は雑木だらけ。

モノラックの横にぶら下がる“2”。
この山道は姫山小のオリエンテーリングのコースで、
ここはその2番ポイント。

簡易舗装はもう少し続きます。
覆う濡れ落ち葉はよく滑ります。



竹林を通過。
右の竹林へ入る小道があったりします。
たけのこ採り用の道なのかな。

すぐに竹林も終わって、
深かった沢の底も浅くなり-



3番ポイントで、
道幅はうんと狭くなり、山道っぽく変化します。
バイクや自転車などの侵入を防止する奥にある丸太のところで-

  

巡視路の分岐があります。
山頂・祝谷へ向かう山道は沢に沿いに進みます。
右に分かれるのは-

9番鉄塔へ行く巡視路です。



道は踏み跡っぽく狭くなりました。
すっかり浅くなった沢沿いに左へ曲がると-

左右のスギ並木でできた木のトンネル。
“あか道”と呼ばれる昔からの道で、
よく出会う自然のトンネルです。

  

抜けたら右に曲がって、急斜面をジグザグ登ります。

谷を登る途中で4番にも出会います。



道が谷を横切るように左へ曲がります。
地図上では小道が谷を更に登るように描かれていますけど、
いまはありません。

しっかりとした踏み跡になっている巡視路を、
忠実にたどって進むと-



  

西に下る尾根に乗ります。
山頂は右に曲がりますけど、
ひとまず、左へ曲がり-

すぐ先に見える鉄塔へ。

小さく下って、そして登って-



8番鉄塔がそびえる丘に到着。
入口には5番ポイントがぶら下がってます。
残念ながら見晴らしは良くありません。

見上げるいつものパターンで。

シンメトリーがとってもきれい。

分岐へ戻って、尾根を進み-



6番ポイント過ぎたら-

  

左へ下る巡視路と、
右へ登る山頂への登山道に分かれます。

こっちは祝谷方面へ下る巡視路。

  

急に下っちゃいます。

こっちが山頂への道。

けもの道みたいなうっすらとした踏み跡だけ。

なだらか斜面で道が不明瞭になるけど-

とりあえず、高い方へ、登ってください。



  

北へ延びる稜線尾根に出ます。
尾根に着いたら右へ進みます。

赤テープは下山時、降り口の目印に。

この尾根部分は東側・祝谷側が崩れています。
危険ではないけど、気をつけてください。

  

崖になって開けてる分、祝谷の山田池も見えました。

ますます不明瞭気味な小径。
下山中、濡れ落ち葉でなにげにすっころびました。
あー、びっくりした。



尾根歩き。
夕暮れた太陽が水平近くまで下がってきてて-

デジカメで撮ると、すっごい夕闇みたい。

実際はまだまだ明るい雑木林。
斜度もゆるゆるになった頃-



天神山山頂に到着しました!
山頂部分のマウンドはササに覆われていて-

倒木につまづかないように-

ササ原を登ったら-

祝谷、御幸寺山側の斜面はすっかり開墾されてて、
一面みかん畑で驚きました。
三角点の「点の記」では、下にある青屋根の小屋から、
みかん畑の端っこを登るルートが載っています。

視線を上げて。
残念ながら、道後平野一帯にガスが垂れ込めてて、
鷹ノ子辺りのお山ぐらいまでしか見えませんでした。
視界良好なら石鎚山も見えるんだけど、残念。

振り返って、山頂を。
三角点の前に立ってるのはスプリンクラー。

「大岩」三等三角点。
標高は、199.92mです。

このあと、日没と競争しながらの下山となりました。
姫山小裏門の登山口まで下ると-

太陽はすっかり水平線に没して、
街のイルミネーションも点灯始めてました。



姫山小と山越墓地との間にある、
階段を使って下りました。
校舎はおもちゃ箱みたいなデザインで、
とっても今どきな感じの小学校です。
さすがにこの時間になるとしんと静まりかえっています。

ひとりごと

のんびり散策しすぎて、薄暗くなった山歩道。
自転車を押して、姫山小の裏まで登りました。
見晴らしがいい丘の上。
右を見ればさっき登った石鎚神社。
お休みで気配のない学校はしんと静まりかえり、子供の声は住宅街から響いてました。
時計を見ると5時前。
よそのお山なら絶対登らない時間帯。
でも、2月になれば日没までまだ1時間以上あります。
引き返すつもりは毛頭無かったので、とっとと登りました。
道はその先も簡易舗装だったので、まで、結局、自転車を押して登りました。
もしかしたら、このまま、祝谷まで舗装路が続いてるんじゃないか?
そんな淡い期待を抱いて、えっちらおっちら。
自転車、重い…。
汗をかきました。

景気のいい時はみかん畑が山の上まであったのでしょう。
開墾し、みかん畑だったろう跡は月日が経ってもすぐにそれとわかります。
太い木は生えて無く、細い雑木やイバラがひょろひょろ、ぞろぞろ、生えてます。
一番わかりやすいのがモノラックのレール。
あのレールだけはどこのみかん畑跡でも撤去されず、残されてます。
価格も低迷、後継者不足もあるし、みかん栽培やめちゃう農家も多いです。
みかんやめちゃった畑はすぐにヤブ、それもすっごいヤブになりますね。

モノラック、一度でいいから乗ってみたい!

愛媛のお山には、モノラックが結構あります。
山頂にあるTVの中継アンテナ施設や神社などへの荷物運搬用にも敷設されてたりします。
モノラックのレールを利用して安全に下山できる椅子とかないかなぁ。
下降スピードを一定以下に保つブレーキ&速度抑制装置付きの。

そんなことを考えながら登ってると出会う、紅白のオリエンテーリングのポイント。
姫山小のPTAの方々が登山道のヤブを刈り払いつつ、ポイントを設置されていったそうです。
1番はどこにあるんだろう?
山越墓地の天辺にでもあるのかなぁ?

巡視路と別れてから、道は狭く、不明瞭になります。
木も混んでくるので、分かりづらい場所があります。
いつもの、高い方へ、高い方へと登ればOKなんですけど、こういう登り方は帰り道が心配。
道迷い症な人は、目印に赤テープを木の枝にでも巻いておけば安心かも。

夕陽に急かされて、天神山山頂へ。
南に向かって視界が開けてるけど、霞がかかって皿ヶ嶺も見えず、残念でした。
とはいえ、この心残りが後日の再登の励みに変わるんですけど。

真下に見えてるみかん畑から登れば5分くらいで登れたりして。

御幸寺山から尾根続き。
でも、一部、ヤブってるところがあるので、歩き通すのはちょっと面倒です。
トライするなら、冬。

ということで、写真を撮るだけ撮って下山しました。
登山口に着いた時にはもう薄暮でした。
姫山クリア!と喜びつつ、山越墓地横の階段を下りました。

早速、帰宅後にはさっきの心残りが心を突き動かし始めました。
数日後、再び、姫山小の登山口に舞い戻ってきちゃうのでした。

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