へ行こう!
衝上断層と霊岩寺 | ||||||||||||
①②③④⑤⑥⑦ | ||||||||||||
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①砥部町千足、砥部焼観光センターとコンビニがある、
国道33号線が三坂峠へと上ってく入口の丁字路。
近年、拡幅工事が行われ、信号も設置された丁字路を右折して、
国道379号線へと入ります。
左折して間もなく、砥部・広田を代表する、
(写真右)障子山から遠ヶ森の山並みが拡がります。
この近くにパン工場があり、焼きたての薫りがいつも鼻をくすぐります。
②千足の丁字路から1kmちょっと。
道路右に砥部衝上断層があります。
ちょっと寄り道。
衝上断層周辺は親水公園になっています。
トイレやベンチ、遊具、遊歩道や東屋などが整備されています。
また、春になると-
公園いっぱいに桜が咲き誇る、お花見ポイントです。
再訪時はさくらんぼになっていました。
「断層位置案内図」
駐車場の北端から遊歩道を下り、砥部川に架かる橋を渡ります。
木製の吊り橋の真ん中から見られる-
上流(南)方向-
下流(北)、断層方向の眺めです。
対岸に渡って「衝上断層→」の方へ進むと、
木陰に解説板とスタンプ台があります。
砥部の里めぐり 陶街道五十三次」 |
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二十二 砥部衝上断層 |
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1200万年~4000万年前の地殻変動によってできた断層。 |
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天然記念物『砥部衝上断層』 |
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砥部町内には、様々な地層や岩石が分布しています。 |
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③解説板からもう少し下ると、
堰のような小さな滝のすぐそばまで降りられます。
〈国指定1938(昭和13)年5月30日〉 |
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天然記念物砥部衝上断層説明図 |
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古い岩石(砂岩、頁岩は中生代白亜紀)は6000万年前、新しい岩石(礫岩は新生代古代三紀)は4000万年前で、断層はそれより後に生じて新しい岩石の上に古い岩石が重なっている逆断層である。 |
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図で示された、対岸にある断層が露頭した辺り。
でも、気になるのは滝の上の大きな甌穴。
真夏にゆっくり浸かってみたい気も…。
下の淵には大きな鯉が悠々と泳いでました。
こちらは渦巻き状に群れる小魚。
滝を下から。
滝の上にもうひとつ、橋が架かっています。
渡った先に石柱が立ってて-
「天然記念物砥部衝上断層」
古い字体で彫られてます。
公園を出て岩屋地区へ向かいます。
公園のすぐ先にY字路があって-
④国道は右へ、目指す岩谷山は左の道へ入ります。
道沿いの民家の庭先や塀には風車がずらっと並んでいます。
ペットボトルで作ったカラフルな風車が、
春の風に勢いよく回っていました。
⑤「岩屋」バス停のある丁字路を左折します。
「←霊巌寺」の看板も目印。
左の角には古い石柱。
「左 古岩谷山エ五丁 右廣田村総津エ四里」
畑と農家の間を奥へ、1km弱進めば-
⑥再びY字路。
左折しますけど、正面には-
陶街道五十三次の幟と案内板。
「← 23 岩屋霊岩寺の厨子と須弥壇」
曲がればすぐ正面に霊岩寺の山門と、
その後ろに岩谷山が見えます。
⑦霊岩寺に到着です。
岩谷山へは左の小径を更に進みます。
霊岩寺の門前の右側は駐車場。
お墓参りされる方のためにトイレも設置されています。
砥部の里めぐりのスタンプは門の前。
砥部の里めぐり 陶街道五十三次」 |
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二十三 岩谷霊岩寺の厨子と須弥壇 |
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霊岩寺にある厨子と須弥壇は、県の指定文化財。 |
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内へ入ってみました。
境内中央に「茶碗桜」という古桜があります。
木造阿弥陀三尊像 |
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砥部町指定文化財 |
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霊岩寺は、正保二年(1645)に、浄土宗総本山・京都知恩院の末寺として開山され、地元では「岩谷さん」の愛称で親しまれている。 |
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平成12年3月 砥部町教育委員会 |
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霊岩寺の薬師堂内厨子及び須弥壇 |
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愛媛県指定文化財 |
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香石山霊岩寺は、正保2年(1645)に京都知恩院の末寺として開かれ、本尊は阿弥陀如来である。 |
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昭和62年8月 |
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正面の薬師堂の中にあるのが-
厨子と須弥壇です。
ひとりごと | ||
岩谷山に登る前に寄り道したい、衝上断層と霊岩寺です。 衝上断層は公園になっていて駐車場にはいつも車が止まっています。 細かいことですけど、衝上断層の“衝上”は“しょうじょう”、公園の方は“つきあげ”と読みます。 霊岩寺は岩谷山の入口にある古刹です。 |
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