東三方ヶ森
へ行こう!
木地奥林道から
お山について登山口・ルート登ってみよう!メールホームへ関屋林道から
木地奥林道 その1
距離 約5km
標高差 約320m
林道
徒歩
下記写真の場所
注意など

当サイトでは今治市玉川・北麓からの登山ルートを紹介しています。
ガイドブックなど多数で解説されている、
東温市側から登る主な登山ルートとは異なります。
その点、ご了承下さい。

国道317号線水ヶ峠トンネルの今治口。
トンネルから100mほど出た右側にある広場で右折し-

  

国道と並走する道路へ入り、林道木地奥線へと向かいます。
木洩れ日の道と通称される道路は1.5車線と狭く、
くねくねカーブが連続する山道です。
この先、民家もないので対向車は滅多にありません。
でも、山仕事のトラックや、渓流釣りや森林浴を楽しみに山に入った車と、
たまにすれ違うことがあります。
見通しの悪いカーブなど、気を緩めないで行きましょう。



トンネルから1.6kmにある-

木洩れ日の滝。
雨上がりじゃないと滝っぽくありません。



  

さらに1kmほど進むと、
伊之子山・北三方ヶ森・水ヶ峠への登山口があります。
この登山道は四国のみちにもなっています。

登山口を見送って更に進むと-

次の右カーブは短いトンネル。
抜けると-

左側に楢原山登山口があります。
登山道は四国のみちも兼ねていて、
四国のみちとはここでお別れです。



トンネルから4km弱。
舗装の変わり目から林道木地奥線となります。
最初だけ簡易舗装で、すぐ無舗装の砂利道になります。



砂利道をガタゴト、1km走ると、
施錠された「一般通行禁止」ゲートに出会います。
ゲートは道幅いっぱい、隙間もありません。
車両は手前の空き地に駐車し、徒歩でお山を目指します。
ここから先は通行禁止地帯。
なにがあっても自己責任で。



一般通行禁止

1.この林道は国有林の専用林道ですから許可なく車両や歩行者の通行を禁止します。
2.通行許可を受けたいときは西条営林署または__担当区事務所へ申し出てください。
3.許可なく通行したときは、事故があっても一切責任は負いません。

愛媛森林管理署長


道の左を流れているのは蒼社川の源流です。
川との高度差はまだほんのわずかです。

平日は山仕事の車が良く入るのか、
道は結構踏み固められ、草も生えていません。



ゲートから1km。
右の林の中に廃屋がありました。

薄れかけた看板には「木地奥造林事業所」。
蒼社川の源流域は国有林。
戦後、活発かつ大規模に植林が行われました。
廃屋はその名残です。

主のない家はいま、自然に還ろうとしていました。

その先で出会った小屋はまだ現役。
小屋の向こう側には、
グレーダーという重機が駐車してありました。
道を平らに均すための特殊な重機です。



ゲートから1.3kmの右急カーブ。
その道外れに、滝のようなものが見えたので、
ちょっと寄り道と、河原に降りてみたら-

規模は小さいけど、やっぱり、滝がありました。
この流れは蒼社川源流の支流のひとつ。
滝壺でのどを潤し、顔を洗って林道に戻りました。

ここから5つほどヘアピンカーブが連続し、
高度を少しずつ稼いでゆきます。

  

ゲートから約2km、
最後の右カーブに支線の分岐がありました。
五一支線の分岐です。
直進する支線はチェーンで規制されています。



ゲートから2.5km。

やっと東三方ヶ森に連なる稜線が見えてきました。
ここまで来ると人工的な音は自分の足音だけ。
風の音、鳥のさえずりがBGMです。

蒼社川はもう、道の遙か下。
登れば登るほど涸れた沢ばかりとなります。
山肌を舐めるせせらぎは貴重な水分補給源です。



ゲートから3.6km。
カーブミラーもある左カーブにまた小屋。



ゲートからもう4km歩いたところに橋がありました。
蒼社川もここまで来ると本流支流の区別がつきません。

沢に沿って東へ道は進み、石積みされた沢を渡り、
右にカーブして高度を上げてゆきます。

南に深く切れ込んだ谷を見上げて。
その上部には後で通過する第1隧道があります。



  

ゲートから4.7km。
西側が開けた場所へ来ると、
白潰山頂が間近に見えます。

この辺りから小振りなツツジの花を見ることができました。
林道の高度が増すほどあちこちにピンク色の花を咲かせています。
ちょっとした、ツツジの隠れ名所みたいな雰囲気でした。



やっとこさ5km。
最近、均された痕跡のある、ちょっと広めのカーブで-

「携帯電話通話可能場所」の案内が
道端に立ってました。

看板の先は蟻地獄みたいな深い谷。
どうも最近、崩れた模様。
道が均されてたのもその後始末のようです。

歩いてきた道を振り返って。
でも、登山口はまだまだ先なのでした。
つづく…

ブログパーツ
     
inserted by FC2 system