へ行こう!
岩柄山へ | |||||||||||||||||||||||||||||||
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮ | |||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||
初めは国道317号線沿いにある石手川ダムから。
直前にある雄嶽隧道の前からダムを撮影。
この辺りは路側帯も狭く、車も結構なスピードで走り抜けるので、
写真撮るのも、ちょっと危ない。
放水中。
①隧道を抜けるとダム本体を見晴らせる、
その名も「みはらし公園」。
展望台があります。
(6月撮影。)
見晴らし公園は展望台のほか、公衆トイレや-
湖面の間近へ下れる遊歩道もあります。
螺旋階段で二階へ。
周りの壁には-
石手川ダムについてお勉強できるフリップがたくさん。
お子様におすすめ、大人もためになります。
二階の展望スペースは、初夏の頃は、
ツバメの巣があって、ぴーちくぱーちく賑やかです。
こんな景色を眺めることができます。
ダムの向こうに見えるのは奥道後の杉立山。
みはらし公園から少し戻り、ダムの上を通って対岸へ。
ダムの真ん中辺りから、ダム湖(白鷺湖)の方を見て。
午後になると水鳥たちが帰ってきますけど、
昼間の湖面は静まりかえっています。
これから目指す岩柄山が正面に見えて、左奥は大月山。
下流側。
石手川が削った谷の、左は杉立山、右は城の山の尾根。
真下をのぞき込むとこんな感じ。
国道を外れて宿野町集落沿いの道を進むと、
ダムを真下から見られる場所へたどり着けます。
②渡りきるとダムの管理支所の前は丁字路になっています。
まっすぐ行くと宿間地区へ下る狭い道。
目指す岩柄山は左折します。
「国土交通省
松山河川国道事務所
石手川ダム管理支所」
管理支所前にて左折し、ダム湖の東岸にある車道へ。
国道に比べたら交通量は圧倒的に少ないです。
でも、たまに来る対向車や、散歩してる人にも注意。
③ダム湖側に待避所のある場所が、
岩柄山の尾根を越えて青波町へ通じる山道の入口(写真右)です。
今回はここに駐車し、歩いて登りました。
目印は、奥道後(二)1の電柱。
湖側に丸太がまるでベンチみたく置かれてます。
腰を下ろすと-
水鳥の学校が見えました。
バードウォッチングしに訪れる人もいるみたい。
では、登山開始。
見ての通り、狭くて、いきなり急坂です。
なので、歩いて登ることにしました。
道の脇に、四電の送電鉄塔案内杭。
22番が差す坂の上へ。
地元の軽トラとかたまに通ります。
すれ違える場所がないので、徒歩で正解。
この道は堂野峠を越えて青波地区に至る、
通称「炭の道」と呼ばれる古道の一部です。
④谷の上部に竹林が現れたら-
左急カーブ。
右に分岐があるけど無視して-
曲がると、道は竹林の奥へと続いています。
ここはおよそ標高300m。
ダムが見下ろせて、正面のお山は湧ヶ渕公園の上にそびえる城の山。
その尾根越しに、道後平野や、伊予市沖の海もちらり。
周りはとてもきれいに耕作された竹林。
木洩れ日(竹洩れ日?)が注ぐ明るい道です。
ただの竹林ではなく、タケノコ畑です。
⑤シートで覆われた堆肥がある尾根へ。
岩柄山、青波は右へくぃっと曲がるんですけど、
左へ曲がると-
地図に322m標高点が打たれた小ピークで、
その北側はシイタケ茸畑になってました。
ほだ木が整然と並んでいて壮観です。
はぐれシイタケ。
全部収穫された後のようで、
隅っこに一株だけ発見しました。
さて、続き。
(写真は肥料の辺りから撮影)登ってくるとこんな風に、
くぃっと右に急に曲がり、尾根に付けられた道を登ります。
右は竹林、左は間伐された人工林。
道端に丸太の山が点在してます。
間伐された林を通して、ダム湖にかかる黒田橋がちらり。
⑥坂の上、左に広場。
農機具小屋などがあって、
広場からは-
さっき見えてた黒田橋ほか、ダム湖が渓谷みたいに見えました。
広場から右へ道が曲がり登ると、タケノコ収穫作業用の小屋。
背負子やカゴがぶら下がっていました。
⑦左カーブの先で道が二手に分かれます。
右は堂野峠越えして青波へ出る“炭の道”。
目指す岩柄山は左の林道へ進みます。
分岐の脇には四電の杭があったりします。
巡視路ともここでサヨナラです。
木立が切れて日差しも降り注ぎ、杉立山(写真左)も見えてきました。
もう少し登るともっとよく見える場所があるので、
もちっとがんばって登ります。
⑧右カーブ。
カーブの内側に支線がありますけど、この支線は行き止まりです。
ただ、登ってみると見晴らしも良く、右上には-
ダムから見えた白い反射板が立っています。
雑木が混んでて近づけませんでした。
