八幡山・作礼山・歓喜寺山
へ行こう!
お山について登山口・ルート登ってみよう!メールホームへ
八幡山から鳥越峠
距離 約800m
距離 約450m
一般道
林道・農道・私道
徒歩
下記写真の場所
送電鉄塔・アンテナ施設
見晴らしあり

石清水八幡神社の東側・五十嵐側の登り口を正面から。
ここから見るとお山は高くなさそうだけど、石段はかなり段数があります。

一本だけ満開だった桜を下から。

桜と鳥居をくぐって、石段登り。

三壇登って左へ曲がると-

また石段がいっぱい。



右へ曲がると-

まだまだたくさん…。
登り切ったら山頂かな?

と思ったら、まだ途中でした。
左に曲がり、なだらかに登って、
最後にまた石段が壁のように待ってました。

ぽかぽか陽気で汗がにじんできた頃、
やっとこさ、境内に到着しました。



今度は境内の南側から鳥越峠方面へ下りました。
石柱が壁のように並んでる間が-

舗装された車道になってます。
100mくらい下った-



  

右側に巡視路が分かれてます。

「←61」が指す-

巡視路を50mほど進むと-



送電鉄塔に到着。

「今治線No.61」

反対側に巡視路の続き。

木漏れ日指す巡視路。

倒木もきちんと片付けられてて、
すいすい歩けます。



100m足らずで鳥越峠に到着。

鳥越地蔵尊が大切にお祀りされてます。

鳥越地蔵尊の伝説

 鳥越地蔵尊は次のまうな悲話が秘められています。
昔城下塔という城がありました。(城の塔ともいいます)
ある時戦争が起こり城主や家来の奮戦健闘も空しく敵の猛攻にあって城を落されてしまいました。
城主は愛する妻と娘二人を残して自害してしまいました。
妻と娘たちは父の霊を慰めながら人目をしのんでさびしい毎日を送ってましたが、傷心のあまり、病の床に倒れてしまいました。
そして三人ともこの世を去ったといわれています。
(一説にはお姫さんが落城の際自害したともいわれています。)
あわれに思った村人たちはお地蔵さんを作っててい重にお祭りしました。
このお地蔵さんはなんでも願いごとはかなえてくれるといわれております。
特に目と腹や進学等にはご利益があるといわれています。
今では近郷近在にはいうに及ばす、地もとはもとより松山、西条、新居浜方面からもお参りがあります。


  

下から見て、左が西側(玉川町八幡)、
右が東側(五十嵐)。

  

東側はちょっと下れば、境内からの車道が合流してます。

鳥越地蔵さんの右にある小径に入ってみました。
入口だけ登り坂、すぐに平らになります。
右奥に墓地があるようです。



  

左に分かれ登る小径があります。
60番鉄塔への巡視路です。

登り口に目印の案内杭。

  

尾根までジグザグっと登ります。

尾根に出たらピークは目の前。



95mピークに60番鉄塔が立っています。

「今治線 No.60」

向い側に出口。

ゆるい坂道を落ち葉を踏みながら下ると-



  

さっき分かれた道を合流しました。

降り口にはちゃんと案内杭。

  

59番鉄塔は南、犬塚池の方にあります。
時間があれば犬塚池をぐるっと回るのも楽しそうだけど-

  

今回は引き返しました。
遊歩道みたいな水平路の方へ入り、
しばらく行くと-



林が切れて明るい場所に出ました。
小さな畑や春に花を付ける木々が、
日向の斜面を彩っていました。

そして再び森に戻り、
巡視路の分かれ道を通過したら-


鳥越峠に戻りました。

  

栄福寺に戻るには車道を西へ下ってもいいけど、
峠のすぐ右にある-

小径を使うのが早道です。

右にみかん畑を見ながらの狭い小径。



竹林に出たらちょっと拡がったけど、
カーブしたら-

堀切みたいに深くえぐれた道になってました。



栄福寺の裏に出ました。



  

次は作礼山、仙遊寺を目指します。

ひとりごと

おまけ山歩でした。
短い時間でしたけど、森の中をいろいろ歩けて楽しい時間を過ごせました。
八幡山の後、予定が詰まってたので、引き返しました。
時間があれば、犬塚池や犬塚も見てきたかったです。
犬塚に関して知ったのは帰宅後ですけど。

今回の道は25000分の1の地図には載ってない道ばかり。
また、住宅地図のお世話になりました。
住宅地図だけに載ってる道はたまに廃道状態の時もあるけど、今回はまあまあ正しく描かれていました。
住宅地図って、アルバイトの調査員が一軒一軒、表札見ながら歩いて集めたデータでできています。
山の中の道もやっぱり、調査員が歩いて書いてるのかなぁ?
巡視路なんて、国土地理院の地図には載ってない方が多いし。
だとしたら、凄いなぁ。

さて、石段登って石清水八幡神社に戻ったのがちょうどお昼時でした。
広場には営業車が数台と郵便配達のバイクも1台が来てました。
行き止まりの山の上は昼寝にはもってこいな場所なのかも。
誰が見てるか分からないので、車やバイクが映らないように写真を撮って歩き始めました。

鳥越峠も国土地理院の地図に載ってない場所のひとつです。
載ってない分、発見の楽しさがあります。
お地蔵さんは、なんでもかなえてくれるということなので、いろんなこと、お願いしてきました。

お山歩中でも、神社やお寺があると必ず、神様仏様にお願い事します。
叶う、叶わないは、結局は本人の努力次第だけど。
言の葉は命を持っていると云います。
一度言葉にしたものに人は支配されます。
いいことでも、悪いことでも。
神様、仏様にお願いしたことなら、なおさらです。
家庭円満でも、地球平和でも、目標を見つけた人は、矢印を見つけた旅人のように歩き始めます。
遠回りでも、近道でも、はっきりしたゴールが無くても、とりあえず、歩き出せます。

いつか、神様、仏様へのお礼しか思いつかないような、幸せいっぱいになりたいなぁ。
幸せって底なしだけど。

ブログパーツ
     
inserted by FC2 system