へ行こう!
R317~水ヶ峠~大佛~佛ヶ森 | ||||||||||||||||||||||
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫ | ||||||||||||||||||||||
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①国道317号線、水ヶ峠トンネルの松山口からスタート。
トンネルに向かって50mほど右手前にある橋へ右折します。
角には看板や標識、ポールなどが立ち並んでいます。
そのひとつは「松山市水道水源保護区域」。
トンネルから飛び出してくる対向車に気を付けて右折し、
短い橋を渡ります。
橋の名は「峠口橋」と書いて「とうれぐちはし」。
とう“げ”じゃなく、とう“れ”。
峠口橋を渡ったらすぐに丁字路。
時々、ここに覆面パトカーや白バイが待機してたりします。
右は白潰方面へ続く林道桧皮田線、
左が水ヶ峠への林道ですので、左折します。
正面の茂みにある看板は-
「林道 桧皮田線 起点 幅員 3.0m 延長 2.6km」
南三方ヶ森(白潰)から流れてくる石手川源流は
「桧皮田川」と書かれています。
左折すると、工事中の看板。
「林道水ヶ峠線開設工事」と書かれてました。
水ヶ峠線って名前だったのかぁ。
すぐにまた小さな橋を渡ります。
橋の名は「水ヶ峠橋」。
こっちは“とうげ”でOKです。
②路面はコンクリート舗装。
道幅は1.5車線と対向車すれ違い注意な状態です。
右には水ヶ峠から流れてくる石手川の源流のひとつが、
小さな流れを作っています。
訪問時、雨が少なかったせいか、水量は少なめ。
透明で美味しそうな水です。
③国道から約1km、伐採木材の搬出現場がありました。
この日は作業してなかったので、苦もなく通過できました。
左の斜面のずっとずっと上に現場があるようでした。
丸太で「注意」。
路肩が広いからって駐車しちゃダメだよ、
作業の車やトラック駐めるんだからねってことかな。
④ここから簡易舗装終わり。
以前に比べ、舗装区間が延びましたが、
水ヶ峠まではまだ到達していません。
でも、急坂や急カーブなど、危険なヶ所は、
よその林道と同様、優先的に舗装されてます。
雨水による土砂の流出や崩れやすい地質で、
路上は流砂や砂利が多めなので、
タイヤにやさしくゆっくり走りましょう。
⑤谷の急カーブを抜け、
さらさら大きく崩れる真砂土の斜面を気にしつつ、
S字に曲がる林道を駆け上がると-
高度感を感じさせる空の青さが森の上に拡がったら-
⑥水ヶ峠直下に到着です。
水ヶ峠へは正面の谷からではなく、
左側の垂直にカットされてる法面に設けられてる斜路から上がれます。
カーブから見下ろして。
カーブの内側が埋め立てられて駐車スペースができてました。
林道工事の大型車両がここで転回することも考えられるので、
ど真ん中に駐めるのはやめましょう。
林道はさらに続いていますが、
以前来た時はここから200mほどで行き止まりでした。
法面の斜路を上がります。
入口には誰かが置いていった善人杖。
⑦“く”の字に数十秒登ったら、もう水ヶ峠です!
最初に目に入る「四国のみち」の道標です。
「←今治市玉川町木地1.2km 松山市米野→
北三方ヶ森3.7km↑」
風がよく駆け抜ける峠なので、風ヶ峠って感じです。
伊之子山方面にベンチとお地蔵様があります。
いにしえの時代から旅人を見守ってるお地蔵様。
山歩の無事を祈って、合掌。
こちらは今治側への下り。
まぁまぁ急坂に見えますが、水場もあって快適です。
四国のみちもこちらへと下って行きます。
目指す北三方東尾根、北三方ヶ森への道は、峠に上がって左にあります。
階段がずら~~っと延延続いてるので、一目でわかります。
写真の見た目より、もっと急坂です。
足首、ヒザ、股関節など、足回りの関節や筋肉をレッツ・ストレッチ!
怠けてる脚にいきなりの洗礼です。
自責の念の意味も込めて「佛坂(ほとけざか)」と、
呼ぶことにしました。
⑧最初の佛坂で一気に30mほど高度を稼ぐと、
足休めのなだらかな尾根となります。
このまま、ゴールまで、このままだったらいいのに…。
右路肩が崩落してるところ。
ポールで注意を喚起してるところなんか、
行政主導の四国のみちだけあって、
普通の登山道と扱いが違います。
⑨路肩が崩れてるところから間もなく、佛坂パート2です。
右の虎ロープはロープの向う側に崖があるからです。
木陰に現れたこの階段も見た目以上に急坂です。
踏み外したらおむすびころりん状態。
ここでは60~70mも高度を稼ぎます。
このルートで一番稼ぐ場所となっています。
しゃにむに最短距離で直登する感じで疲れます。
帰りはヒザを傷めないよう、下ってください。
⑩一汗かいたところで、大佛(おおぼとけ)に到着です!
大佛と云っても、出迎えてくれるのは、
木陰にたたずむ四国のみちの道標だけです。
道はここで直角に左折します。
先へ進む前に、ちょっち、振り返ると-
松山と東温の市境尾根が見えました。
左(東)から、南三方ヶ森=白潰、明神ヶ森、福見山です。
木陰を風が抜ける尾根を歩きます。
また、このままならいいのに、と思ってたら-
地図に載ってない(表現できない)小ピークが待ってます。
まずはささやかな小ピーク。
北三方東尾根では“登ったら下る”がセットになっています。
小ピークそれぞれ登ったら下るので、なかなか高度が稼げません。
⑪ 四国のみちはどこに行っても階段が多いです。
うれしくない方の名物です。
佛ヶ森への登りです。
えっちらおっちら、階段を登っていくと-
⑫森森している
道は右へ大きくカーブして行きます。
「←水ヶ峠0.8k 北三方ヶ森2.9km→」
まだ4分の1くらい。
登った後にはやっぱり下り。
なんか、とっても下ります。
いっぱい登ったのに (>_<)
ひとりごと | ||
春山山歩が終わってから梅雨から夏の三ヶ月の間、ほとんどお山に行ってませんでした。 休んでる間、何度も図書館に出かけ、古い資料を閲覧していた時、ある古地図に出会いました。 “北三方東尾根”は当サイトでの呼び名です。 久しぶりに走った水ヶ峠林道は簡易舗装がだいぶ上部まで進んでいました、密かに。 峠の下に着くと前にはなかった広場もできてて、気兼ねせず、スクーターを駐めることができました。 水ヶ峠から始まる階段はもういきなりって感じの急坂で、すっかり衰えてた脚には初っ端からきつい入口になりました。 この後、尾根は順調に上ることをやめたかのように、アップダウン。 |
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