黒森へ行こう!
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登山口から
距離 約730m
標高差 約135m
林道
徒歩
下記写真の場所
展望良し
危険・注意ほか

作業小屋の後ろにある登山口へ。

「(株)中杢林業 火の用心」

  

まだ夏草が元気な登山口。

尾根に沿って踏み跡が付いてます。

足下にはキノコも顔見せ。



最初の小ピーク。
東側が倒木などで明るくなってました。
木立の合間から-

横海地区や-

三ヶ岳山頂がちらり。



一端下ったらまた軽く登りが待ってます。
このささやかな鞍部は-



  

林道のS字カーブ上部からショートカットして-

伐採斜面を登っり切った尾根です。

  

斜面は伐採木が転がり、見た目に反して直登は無理なので、
右に回り込み、植生境を登り-

  

尾根に出たら-

登山道に出会えます。
山頂は左方向です



手作りな道標がありました。

またキノコ登場。

さあ、いよいよスズタケのジャングルゾーンの始まり。
でも、ありがたいことに人がひとり通る分くらいは刈られてます。
足下はきっとケモノも通ってるので踏み跡はしっかり付いています。



次の小ピークにある三角点を通過します。
真新しい三角点らしく、「点の記」がないので点名は分かりませんでした。

まだまだ続くスズタケ。
登りは目の前の景色はみんなササ。



  

念上峠(ネンジョ越)の十字路に到着。

道標では丁字路になってますけど-

石仏と反対方向へ下る踏み跡もありました。
それこそ、本当のケモノ道かも。

「石仏 → この先約5m」

辻からホント5mほどで-

石仏(石碑?)が並んでいました。
その昔、石仏より更に鞍瀬の下影まで下る道がありました。
いまは荒れ果てています。

「黒森→」の方へ直進。
またササの海へ。



ヤブこぎってほどでもないけど…。
不意に迷ってるような気がして-

そんな時、道標があって、ほっとします。

木の根元にまたまたキノコ。
ちょっと変わったキノコでした。

道標。

ちなみに、スズタケのジャングルは、
クモの巣もジャングルでした。



ササから普通のヤブへ。

ヤマブドウみたいな蔓科の植物がトンネル状になってました。



  

ちょっと分かりづらいですけど、写真の場所で左寄りに軽く曲がります。
直進しちゃってる踏み跡もあるので分かりづらいんですけど。
左の木にかかっている道標も-

微妙に湾曲しているので、
そっちへ進めば踏み跡が見つかります。



ちょっと急な斜面に邪魔な穴。

また不安になりそうな時に出会う赤テープ。



ヤブを抜け、やっと見通しも風通しも良い植林帯へ。
右カーブしつつ、小ピークへ向かいます。

※ここは下る時、赤い境界杭につられて道を間違えそうになるので、
登ってきた時、よーく景色を覚えておくといいかも。

  

山頂(写真奥)が見えてきます。
遠いようでも、そのうち着いちゃいます。

ひとりごと

スズタケのジャングルには参りました。
踏み跡+αの幅に草刈りされてました。
まるっきりのヤブこぎに比べたら歩きやすかったものの、結構な距離なので疲れました。
スズタケは「タケ」って付いてるけど、ササの仲間。
人の背ほども伸びるため、よっぽど広く刈らないと覆い被さって来ます。
ここもすっかり被さってて、足下はもう見えません。
普段はスズタケの根本の歩きやすい辺りをイノシシとか、ブヒブヒ言いながら歩いてるんだろうなぁ。
…なんて想像したら、段々、心細くなってしまいました。
行きは我慢、帰りはうんざり。
いつまでも続くようなスズタケ・ジャングルに、ちょっとパニくり気味になってしまい、より早足で駆け下っちゃいました。
そういえば、隣の面木山も帰り道で急に心細くなって、急ぎ足で戻ったような気がします。

ここ黒森もクモの巣の当たり年(?)。
スズタケをかき分けたらクモの巣を払い、また払い、かき分け、また払い…。
ほとんど5mおきに二重三重にクモの巣があるもんだから、なかなか前に進めません。
山頂まで80分ほどかかりました。
虫も冬眠する晩秋から冬、春先のクモの巣なんて無い季節なら、1時間切ってたかも。

石仏のある念上峠(ネンジョ越)は踏み跡が十字路になっています。
そのうち、西へ下る踏み跡がもの凄く気になっています。
もしかしたら、林道含めて大きくショートカット出来るんじゃないかなって。
作業小屋からの主ルートの、峠までの間にある二つの小ピーク(たいした標高差はないけど)だけでもカットできたら、帰りも楽かな。

とりあえず、のショートカットは帰りに試してみました。
伐採したてのような斜面は遠くから見るとまっすぐ登れそうに見えます。
でも、近くに行くと、間伐丸太が隠れるふかふかの雑草に覆われ、直登は不可でした。
林との境を右から回り込むように登って尾根に上がり、登山道へ出ました。
ショートカット云えばショートカットだけど、ちゃんとした道じゃない。
やっぱり、念上峠の道が気になるのでした。

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