河原樋山へ行こう!
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河原樋山山頂へ
距離 約1.4km
標高差 約260m
林道
徒歩
下記写真の場所
送電鉄塔・アンテナ施設
危険・注意
  

アカガシへ行く時、左に曲がった石積みの前を今度は右へ。

往時を偲ばせる廃屋の横を通ります。

これからの道は所々不鮮明です。

道端に、ほおずき?

塞がる枝葉を潜ります。
ちょうど潜れるくらい、穴ができてます。



一番ヤブっぽい所。
でも、ちょっとです。

林に入ればヤブも終わり。
支尾根に沿って左上方へ向かいます。



  

だいぶ登ってきた林の中でちょっと踏み跡が曖昧になってます。
赤い紐の巻いてある木から斜めに、溝のような道が付いています。
すぐ上の明るく見える場所が-

こんな感じの、落ち葉だらけでなだらかな日だまりが拡がっていました。
幾分、くぼんで見える部分を道として進むと-

雑木が前を塞ぎます。
ピンクリボンを信じて突っ切ります。

その前に、ふと左上を見上げると、これから目指す31番鉄塔が。



  

雑木の抵抗はほんの少し。
すぐに、西下がりの尾根に出ます。
そこには四電の送電鉄塔巡視路が走っています。
31番鉄塔・市境尾根・河原樋山は左へ。
右へ下ると30番鉄塔。

今治谷へ戻る人のために、目印に赤テープを巻いておきました。

さて、河原樋山とは方向がちょっと違うんですけど、
30番鉄塔へ寄り道してみました。



西へ数分下るとすぐに-



30番鉄塔に着きます。
巡視路は次の鉄塔目指し、更に下って行きます。

「北松山線 No.30」

  

鉄塔からは、伊台の山並み越しに松山城北の町並み、
興居島や中島浮かぶ瀬戸の海が見えます。



寄り道終わり。
31番鉄塔を目指します。

植林を抜けると、落ち葉がふかふかの雑木林へ。

四電の杭が道案内。



大きくジグザグ登り始め。

狩猟者が入る冬は、銃声が恐ろしい…。
でも、この看板のあるエリアは安心です。

伐採された木がコケに覆われた坂を登ると、30番鉄塔。
もしも道に迷いそうになったら、
空を見上げ、送電線を探して登りましょう。



  

鉄塔へ到着。
巡視路は右へ続いています。

相変わらず、鉄塔下は日当たり良好。
ここはちょっとススキが元気。

「北松山線 No.31」

30番鉄塔より、ちょっと視点が高いパノラマです。
でも、木々が邪魔して、
よっぽど背伸びしないとよく見えません。

  

河原樋山目指し、巡視路を南へ下ります。

ジグザグ…。

  

木々の合間から福見山、明神ヶ森を。

巡視路を降り始めてすぐ、林道に遭遇。
落ち葉で滑る道を気をつけながら下ると-



林道に降りる階段あり。

  

林道に降りて振り返るとこんな感じな場所です。

四電の杭もちゃんとあります。

これから登る河原樋山山頂もすぐ目の前。
山の左半分は東温市。
右半分が松山市。
ここはちょうど松山・東温の市境尾根です。



  

歩き始めてすぐ、林道と別れます。
市境の尾根は雑木で歩きにくいので-

  

林道から1,2m高い所にある小径を奥へ歩きます。
山頂への明確な登山道では無いので、この先は慎重に。



  

松や杉の木が小径の脇まで生えた辺りが登りやすいでしょう。
登りやすそうな曲がり角に一応、赤テープを巻いておきました。

  

登り始めのヤブをかき分けたら、
思いの外、すっきりしています。
道はないので、適当に登ります。



  

上方の明るくなっている林の切れ目が市境の尾根です。
今回は朽ちた松の大木の手前から左斜めに入りましたが、
尾根まで登り切り、尾根伝いに行く方が迷う恐れが少なかったかも…。

左斜めに入る道はけもの道みたいな踏み跡。
入口の目印に赤テープを巻いておきました。
ここから先も自己責任で。



踏み跡はホントにかすかです。
ちょっと外れると、すぐに見えなくなって、
戻れなくなりそう…。
基本、登りっぱなしの道になっています。



  

道と山頂までの標高差がちょっとあるので、
一旦、山頂直下を通り過ぎます。
すると段々尾根の方が道に近づいてきます。
あんまり山頂から離れると戻るのが大変なので、
適当な所で尾根に上がりました。

※帰りに、踏み跡まできちんと戻れるよう、
赤テープなど目印を残しておくと安心です。



  

東へ延びる尾根に上がりました。
ここは市境の通っている尾根じゃありません。
山頂から南へ延びる別の尾根です。
植林帯は方向感覚が狂いがちなので、道迷いには充分注意を。
尾根に出たら右へ、高い方へと登ります。

  

文字通り林立する木々の中をまっすぐ山頂目指して。

急に傾斜が増すと間もなく-



  

河原樋山山頂に到着です!
写真右が北、左端が南西です。
市境尾根は、写真右から来て左へ曲がるように山頂を横切っています。

「東山」三等三角点。
標高は864.28m。

あちこちの市境に点在する国土調査の杭。

ひとりごと

河原樋山は無名のお山なので、登山道はありません。
林の中には間伐作業や、普段はイノシシが踏み固めてるんだろう、わずかな踏み跡しかありません。
それでも行ってみたいと思われた方は自己責任で、迷わないよう、工夫しながらトライしてみて下さい。
三角点ハンターならこれくらいのお山、楽勝だと思います。

今回は今治谷からの道をたどりました。
その他に、川の郷地区から送電鉄塔の巡視路が上がってきています。
送電鉄塔しかないかも知れませんけど、一度、たどってみたいです。
で、そのまま、次の32番鉄塔へ進み、更に巡視路をたどって麓の重信川まで降り下る探検コースも、いいかも。

河原樋山からの帰路で少し迷いました。
往路をたどって尾根から踏み跡まで下ろうとしたら、踏み跡が見えないんです。
肩幅くらいしかないけもの道みたいな踏み跡なので区別が付きません。
どこまで下ればいいのかわからず、踏み跡に復帰するまでとても四苦八苦してしまいました。
前もって赤テープなどの目印を木に残しながら登っておいた方が安心です。
もしくは、河原樋山はパスして、福見山方面の林道歩きを楽しんで下さい。

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