衣山丘陵へ行こう!
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丘陵西部
一般道
林道・農道・私道
徒歩
下記写真の場所
送電鉄塔・アンテナ施設
見晴らしあり
みかん畑

唐山から見た丘陵の西側へ-

金刀比羅宮の裏の分岐を左へ入り-

南斜面を横切る農道を西へ。



左カーブに右へ入る小径がありました。

  

すぐに二手に分かれ、右は巡視路、左は農道。

右の巡視路を行くと唐山山頂の2番鉄塔へ行けるようです。

今回は左へ進み-

坂の上は-



西斜面。

小屋の左、植生境を登ったら-



59m峰の山頂です。
左の立木の向こうもみかん畑です。

  

西側に向かっての眺めです。
島影も浮かぶ三津沖の青い海が見えました。



南斜面に戻って、軽トラ向きの狭い農道を西へ。

金刀比羅宮の裏の分岐ら見えたため池越しに、
城山と石鎚山を。

並木道を下って登って。



  

小さな丘を越えたら山西町。
左に見えるのは朝日ヶ丘の住宅地と足ヶ峠。

右側は古三津方面の北斜面。



農道の西端にある三叉路に大きな農家がありました。

右に曲がって-

白梅の咲く道に進んですぐ-

農家の裏にある小ピークへ寄り道。

ピークの目印みたいな木が立つ所へ、
土手を登って-



小ピークの頂上へ。

西向きが見晴らし良好。
すぐ真下には山西団地とNTT古三津社宅、
その奥の緑の森は後で巡る明神丘。
写真左のお山は足ヶ峠、海の上に興居島の小富士。


農道へ降りて更に北へ。
紅白のタワーは-



docomoの衣山中継所。
その裏側に-

回り込んで、踏み跡を登ると-

  

北側の小ピーク。
南西方向に拓けていました。



右下にゴルフの打ちっ放しを見える辺りで-

農道は農家の納屋の前で行き止まりました。
引き返し-


三叉路から南へ下りました。



車不可の狭い急坂を下り、
突き当たりを左折し-

民家の真裏をそーっと通って-

  

小径同士の丁字路を右折したら-



  

衣山の広い車道に出ました。
伊予鉄・西衣山駅前にあるローソンです。

次の明神丘は、取りあえず、広い道を西へ、
三津・大可賀方面へ向かいます。



JR予讃線の高架をくぐります。
歩道は左のトンネルをくぐります。

ひとりごと

衣山丘陵や久万ノ台には小ピークがたくさんあります。
平野のまっただ中にあるから、それぞれに名前がちゃんと付いていました。
でも、そのほとんどは失われてしまいました。
明治頃の文献を覗くと、以下のような山名が登場します。
天満山、野津が山、権現山、東仙寺山、蛸塚山、井留山、福岡山、高山、北福岡山など。
東仙寺山はみどりヶ丘や青葉台の辺りだと推測できましたけど、ほかのお山は皆目見当が付きません。

農道の行き止まりで、奥の農家の方だろう老夫婦に偶然お会いしました。
お山の名前を尋ねてみたんですけど、ご存じないようでした。
突然のことで怪しまれたのかも知れませんけど。

地図にも載らない地名は人々の記憶からもどんどん消えて行きます。
更には、久万ノ台周辺にあった小ピークなどは宅地造成され、山としての姿さえ失ってしまいました。
地形的にも記憶からも消えてゆく山山。
現在、宅地開発の魔の手は景気後退で収束傾向にあります。
けれど、いつの日か、衣山丘陵が呑み込まれてしまう日が来るかも知れません。
“石鎚山が見える”を宣伝文句で売りに出されたりして。

ほのぼの衣山山歩もひとまず、一区切り。
次は明神丘です。

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