へ行こう!
岩谷山四国巡り1 | ||||||||||||||||
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮ | ||||||||||||||||
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①霊岩寺門前からスタート。
岩谷山に設けられたミニ四国を巡りつつ、山頂を目指します。
その1番目の石仏が-
門の脇にあります、合掌。
お寺の左側の小径を道なりに進み-
②小さな岩谷川にかかった橋を渡り、登山口のある広場へ。
その前に、橋の手前、2番目の石仏がたもと(右側)にあります。
岩谷山の登山口です。
ちょっとした広場になっています。
霊岩寺前よりこちらに駐車した方がよさそうです。
広場の左側に立つ石柱。
「白山大権現鎖奉納」と彫られています。
横の石には「だいほちじ」の文字。
「古岩谷山巡路案内図」があります。
見所をチェックしたら-
案内図の横の道から登山開始。
けもの道のような狭い小径。
石仏をたどって進みます。
石仏には札所の漢数字が彫られています。
下の写真の仏様は5番。
③新緑が山を覆うと森は少し薄暗くて、
点点と輝く木漏れ日が地面に埋め込まれた照明のようです。
歩き始めてすぐに静寂に包まれます。
春の終わりには羽虫がもう出てきます。
蚊取り線香は必須です。
6番
④道の角にビニルハウスへの小径がありました。
ハウスからは、ブンブンと変な音が聞こえてました。
角を曲がり-
石仏に挨拶しつつ、更に上へ。
⑤9番の仏様の前を右に曲がります。
9番
14番
⑥15番の仏様の辺りがちょっと道が不鮮明。
奥に進んで折り返すように上の仏様へ向かいます。
16、17番の後ろは礫岩の岩壁が露出しています。
岩壁の下を進み-
再び林の中で出て、斜面を横切って行きます。
18番
⑦尾根の上で右に曲がります。
19番は岩屋の中。
また斜めに移動します。
さっきより大きな岩壁が見えてきました。
次はあの岩壁の下を右から左へ歩きます。
⑧岩壁の隙間に立つ石仏たち。
落石に注意しつつ抜けると-
林のトラバースへ。
24番
大きな岩がゴロゴロと露頭。
苔むして森と同化しています。
緑の岩の上の26番。
⑨崩れやすい斜面を横切っていたら-
やっぱり、倒木にも出会います。
⑩岩屋にある29番の先に尾根があります。
尾根を上へよじ登ります。
木の根を階段代わりにしながら登る岩肌に-
61番…、え? 61番?
実はここ、下山路と重なっているのです。
別に間違ってないので大丈夫。
⑪尾根を登ってすぐ、鎖場の下に着きます。
鎖は短くて、でも、登りづらそうで-
昇降は横にあるハシゴの方が簡単です。
このハシゴは後で下山に使います。
いまはその前をスルーして-
30番の石仏へ、と思ったら、
すぐそばの大岩の下にあるのは60番でした。
そこで道は二手に分かれます。
30番台以降は右の林の中へ。
50番台の仏様は奥の岩の下に並んでます。
50番台はこんな風に岩壁の下に並んでらっしゃいます。
林の中の岩屋にある31番。
⑫突然、大きな岩窟が現れました。
鳥居が何本も立っていて-
「奥の院」のプレートが木の根に挟んでありました。
久万の岩屋・古岩屋にある岩窟群と似ているので、
岩谷山(古岩谷山)と名付けられたそうです。
ここがその代表的な岩屋・岩窟です。
幅は10m、奥行きは5mほど。
石仏と、鳥居を連ねた稲荷神社、毘沙門天が祀られています。
とっても不思議な空間です。
稲荷神社と-
毘沙門天。
後ろには妙な砂地が拡がっています。
離れがたい岩屋を後にし-
36番の前を過ぎ-
せり出す岩棚の下を歩いていたら-
⑬岩をそのまま屋根にした奥の院の社殿に出会いました。
岩と岩の間に柱を立てて扉を付けた造りになっています。
こちらの岩屋は奥に深く、蜂の巣状に穴の穿った岩肌の前に祠がふたつ。
まさかこんな岩屋があるとは想像もしていませんでした。
驚きの連続です。
社殿の前を降りて、左へ。
39番に手を合わせたら左へ、社殿のあった岩を回り込むように進み-
⑭東側へ出ます。
そこにあったのは岩と岩の隙間-
「くぐり岩」だそうです。
大人にはちょっと狭そうです。
今回はちょっと遠慮しました。
42番のある岩窟を過ぎたら-
いよいよ、展望台、山頂へ上がるハシゴに着きます。
手すり付きなので安全です。
ひょいひょいっと登ったら-
⑮視界が一気に広がります。
露頭した大岩に安全柵が巡らせてある展望台に到着です!
ひとりごと | ||
「愛媛の山と渓谷」という一冊の本との出会いから登ることになった岩谷山。 岩谷山はぱっと見は、ただの森にしか見えません。 ついこの間、桜が散ったかと思ったらツツジが咲き始め、日に日に温かくなりました。 石仏を訪ねつつの山登り。 |
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