行基山・明神山・潮見山
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明神ヶ鼻~明神山

距離 約500m
標高差 約70m
林道・農道・私道
徒歩
下記写真の場所
送電鉄塔・アンテナ施設
見晴らしあり

  

県道334号松山川内線(旧R11)沿い、パルティフジ平井がある交差点。
2010年5月現在、小野から続く道がR11に向かって延伸工事中で、右にある横河原線を越えるために高架橋を建設中。
※2012年3月末、工事が完了し、この部分も県道と横河原線を一またぎする高架ができ、国道11号線と結ばれました。
この信号交差点を左折して-

  

県道の喧噪を避けるように、平井の田園地帯へ。
手前の久米・鷹ノ子にあった田畑はすっかり宅地に塗り替えられちゃったけど、この辺りはまだまだ緑がいっぱい残っています。
左(北)側には、観音山、高森・岩伽羅山など、小野地区の豊かな山並み。
この道はとてもきれいな2車線ですが、宅地より畑が多いので交通量はとっても少ないです。



  

県道から1キロ足らずの所で左に大きく分岐する道は、H24.3完成 予定の市道小野3号線。

  

倉谷山(左)観音山(右)に挟まれた横谷の谷を抜けるとR317、石手、奥道後、伊台方面。

H24.3完成予定ですが、すでにもう何年も工事中…、遅っ!


2012年3月末、市道小野3号線は完成しました。

「←今治」の標識も取り付けられました。

2車線のきれいな道が-

峠を越えて奥道後手前の食場まで繋がって大変便利になりました!


  

交差点を過ぎ、東へ向かうにつれ、左前方に目指す山並みが近付いてきます。
この辺りの小丘陵には中世、たくさんの城砦が築かれていました。



真新しい土手は明神ヶ鼻池。

  

緑が眩しい土手に沿って進み、池の端に飛び出した尾根「明神ヶ鼻」の先端へ。



明神ヶ鼻の先っちょが今回の登山口です。
奥に見える鉄塔が明神山山頂です。

  

「明神ヶ鼻池」

明神ヶ鼻池の周りは松山市の小野第一配水池でゲートで進入禁止。

新しく道路を造った時に削られた鼻の土手に、
付け替えられた小径があります。
こちらが登山道です。



ジグザグと少し登っただけで-

  

松山平野東部のパノラマがわっと拡がります。
奥には皿ヶ嶺連峰、写真左奥には石鎚山も見えますが、当日は靄がかかってよく見通せませんでした。

  

フェンスに沿って登り詰めたら-

昔からの山道へ入って行きます。



マツが残る尾根には切り株を利用した養蜂箱が置いてありました。

少し登った林の奥にも。

真砂土で少し滑りやすい小径を上へ上へ。

岩盤が露頭して開けた場所を過ぎると-



急に傾斜が楽になります。
稜線に乗った後も奥へと進むと-

右に古い柵がありました。

朽ちかけた小屋を右に見ながら、
また少し急になる坂を登っていたら-



また右側に人の手が入った場所が現れました。
段々畑かなにかを造成したようで-

錆びた小さな重機が春草に埋もれていました。



登り坂がまた緩んだところでちょっと右側を覗いてみたら-

畑ができてました。
奥にごちゃごちゃと粗大ゴミのように見えるものは、ゴミではなく、畑をぐるっと囲んでイノシシなどから作物を守っています。



そんな畑から間もなく、
車が2、3台、駐車できそうな広場に出ました。

轍もくっきりな山道に合流しました。
右には小屋なんだか別荘なんだか、2棟ほど建っていました。

奥の小屋は少し新しくて「明神山荘」と書かれた大きな表札が玄関脇に取り付けられていました。
無人のようだったので、庭先にお邪魔して-

  

後で行く潮見山を撮らせていただきました。



  

明神山荘のすぐ裏は丁字路になっていて-

右は行基山方面。

  

左が明神山方面ですが、すぐに二手に分かれます。
右の登る方が明神山山頂方面の道です。
左は明神ヶ鼻池の畔へ通じています。

山頂まで黄土色の道を一直線に、
アンテナ目指して50mも登れば-



明神山山頂に到着です!
山頂を占める施設はNTTドコモのアンテナ施設です。

四角い鉄塔。

麓から階段も通じています。

  

アンテナ施設があるおかげで視界は良好、明神ヶ鼻で見えたパノラマに更に奥行きが加わったような展望が拡がっています。

明神ヶ鼻池。
手前の緑地は進入禁止の配水池部分。

  

南に見える家並みの密集地は、野田、梅本、牛渕、グランフジ重信がある辺りです。
奥は、皿ヶ嶺、三坂峠、障子山などの山並み。

松山市街地はマツが邪魔してよく見えませんでした。

石鎚山も雲がかかってやっぱり残念。

アンテナ施設の横にある-

小径を登ると-

最高地点です。
コンクリートで固められた三角点があります。

「向井」四等三角点。
標高は、161.08mです。

ひとりごと

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珍しくいいお天気続きだったゴールデン ウィークの初日に出かけました。
東の方へ行く時はいつも視界に入ってたし、後に聳える観音山はもう何年も前に登っ たんだけど、市内からちょっと遠いせいで、ついつい、後回しにしていました。
連休前、仕事で梅本にある陸上自衛隊松山駐屯地に行くことがあって、下葉佐池越しに潮見山がいい感じに見えて、いよいよ登りたくなりました。
登山ルートなど、計画は数年前からしていましたが、その頃、登ろうと思っていたのは潮見山だけでした。
でも、その後、図書館で見つけた旧久米郡の古地図や小野村誌から見つけた明神山、行基山も一緒に廻ることにしました。

朝の旧11号線を東へ。
信号が多いので意外と混んでます。
バイパスがなかった頃ほどではないけど、久米を過ぎるまでは車が数珠つなぎ。

平井のパルティから始まる県道より全然いい道は随分前にできたけど、久しぶりに来てみたら、またなにやら工事中。
11号線に接続するための延伸工事みたいでした。
市道3号線が完成したら、松山東部の車が畑寺・桑原の狭い道を抜けてなくても今治方面へ行き来できるようになるので、その前にあれこれ整備してるみたいで す。
市道3号線の方はスクーターを買ってすぐの頃、よく通りました。
横谷の斎場から奥は狭い谷底を車1台分の幅しかない簡易舗装の山道が抜けていて、遠くの山まで出かけたようないい雰囲気があったので、大好きな道でした。
でも、拡張工事が始まって、おまけに何年経っても完成しない…。

さて、明神ヶ鼻池の畔に駐車し、土手から山に入りましたが、ヤブまみれの道を覚悟していましたが、全然、普通に歩けました。
けもの道よりずっといい踏み跡です。
歩く人はそんなにいないと思うんですが、思いの外、踏み固められてて、山菜やキノコ採りなどで地元の人の出入りがあるのかも知れません。
山頂で雲が晴れるのを待ってた時、スクーターで鉄塔まで上がってきたおじさんがいて、腰にカゴ袋を下げ、松林の中へ消えていきました。
「まだ、あるかのぉ」とか云ってました。

標高は161mだけど、見晴らしはいい方です。
天気が良ければ石鎚山も見えるんですが、天気予報は晴れだったのに、空はいつまで待っても薄曇り。
雲の流れが速かったので20分くらい、晴れ待ちしてみましたが、石鎚の雲は取れそうになかったので、あきらめて、行基山へ向かいました。



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