へ行こう!
尉之山へ | ||||||||||||||||||||||
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮ | ||||||||||||||||||||||
|
|
|||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||
重信川にかかる上村大橋を南へ渡り-
①県道23号伊予川内線の信号にて右折します。
※上村ルートの場合は直進(後ほど解説)。
②1.5kmほど進み、寄合池の土手沿いに左折。
徳川神社の大きく赤い鳥居を目指します。
ビニルハウスの横を左折し-
もう一度左折すると-
③徳川神社の大鳥居の前に着きます。
鳥居はくぐらず、山へ向かって右折します。
ちなみに、鳥居をくぐると-
一回り小さな鳥居があって-
徳川神社境内へ。
小さな鳥居前を右折すると、津吉公園。
大鳥居前を曲がったら、道なりに。
写真の場所も舗装をたどって左方向へ。
④山田新池のほとりに出ます。
舗装路をそのまま進むと-
小径が分岐する角に道標の石柱が建っています。
「← 左尉之城道 是ヨリ尉之城まで1650米」
「昭和48年7月 金婚記念 渡辺佐一郎」
道ばたにキウイ畑があったり、みかん畑があったり。
⑤舗装路の行き止まりが登山口です。
「左 尉之城道」
すっかり雑草に埋もれてました。
振り返ると、遠くに天山や松山城も。
沢沿いに登ってゆきます。
すぐに左岸へ移動。
コンクリート舗装がしてあります。
⑥城があった頃の名残でしょうか、すぱっと切り立った岩壁が。
沢沿いの道は木々が生い茂り、薄暗いです。
コンクリート舗装がめちゃめちゃです。
台風の被害を被ったままだそうです。
倒木もあって、荒れてる感じがめっちゃします。
⑦コンクリートの升がある所で右にカーブし、沢とさよなら。
コンクリート舗装もこの先で終わり。
竹林へと入って行きます。
こちらも結構、倒れてます。
⑧分かれ道っぽい所は左の広い道へ。
城址でよく見られるU字に深い堀切道。
竹が道を塞ぎかけてる部分が1ヶ所あります。
初めて来た時は、行き止まりかと思ってとまどいます。
⑨竹林を抜け、尾根筋の植林帯へ。
しばらく、堀切道が連続します。
太い倒木のトンネルをくぐりながら、
なにげに下を見たら-
なんか可愛い実がひっそり赤く光っていました。
⑩ここらで標高300mくらい。
凹んだ所ばかり歩くので、モグラ気分。
先の倒木は膝をついてくぐるか、
強引に乗り越えるか…。
シダとササが一緒になったジャングル・ゾーン。
せいぜい腰高なので、安心。
⑪堀切道ゾーンも終息。
人工林を登ります。
伐採された木が多数転がる平らな場所を抜け、左へカーブ。
人工林内は文字通り“けもの”道も多数。
曲がり道なのにまっすぐ行っちゃうけもの道もあったりします。
そんな時は、取りあえず、広くて、上へ登る道を選択です。
でも、ホントに困るのは帰り道。
こんな分岐あったっけ?って事もあります。
登る時、分岐や迷いそうなポイント、ポイントで振り返り、
逆の景色も頭に入れておくと安心です。
⑫標高350mを越えた辺りで、三度目の石柱にご対面。
石柱部分からもう一段上を左右に通る道に上がり、左に進みます。
「左 尉之城に至る」
建てられた方は麓のと同じ方です。
右は木で塞いであります。
左へ数m進むと、右上に登る分岐があります。
四つ目の石柱が建ってます。
「尉之城登山口」
最後の登りです。
急な斜面を小さくジグザグと。
傾斜が緩やかに変わったら-
⑬尉之山山頂に到着しました!
尉之城址は標高383m。
一面、膝高のササに覆われた平地の中心に祠が祀られています。
祠です。
秋色。
お堂横の大木。
北側が開けていて、松山市街に向けて眺望抜群です。
左は地デジ電波塔が立つ行道山、その手前に久谷の田園地帯。
松前の海辺にある工場があげる白煙の向こうに、瀬戸の海に浮かぶ島島。
松山城も小さく見える市街地の右、淡路ヶ峠から始まる山並みが観音山、福見山、
松山最高峰の明神ヶ森へと高度を増してゆく様も眺めることができます。
山並み部分だけアップにしてみました。
興居島の小富士が意外に大きく見えます。
改めて見ると松山市内は田んぼも減ってビルだらけ。
「あのビルのちょっと横辺りがウチの家」みたいな説明が難しくなってきました。
東三方ヶ森やヨソ山などの川内寄りのお山は右の林に見切れちゃて見えません。
続いて、小山岳へ向かいます。
すぐ下の登り口に降りたら、右へ、道を辿ります。
尾根伝いに東へ道が続いています。
⑭ほんの少しですけど、開けた所があります。
天気の良い日なら、目をこらせば-
山並みの向こうに石鎚山もこんにちは。
少しずつ登る感じの尾根にも城址らしい名残にまた出会います。
堀切道や、痩せ尾根を利用した人一人が通れるだけの幅の「犬走り」です。
二つ目の犬走りを抜けると-
⑮空がわっと開けて、松山と東温の市境尾根に飛び出します。
ここは上村のみかん畑から来る登山道と合流する場所です。
尾根に出た途端からパノラマがスタートします。
写真右に小山岳へ向かう尾根道が続いています。
小山岳もすぐそこです。
ひとりごと | ||
当初、この尉之山は小山岳のついでに時間があれば立ち寄る位の予定でした。 情報が乏しい小山岳。 上村の県道交差点まで来て、まず、東温市側の登り口が描かれていた護国院へ。 登山道は、竹林とか草木に覆われた堀切道とか、倒木もあったりして荒れてる感はありました。 それにしても、中世に作られた堀切道が現代まで残っているなんて、不思議ですね。 たどり着いた尉之山山頂は思った以上に見晴らし抜群。 でも、最初に登った日はあいにく、天候が不良でした。 まだ午後3時前でしたけど、曇天の下じゃ、竹林なんかもう夕暮れのような薄暗さです。 翌朝、昨日の曇天が嘘のような晴天が訪れました。 起床から2時間後にはもう、スクーターは上村大橋を渡っていました。 今度は上村から登り、小山岳へ向かう前に⑮の合流・分岐点から尉之山へ。 |
||