東三方ヶ森には、大別して南から2ヶ所、北から2ヶ所、
縦走路の3方向から入山することができます。
そのうち、主に利用されているのは南からのルートで、
東温側と丹原側、それぞれひとつずつ、登山口があります。
東温側は木地地区の阿歌古渓谷の奥、丹原側は関屋林道の奥にあります。
二つの登山ルートは市境尾根を挟んで並んでいて、
高度差、距離もほぼ似通い、
登山口まで林道でアクセスするところも共通です。
北は木地奥林道が稜線に最も近づいた部分から取り付くことができますが、
木地奥林道は頑丈なゲートで車両の進入は不可です。
西にある南三方ヶ森(白潰)から稜線をたどる縦走路もあります。

どこから登っても山頂が遠いお山です。

阿歌古渓谷から

  

木地地区、阿歌古渓谷方面と関屋林道分岐の丁字路重信川に沿って、
県道152号寺尾重信線を東へ進み、
「木地」バス停がある木地地区へ。
「←阿歌古渓谷」の案内に従い、丁字路を左折、
営業終了した酒だる村の脇の林道を進み、
終点から更に阿歌古渓谷を歩き、
炭焼きの跡がある辺り、竹林に登山口があります。

阿歌古渓谷への案内

渓谷沿いの林道

※地質の関係で、大雨が降ると林道はすぐに崩落・流失、通行止めとなります。
2011年9月現在も橋が流されるなどして終点の手前2キロ地点から歩きとなっています。

林道関屋線から

  

関屋林道への分岐

「木地」バス停がある丁字路から東へ更に3キロ進むと、
西条市丹原町側に林道関屋線への分岐。
丁字路を左折して林道へ。

関屋林道からのお山歩については、こちらをどうぞ →

  

源流部の登山口

林道と重信川源流が二股に分かれる間の尾根に、
登山口があります。

木地奥林道から

今治市側にある林道木地奥線が稜線に再接近した場所を、
登山口として利用、稜線をなぞって山頂を目指します。

水ヶ峠玉川出口にある木地奥線入口

竜岡側のゲート

木地奥林道と西稜線

  

登山口(訪問時は特に目印無し)

稜線へ

※林道木地奥線は竜岡と木地の2ヶ所に入口がありますが、
頑丈なゲートで車両進入不可。

縦走路

南三方ヶ森東尾根

東三方ヶ森が東西に延ばした稜線をたどって行くことも可能です。
西にある南三方ヶ森(白潰)からなら、
稜線直下まで奥黒滝林道が開通しています。
けれど、この林道も土砂崩れが多発するため、
復旧工事が行われければ、登山口の数キロ手前から歩くこと必死です。
また、約4.5km、多数のアップダウンもあるため、
行動時間、体力、装備など充分注意が必要です。

そのほか、楢原山、五葉が森などからも稜線伝いにたどり着くことも可能。
けれど、明瞭な縦走路、人道があるわけではありません。
冬枯れて尾根の上の地面が露出した状態なら、
なんとかたどれるという状況です。
一般登山者には無理です。

ブログパーツ
     
inserted by FC2 system