重茂山・無宗天山・高仙山
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登山口~重茂山山頂
距離 約400km
標高差 約120m
県道
徒歩
下記写真の場所

県道163号線の玉川と大西の旧町境の峠手前。

旧道の名残が登山口です。

大きな案内板が目印です。



行き止まりの少し手前右に-

登り口。

緑が豊富な道です。



峠からの道と出会い、右へ。

日当たりの良い場所は草も伸び放題。



「←重茂城跡ふれあいの森へ」

案内板から斜度上昇。

ジグザグ登って高度を稼ぎます。



城址らしいマウンド地形。
右から回り込みつつ登ると-



ベンチの設けられた「頂上の鐘」。
冬なら見える海も、かすかにしか見通せません。

乾いたいい音が鳴り響きました。
子供が登れるようなハシゴ状になってます。



山頂部へ到着しました。
ひとつ目の祠は閉じててただの小屋みたいでした。

重茂山・重門山城(十文字山城)跡

(大西町教育委員会指定)

この城は中世の山城で戦国時代、東側の重門山城は高田左衛門尉通成の城で、西側の重茂山城は同じく岡部十郎国道の城で、二将が仲好く守っていた居城であったといわれている。
天正13年(1585)豊臣秀吉の四国征伐の命を受け、伊予に侵攻して来た小早川隆景軍に両武将共降伏した。
後、両武将共旧野間村日吉神社に祭られている。
その近くの巨大な二基の五輪塔(国指定重要文化財)は岡部十郎夫妻の墓と伝えられており、同じ旧野間村厳島神社の裏山には、高田左衛門尉通成夫妻の五輪供養塔がある。

(重茂山標高294m)



上の解説板を通り過ぎると、ふたつめの祠。

さらに奥に進みます。
こんもりと盛り上がったところが-



重茂山山頂です。

三つめの祠と「重茂城址」の大きな看板

東側の眺望です。
手前の山は尾根続きの三角点のあるピークです。
左の街並みは今治市街です。
青くかすんだ奥の山並みは新居浜、
西条の赤石山系から石鎚山へと連なる山並みです。

北側の眺望を。
※実際は木木に遮られ、このように広い視野は得られません。

大西町の町並みと新来島ドック。
芸予諸島からしまなみ海道の島島。

ひとりごと

少しきつめの登山道をクリアして出会った「頂上の鐘」。
なぜ、こんな所に?って感じでしたけど、麓まで聞こえるくらい思いっきり鳴らして山頂へ向かいました。
祠ごとに3つのエリアのある広い山頂は、城址の雰囲気を残しています。
砦があっただろうマウンド状の地形は木の根がしっかりと抱きかかえ、風化から守っているようでした。
一部は朽ちていましたけど、テーブルやベンチが設置されて、ハイキングなどにはもってこいな場所ですね。
登山口周辺のヤブっぽい雰囲気が気になる方は秋から春がおすすめです。

山から見る海はまた格別ですね。

「頂上の鐘」から左に踏み跡があり、歩いてみました。
三角点のある隣のピークへ行ってみたかったです。
季節が季節でヤブに阻まれ、結局、二つ目の祠の所へ出て探検終了。
下山し、農免道路に出て後、麓のため池付近から林道を上ってみようとしました。
でも、倒木で塞がれ、行けませんでした、残念。

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