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高縄半島の中程、松山・今治・西条・東温の市境に、
東三方ヶ森北三方ヶ森 というお山があります。

中予地域ではとってもメジャーなお山です。
登山口からちょっと遠いお山なので、
実際に登られた方は意外と少ないかも知れません。
奥まった場所にあるので、山頂を拝める場所も少ないけど、
地図にはデカデカと載ってるし、県内のガイドブックにも紹介されています。

東三方ヶ森、北三方ヶ森を覆う豊かな森に降った雨水は、
石手川、重信川、鈍川を充たし、流域に住む何十万人の喉を潤します。
命の水源かん養林を抱くお山です。

東三方ヶ森は、標高1232.7m。
今治市、東温市、西条市の境に位置しています。
四国百名山です。

北三方ヶ森は、標高977.6m。
松山市と今治市の境に位置しています。

ずっとずっと前、地図を見ていて、気になったことがありました。

東三方ヶ森北三方ヶ森

があるのなら、
三方ヶ森や西三方ヶ森はないのかな? と。

目を皿のようにして半島中を探してみたけど、
地図には載っていませんでした。

ある日のこと。
国立国会図書館デジタルアーカイブポータルで明治期の古書を検索していて、
見つけてしまいました。
三方ヶ森や西三方ヶ森、さらに、三方ヶ森の文字を!!

明治時代に確かに存在してた証拠を発見した瞬間でした (・∀・)
その後もあれこれ検索、図書館も覗いたり、問い合わせたりしました。
けれど、見つかる物はいずれも文字の資料ばかり。
正確な場所は文面から想像するしかありませんでした。

そして、2009年、初夏。

いつものように愛媛県立図書館で調べ物をしていたら、
机いっぱいに古地図を拡げるおじさんが隣に居て、
おじさんが席を立った間に、地図を覗いてみたら、
それは明治時代の古地図でした。
もしかしたら…。

翌日、その古地図の閲覧を申し込み、机いっぱいに拡げてみたら、
ついに見つけちゃいました、
三方ヶ森や西三方ヶ森、三方ヶ森!!
そのほかにも現代の地図には載っていない地名・山名がざっくざく!
僕にとってそれはまるで宝の地図だったのでした。

まず、文字情報として発見され、以前、中間報告的に発表した資料から紹介し、
最後に古地図からわかった場所をご紹介したいと思います。

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