登山口~植林帯 | ||||||||||||||||||||||||||||
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫ | ||||||||||||||||||||||||||||
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①道標の後に-
登山道があります。
登山道に入ってすぐ、目に飛び込んでくる-
「草木一切 盗採禁ズ」
林道で見たものと同じ文言の高札です。
ドキッとした立て札に続いて、ロープ規制にまたドキリ。
右横にまた高札があります-
「登山愛好者以外入山禁ズ」
僕は登山愛好者なので、
ロープを跨いで入らせてもらいました。
高札がもう一つありました。
「ワサビ 盗採禁ズ」
この意味は後で判明します。
②西尾根の付近の植林帯をどんどん登ります。
登山口は標高870m、目指す山頂は1377m。
その差500m。
植林帯は標高1170mまで続きます。
登山道は2、3度曲がり-
③積み重なった大きな岩たちに出会います。
道は岩の前を左へ折れます。
折り重なった岩の下には雨宿りができそうなくらいの隙間がありました。
岩の前を左折した後、少し遠回りするように、
尾根から外れて行きます。
④右にくぃっと曲がり-
緩やかに登りつつ、西尾根へ近付いて行きます。
道は明瞭で迷いようがありませんし、赤テープなども豊富です。
よく手入れされた植林帯は雑草も少なめなので、
木洩れ日の中の緑はととても目立ちます。
尾根から外れた植林帯は風が通らないので、暑くて、
汗をかきかき、登りました。
⑤西尾根に戻ってくると下で見た岩と同じ大きな岩に出会います。
左の大きな岩の下を登って行き-
⑥植林帯と自然林の境へ。
新緑がやっと芽吹き始めた頃だったので、
太陽光がそのまま注ぐ自然林は光に満ちて眩しいほどでした。
登山道は西尾根を回り込むと、
谷の左岸を谷の奥へと進みます。
肩幅ほどの道幅の緩斜路です。
⑦路肩が崩れてるところがありました。
ロープを頼りに5mくらい渡ると-
また崩れていて、木が邪魔をしてるので、
縦・横に渡されたロープをつかんでクリアします。
足元はこんな感じで崩れてます。
谷はそんなに深くないので落ちても、
擦り傷ぐらいで済むと思うけど、
這い上がるのが面倒なので気を付けて渡ります。
谷が狭くなってくると谷底も浅くなり、沢に降りられるくらいです。
沢にはちょろちょろ、水が流れてます。
⑧谷の奥にあるワサビ沢に着きました。
道は小さな流れを跨ぐように右へと折返し、右斜め上へ向かいます。
沢は有刺鉄線でガードされています。
山頂からの帰り、沢の美味しい水で喉を潤しました。
登山口で見た「ワサビ 盗採禁ズ」の高札はこの沢のためのものでした。
お山はみんなのものではありません、ちゃんと地主さんがいます。
山菜を採るのは、他人の家の庭先のパンジーを盗むことと同じです。
右下がりの斜面を登っていくと-
⑨なだらかな場所にたどり着きました。
道は林の中で右に直角に曲がりますが、
左奥のテント小屋が気になります。
後から聞いた話ですが、
地主さんが山の世話をするために設けてある小屋だそうです。
いまでも時々来られてるのか、なんとなく気配が残っています。
林の中で直角に曲がるポイントにある目印です。
曲がってすぐの「登山道」標の数m先にある-
切り株に巻かれた赤テープのところを左折します。
真っ直ぐ行くと下るので間違いにはすぐ気がつくと思います。
また右下がりの斜面を歩きます。
けもの道のような道で-
植生境を歩き、道なりに左へ大きくカーブすると-
⑩またなだらかな林に出ました。
踏み跡が少しあいまいになりますが、
右奥の明るい方へと進んで行きます。
⑪いよいよ、植林帯と別れる時が来ました。
右上にある尾根へ登りますが、後ろ向きの道標には-
「←三ヶ森山頂へ 登山口へ→」
切り株の赤テープから真っ直ぐ尾根へ向かい-
こんな傾斜を登って-
⑫自然林の尾根に出ました。
ここからが本番です。
ひとりごと | ||
目に飛び込む、「草木一切 盗採禁ズ」、「登山愛好者以外入山禁ズ」、「ワサビ 盗採禁ズ」の高札やロープ規制。 はてさて。 ハイドレーション・システムとは、水のタンクからチューブを通じて給水できる装置です。 登山口に3台、車が駐まってたけど(1台は入れ替わりに下山)、植林帯で擦れ違ったのは1組だけでした。 路肩が崩れて危なっかしい場所をロープを頼りに渡り、ワサビ沢、小屋場までは道は明瞭で、道なりに歩いていればちゃんとたどり着けます。 |
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