反射板のおかげで邪魔な高い木木が無く、見晴らし良好です。
ダム湖と城の山に、城の山の北側にある湯山柳の集落も見えました。
もう少し道を登って-
もっとよく見える場所へ。
ここいらは城の山(419.9m)とほぼ同じ高さです。
(写真左の)杉立山と(写真中央の)城の山に挟まれた、
石手川が流れる谷の奥、道後平野をアップにしてみると-
こんな感じに見えます。
伊予市から双海にかけての弓なりに反った海岸線や、
双海の山並みが青く霞んで見えました。
さて、景色を楽しんだら下へ戻り-
林道を奥へ進みます。
逆に少し下るくらいの傾斜で、
左カーブの先に-
⑨分岐があります。
右の上り坂へ進み、ますます登ると-
とっても急坂、おまけにふかふかの真砂土。
キャタピラじゃないと登れない状態です。
右にくいっと曲がれば、
もうすぐ行き止まりで、そこが-
⑩尾根へ取り付く場所です。
少し上に見えてる尾根へ、
けもの道みたいな踏み跡をたどって登ると-
すぐに尾根に出られます。
山頂は左へ。
その前に、帰りのことを考えて-
降り口に赤テープを巻いてから出発しました。
雑木と人工林の狭間の尾根を登ります。
植林地にはピンクテープがありました。
境界画定用のテープみたい。
決して登山者のための目印ではないけど、
山頂まで点点と出会います。
尾根沿いの薄い踏み跡をたどってると-
⑪標高450mほどの小ピークへ。
まっすぐ抜けると-
下り坂の先に日なたが見えます。
降りてみると-
⑫そこは山頂手前の鞍部で、左(西)は太い竹が密生する竹林で、
右(東)はきれいに伐採され、竹林はずっと下に拡がっています。
見晴らしがよくて-
日浦地区の南部に拡がる山並みを見ることができました。
大きく見えるのは、
福見川地区の山上にある今治谷の背後にそびえる河原樋山です。
鞍部からは北に山頂が見えます。
後、60mほど登ります。
山頂に近づくほどに傾斜がアップする感じです。
竹の間隔の広いところを選んで通り抜け-
尾根に沿って登って行けば-
雑木林に侵入してた竹がいなくなり、
ちょっと混んだくらいの自然豊富な森になれば-
⑬岩柄山山頂に到着です!
ピンクリボンが巻かれた樹の数m前方に-
三角点があります。
「西山」三等三角点。
標高は、507.26mです。
訪問当時、森は秋一色。
葉っぱの形は様々。
見上げると黄色く染まった葉の間から-
午後の太陽が顔を出していました。
この辺りに湯山柳、玉谷、青波の境界があるはずですが、
山頂には境界の杭が見当たりません。
気になったので、もう少し、北へ進んでみました。
⑭小さく下った後、歩きやすい林の尾根を軽く登ると-
また東側が開けています。
今度は(写真左から)大月山に、北三方ヶ森、
水ヶ峠、白潰までの今治市との境界山地や、
明神ヶ森、福見山の東温市との境になる山並みまで、
ずらーっと見渡すことができました。
この小ピークの先にまた小ピークがあるようです。
⑮岩がゴロゴロ顔を出した次の小ピークが-
三つの町の境が交わるピークみたいです。
ちょっと太めの杭がありました。
森が切れていましたので、覗いてみると、
そこは若いスギが植えられて間がないようで、
おかげで、また、見晴らし上上。
松山市東部の山並みがまた見えました。
山並みだけ、アップにしてみると-
こんな風に、大月山から福見山まで気持ちよく見渡すことができました。
次の目標地、柿王寺森も福見山の手前に見ることができました。
今治、東温との境になる山並みは、
なかなか一望できる場所が少ないので、足を伸ばしてラッキーでした。
ひとりごと | ||
お天気に誘われ、岩柄山へ出かけました。 岩柄山って云っても誰もピンと来ないと思います。 三角点の戸籍みたいな書類の『点の記』には、点名「西山」、俗称「岩ガラ」と記載されています。 石手川ダムは、国道がまだ今治まで抜けてない頃、何回か遊びきてました。 水ヶ峠トンネルが開通後、夜中も車が走るようになり、ゴミを捨てに来る人も。 さて、石手川ダム。 石手川ダムを渡り、管理支所の向かいからダム湖の東岸にある車道へ。 国土交通省「河川水辺の国勢調査」 によると、 さてさて。 今回は下にスクーターを駐め、歩いて登りました。 この辺りの竹林はほとんどタケノコ畑。 藪漕ぎを覚悟してましたが、登れば登るほど見晴らしも良くなりました。 夏なら枝葉が混んで歩きずらそうな尾根も、秋ならスイスイ。 予定より早く、山頂を踏むことができました。 その後、岩柄山の後、そのまま青波へ下り、柿王寺森まで行くつもりでした。 実は、充電池のほかに、スクーターに水筒や地図まで置いてきてました。 近所のお山っていう気楽さが油断をさせるのかなぁ? 近所だろうとお山はお山。 あれこれ気をつけて登山しましょうとか、偉そうに云ってる自分が恥ずかしいです、とほほ。 |
||