楠窪余野林道・楠窪から | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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①桜三里を越え、周桑平野に入ってすぐの西条市丹原町志川。
湯谷口の丁字路信号交差点を過ぎてすぐ右にある、
「じゃがいも家」という名のレストランと、
桜三里に最も近いコンビニのローソンとの間に、
志河川ダムと楠窪地区への入口があります。
志河川ダムまでは二車線です。
“志河川”は“しこがわ”と読みます。
旧金比羅(讃岐)街道を塞ぐ形で置かれてる、
「楠窪入口→」と「志河川ダム 1.2km→」
松山自動車道の高架をくぐり、上っていくと-
②左に志河川ダム下流の広場へ降りられる分岐と-
志河川ダムの解説版のある展望所「東出合い広場」。
「志河川周辺案内」
「志河川ダム」
ダムの下流に設けられた「ふれあい広場」などなど。
志河川ダムを正面から。
車道や遊歩道が整備されてるので放流口のすぐそばまで行けます。
写真右にあるトンネル-
「志河川1号トンネル」をくぐると-
ダムの上部。
写真左の小屋はトイレ。
道はダムの上まで通じています。
楠窪へ行く道は写真右端。
トンネルはもう一つあります。
「志河川2号トンネル」です。
③ダム湖に沿って走ってると、右の石碑に目が止まりました。
石碑には銅板がはめこまれ、隣には解説板も。
「志河川ドラゴン大橋」? ど、ドラゴン?
平成16年3月 |
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中川小学校5年生 |
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2月20日に、志河川ダムの付け替え道路のエ事現場を見学させていただきありがとうございました。 |
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[志河川ドラゴン大橋] |
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という名前です。 |
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石碑から170mほどの区間が「ドラゴン大橋」です。
橋だと気づかない人にとっては普通のS字カーブ。
確かに右の路肩は斜面と接してません。
橋の下を覗き込むと、多数の柱で支えられていました。
橋の終わりに「横谷」バス停があって-
④志河川を渡る楠窪橋。
渡った突き当たりを右折します。
突き当たりにある美味しそうな清水。
今日はマグカップを忘れたので飲めませんでした。
この先、道は1.5車線。
志河川を右に見ながらどんどんと上流へ。
⑤道沿いには民家はないんだけど、
一見なんにもない場所に周桑バスのバス停があります。
山の上や対岸にある民家のために設けられています。
こちらは「とびのす橋」バス停。
対岸にある角立地区のためのバス停だけど-
とびのす橋はだいぶ昔から通行禁止みたい。
バスは朝昼夕の3便のみです。
⑥次の「神部」バス停の先の丁字路が-
三ヶ森登山口へ行ける林道「楠窪余野線」の起点です。
角立橋を渡りますが、右にあるのが-
林道楠窪余野線の案内。
左に「三ヶ森 登山口 →」
橋の上から志河川を。
ちなみに、500mほど上流に「楠窪キャンプ場」があったりします。
川にさよならして、林道を上って行きます。
しばらくはちゃんと舗装され、快適です。
どんどん上り、高度をどんどん稼いで行きます。
⑦標高300mを越えた所に綺麗な赤いカエデがある農地がありました。
農地が終わるところから見た志河川源流の谷。
奥に見える山の辺りが天ヶ峠になります。
⑧この辺りから無舗装・砂利道が始まりますが-
急坂や急カーブなどは簡易舗装がされています。
訪問当日はちょうどゴールデンウィークだったので、
県外ナンバーのバイク集団にこの辺りで抜かれました。
⑨標高400m地点で出会ったのは伐採作業風景でした。
右の森が大きく伐り取られてました。
写真の丸太とワイヤーは丸太を運び降ろす装置です。
左カーブにワイヤーを操作する機械が設置してありました。
丸太を組んだ櫓の上に載ってます。
機械は動いてなかったし、チェーンソーの音もしてなかったし、
GW中だから作業してないのかと思ったら-
のろのろ走る重機に道を塞がれてしまいました。
せかしちゃ悪いので、少し車間距離とって付いて行きました。
その後、重機は丸太を山と積んだトラックが、
停車してる広場へに入りました。
ムーブの先には、丸太の枝を払う装置が付いてました。
⑩標高500m地点も簡易舗装。
登山口はまだまだ先、まだまだ上。
傾斜もそれなりにきついところもあります。
僕のスクーターは6万キロも乗ってるので、
フルスロットルでものろのろです。
⑪標高600m地点はこんな場所でした。
カーブの先には送電鉄塔がそびえてました。
東へ東へ上って行くと、いつしか標高700mも越え、
ちょうどいい木立の切れ間からこれまでのルートを振り返ってみました。
谷の出口が見えないくらい奥まで来ました。
奥に霞んで見える山並みは東三方ヶ森を中心とした、
松山・今治・丹原境の山塊です。
⑫道が不意に狭い谷へと入って行きました。
奥に三ヶ森山頂が見える北麓の谷です。
左下の沢は三ヶ森の清水です。
右曲がりのヘアピンカーブでちょっと休憩。
ガードレールを跨ぎ越し、1mほど土手を降りて-
綺麗な沢の水で、顔の土埃を洗い落としました。
⑬標高800m地点、北に飛び出したカーブからの眺めです。
800m越えると北西尾根より高くなるので、
三ヶ森の西にある面木山も見えてきました。
しばらく北斜面を西へ向かって走ります。
⑭標高850m辺りで北西尾根を左にカーブしながら越え、楠窪から明河へ。
見上げると、山頂がまたこっちを見下ろしていました。
写真左の崖が北西尾根ですが、道から50mくらい登ったところに、
その名も「峠」四等三角点があります(標高は918.78m)。
お?
立木になにか書いた板が縛り付けてあります。
「私有地に付き しきび・草木一切 盗採禁ズ!
しきびどろぼう、仏様喜ばぬ!」
その通り! 僕も山菜泥棒、大嫌いです!
左の崖に足場が組んでありました。
登ったら三角点まで行けるかなぁと思って近付いたら-
ハシゴの終わりがロープで規制してありました。
おまけに、足場にも-
「私有地に付き しきび・草木一切 盗採禁ズ!」
地主さん、相当怒ってますよ、みなさん!
登山口・登山道がある尾根が見えました。
写真右の霞んだ山並みは皿ヶ嶺連峰です。
石墨山、法師山、善神ヶ森が見える稜線をアップ。
手前は黒森。
写真のように駐車できるほど、
路肩に余裕がある場所に着いたら-
⑮三ヶ森登山口に到着です!
林道の最高地点にある左カーブの内側が登山口になっています。
ちなみに、この写真は下山後に撮ったもので-
お昼に着いた時はこんな風に先客の車が2台、路肩に駐まっていました。
路駐しててもその横を車が通り抜けられるくらい、
道幅には余裕がありますが、
伐採した丸太を山と積んだトラックが通れるくらいは、
ちゃんと空けて駐めましょう。
「←三ヶ森(標高1377m)登山口」
ひとりごと | ||
松山からも見える三ヶ森。 迫り来るトラックに道を譲りながら慎重に走って、久しぶりの丹原上陸。 初めて走る楠窪への道は、狭い谷間を縫うような道を想像していましたが、快適で一安心。 トンネルと云えば、志河川の上流の影無地区、天ヶ峠へ向かう道に手掘りの隧道「岩勝隧道」があります。 181 - 岩勝隧道 影無 隧道ができて馬から車へ移動手段が変わり、確かに便利にはなりました。 さて、林道楠窪余野線も想像より路面状況がよくて一安心。 |
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