へ行こう!
佛ヶ森~マキガモリ~黒松ヶ森~焼ヶ峠~土居森 | ||||||||||||||||||||||
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫ | ||||||||||||||||||||||
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①佛ヶ森から、残り2.9km。
せっかく登ったのにうんと下ります。
もったいない…。
下りきると馬の背みたいな、
階段と同じくらいの狭い尾根。
なにげに左斜め前に、高縄山が見えました。
四国のみちはあそこから繋がってるんですよね。
山頂下の黄緑色に見える所からも、
四国のみちとは別に登山道が通じています。
すぐに登り坂。
②マキガモリに到着です。
マキ=真木=槙は、スギの古名で、コウヤマキなんかが有名ですね。
でも、辺り一面、普通のスギの植林帯で、木しか見えません。
さて、登ったらまた下ります。
傾斜はゆるめ。
四国のみちっぽく、道端を-
擬木が縁取っています。
傾斜も見たとおり、ゆるやか。
右も左も植林帯。
左は松山市、右は今治市。
③唯一、岩っぽい、露頭した場所。
岩を避けて進むと-
ため息が出るような階段…。
でも、階段はもうそろそろ無くなります。
岩を避ける階段。
つまずかないように。
④シャクナゲが群生してる850mほどの小ピークへ。
ピークで振り返ったら、東の方に山並みが見えました。
特徴的な頂は、楢原山です。
左に外れる踏み跡があったので寄り道。
すぐに切り立った岩場に出ました(足元注意)。
南向きに開けていて、東温との市境尾根が一望です。
左(東)から、東三方ヶ森(見えません)の南尾根、中三方ヶ森、
南三方ヶ森=白潰、明神ヶ森、福見山、青く霞んで(久万境にある)黒森山。
そのひとつ手前の尾根が(東から)伊之子山に始まり、
南三方ヶ森に繋がる南水ヶ尾根。
一番手前のふたつのピークはさっき越えてきたマキガモリと佛ヶ森。
雑木林の中、
ジェットコースターみたいに、また下り-
また登りに転じますが、人の脚って、すぐ勢いがなくなるので、
一からまた登り直しって感じです。
ちなみに、道を右に外れたところに「水ヶ峠」三角点があります。
黒松ヶ森直下の坂は階段にはなってません。
峠からも遠くなって、階段作るの面倒になったのかな?
でも、自分の歩幅で歩けるからよっぽど楽です。
⑤マイペースに登り着いたところが黒松ヶ森です。
地図で見ると、この真下を水ヶ峠トンネルが通っています。
400mも下ですけど。
松枯れ病でマツの木はやっぱりありません。
枝の間からしまなみの来島海峡大橋が見えました!
冬枯れたシーズンならもっとよく見えるかも。
遠い海風を想像力で感じながら、ちょっち、休憩。
元気戻ったら、さあ、また下って登りますよ。
⑥黒松ヶ森を下った鞍部の右側にくぼ地があります。
なんてことない場所だけど、夜になったら、タヌキとかイノシシとか、
お山の動物たちの集会場になってたりして。
そんな想像しながら、また登ります。
写真で傾斜を表現するのは難しいですね。
⑦水ヶ峠~北三方ヶ森の中間地点、
ここの林はとても混んでいて、ずっと間伐されてないようで、
陽の光も弱々しく、全体的に薄暗いです。
帰り、日没に急かされて通った時は、
なんだか心細~い感じまでしたほどです。
松山側のスギが特に細くて、
早いとこ、手を入れてあげて欲しいなぁ。
⑧登り坂を前に、四国のみちの道標、
「←水ヶ峠2.2km 北三方ヶ森1.5km→」に出会います。
左(松山側)の林は間伐待ちのような印がたくさんしてありました。
下草が刈られた坂道。
坂を登ってまた登る、だって、山道だもの。
⑨ピンクリボン帯。
登山道の目印じゃありません。
間伐など山仕事用の目印です。
間伐が進めばうねる地形も透けて見えます。
写真の場所では道がくねくねっと曲がります。
ピンクリボン沿いに登った後、左にカーブし、
左奥に見えるマウンドへ登るように道が付けられています。
道は明瞭ですけど、落ち葉に埋もれた時を想像すると、
こういう場所こそ、道標があれば安心ですね。
⑩マウンドの上に出たら、右にまた曲がります。
ここいらで大体、標高900mくらい。
北三方ヶ森との高低差はたった70mくらいだけど、
ゴールはまだまだ先です。
フィトンチッドを肺いっぱいに吸い込んで、
もうしばらく、森林浴を楽しみましょう。
⑪もうすぐ土居森(といのもり)ってところで、
伐採現場に遭遇しました。
作業員の気配もチェーンソーの音もしなかったけど、
真新しいおが屑が雪のように残っていました。
丸太がゴロゴロ。
坂を登ると松山側は陽射しが燦燦、明るい林です。
青く霞んだお山が一目で分かった人はエラい!
福見山の西尾根越しに見えるあのお山は、
皿ヶ嶺で、右の角ってるところが面白嶽です。
引地山は枝が邪魔して撮れてません。
⑫土居森のピークに着きました。
頂上はネッシーの背中みたいに波打っています。
古めの「松山市有地」石柱。
土居森の山頂は南(松山側)の林が整理されてて、
見晴らしがよくなっています。
奥の山並みは写真左から、皿ヶ嶺、引地山、桂ヶ森、黒森山、
北ヶ森、コクゾ峰、水梨山、蒲山、階上山、右端が障子山です。
手前の写真中央の大きなお山は河原樋山、
右の方にある送電鉄塔が乗ったお山は栗木地山。
ひとりごと | ||
この尾根道は「四国のみち」です。 赤が国土交通省ルート、緑が環境省ルートです。 さて、北三方東尾根も中間を過ぎ、周囲は人工林だらけでした。 やっぱ、街にいるより、お山の方が体が元気になった気がします。 |
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