へ行こう!
岩屋寺へ | |||||||||||||||||||
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬ | |||||||||||||||||||
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①国道33号線久万町。
伊予鉄久万営業所のある丁字路を左折し-
県道12号西条久万線へ。
大宝寺や久万美術館の入口のある坂道を東へ。
②つづら折りカーブの先にある峠御堂トンネル。
道路の左にある観光案内板。
もー色褪せてきました。
道路の右側には大宝寺へ下る歩き遍路道。
トンネルはお遍路さんも歩くけど、歩道が無く、道幅も狭いです。
入口には反射材のたすきや、
歩行者の存在を知らせるボタンが設置されてます。
お遍路さんが多いからこその、優しいトンネルなのでした。
内部の壁面照明もずっと点灯しています。
③峠を越え下った所にある河合地区の信号交差点。
左折すれば上林峠・皿ヶ嶺。
昔、この辺りには遍路宿が建ち並んでいました。
岩屋寺は打ち戻る(Uターンする)形でお参りするので、
この辺りの宿に荷物を預けて身軽で岩屋寺を往復するお遍路さんが多かったそうです。
④高原ゴルフ倶楽部入口の手前のカーブにある、遍路道入口。
訪問当日は平日でしたけど、歩き遍路さんが数人歩いて行かれました。
「←八丁坂1.9km バス停畑野川 ふるさと村→」
⑤突如、目の前に岩峰・千窟岳が出現。
国指定記念物「古岩屋」です。
道路脇には歩道も整備されています。
礫岩でできた峰はスポンジのように大小さまざまな穴だらけ。
大きいものでは車が入るほどのものも。
遠い昔に堆積した岩がすっぽりと抜け落ちた跡です。
カーブの右には不動岳やせり割りなど、
古岩屋の奇岩を散策できる遊歩道の入口があります。
そして-
お遍路さんの宿泊も多い国民宿舎「古岩屋荘」があります。
日帰り入浴もOKな温泉があります。
春はツツジ、秋は紅葉が美しい古岩屋の中心地です。
写真左にも荒々しい岩峰の尖塔が林立しています。
「四国カルスト県立自然公園 名勝 古岩屋」
四国のみち案内図。
至 ・ 御 三 戸 |
7.5km ←→ |
岩 屋 寺 バ ス 停 |
←→ 0.8km |
第 45 番 岩 屋 寺 |
←→ 2.0km |
八 丁 坂 休 憩 所 |
←→ 0.6km |
八 丁 坂 入 口 休 憩 所 |
←→ 1.9km |
高 原 ゴ ル フ 倶 楽 部 入 口 休 憩 所 |
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←→ 0.5km |
ト チ の 樹 林 |
←→ 1.7km |
国 民 宿 舎 古 岩 屋 荘 |
←→ 1.0km |
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この近辺だけ抜粋しました。
古岩屋生活環境保全林の概要 |
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古岩屋生活環境保全林は、久万町の中心部から南東へ約8km・標高400から900mにわたる山岳地にあり、日本三大カルストに数えられる四国カルスト県立自然公園の一角を占めています。 |
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●事業名:生活環境保全林整備事業(林野庁管轄) |
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県道すぐそばにそびえるのは大師岳。
国指定名勝・県立自然公園・生活環境保全林 古岩屋案内 |
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1. |
この礫岩峰は、どうしてできたか。 |
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2. |
礫岩の数、高さ、面積 |
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3. |
豊富な動植物 |
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4. |
四国霊場との関連 |
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国民宿舎古岩屋荘から約2km、直瀬川沿いに走り、
トンエルを抜けたら岩屋寺の麓、七鳥地区。
川の向こう側の森のずっと上に岩屋寺があります。
⑥お寺の入口はここ、岩屋寺橋。
橋のたもとには「岩屋寺前」バス停があります。
バスやキャンピングカーはこの先、入れません。
(道の両側に建つ民家の屋根が当たるので)
普通車は民家の奥に二カ所ある駐車場(有料)までOK。
橋から歩いて登ります。
「←バス停 45番岩屋寺0.8km→」
⑦右に有料駐車場を見送り、坂道をてくてくと。
「美川村観光案内」。
合併前、この辺りは美川村でした。
えひめ森林浴八十八カ所の杭。
岩屋・古岩屋は44番です。
⑧さっきの駐車場の上にまた駐車場があります。
駐車場入口手前を右折し-
みやげもの屋が建ち並ぶ道を登ります。
大判焼き屋さんの前を通り抜け-
参道はいよいよ森の中へ入って行きます。
道はずっと舗装され、手すりも整備されています。
階段もあります。
坂が辛いお遍路さんも杖を頼りにゆっくりゆっくり登ります。
⑨S字に道が巻いて、山門へ至ります。
足腰の弱い遍路さんがまず根を上げそうな階段です。
階段を登りきるとお大師さんがお出迎え。
写真左はミニ巡礼。
鳥のさえずりやお遍路さんが腰に付けた鈴の音だけがこだまする静かな森は、
杉の巨木が立ち並び、岩は苔むし、緑に目が潤い、心が少しずつ落ち着いてゆきます。
⑩御手洗川という小沢にかかる極楽橋を渡ります。
石仏もいっぱい並んでます。
岩屋寺までもう少し。
ゆるやかな階段をえっちらおっちら登ると-
頭上に納経所が見えてきます。
⑪お堂のある踊り場を曲がり-
更にもう一曲がりすれば-
⑫岩屋寺境内に到着です。
境内は三段に分かれていて、まず、一番下の段には-
右に納経所があります。
せり立つ岩壁の真下に建っています。
左側に鐘楼やトイレが並んでいます。
こちらが鐘楼。
トイレは最近リニューアルしたみたい。
バイオトイレです。
富士山でも使ってる自然に優しいタイプです。
境内の二段目にあるのが-
穴禅定です。
中は真っ暗です。
⑬境内の上段には大師堂と本堂があります。
右側にあるのが本堂です。
岩峰の真ん前に建っています。
本堂の奥の-
岩窟にハシゴがかけられています。
法華仙人堂跡です。
手すりがないただのハシゴです。
下る方が圧倒的に怖いです。
遊び半分で登るとバチが当たるぞー。
バチは当然…。
本堂の屋根と同じ高さにある法華仙人堂跡からの眺めです。
岩窟には小さな祠があるのみです。
時々、目の前の屋根からカチカチコロンって音が聞こえてきます。
礫岩でできた岩壁からはがれた小石が落ちてきてる音でした。
屋根の岩壁側には、
もっと大きな落石を防ぐための金網が張ってあったりします。
さて、降りて大師堂へ。
…ね。
降りる方が怖そうでしょ。
木が太すぎてしっかりつかむことができないのでした。
お遍路さんの読経が絶えない大師堂です。
大師堂の奥に多羅多門があります。
岩屋山、せり割行場、白山権現にはこの門をくぐって行きます。
ひとりごと | ||
図書館で久しぶりに調べ物をしていました。 古岩屋山という名は、毎日新聞社が日本百景を選んだ際に、地元の人たちが山の部門に立候補した時に使った名前だそうです。 僕にとって岩屋寺はとっても印象的なお寺です。 そんな不思議な魅力に惹かれて数年に一度は行ってしまう岩屋寺なのでした。 そんな岩屋寺を山として見たことはこれまでありませんでした。 「愛媛の山と渓谷」を読んでいて、小学校の遠足で岩屋寺を訪れた時のことを思い出しました。 もう一度、あの岩山に登ってみたい…。 そんなことを思った翌日にはもう、岩屋寺の境内を歩いていました。 |
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