伊台のお山
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須倉口~登山口~高山山頂
距離 約0.5km
標高差 約50m
林道
徒歩
下記写真の場所
送電鉄塔・アンテナ施設
水場
見晴らしあり

登山口までは勝岡山と同じ道のりです。

伊台松組交差点から1.1km北上すると須倉口です。

「須倉口」バス停が目印です。
※五明線の廃止でバス停はもうありません。

右折して橋を渡って山へと入って行きます。
採石場からダンプが頻繁に降りてきます。
注意してください。



須倉地区。

家並みの終端にある祠を通り過ぎると-



写真のような分岐に。
電信柱の右を入って行きます。
直進すると採石場。

曲がるとこんな道です。
コンクリート舗装で軽トラ向きの道幅です。
左路肩に-

巡視路の杭。
ひとまず「14→」の方へ。



写真の分かれ道では右へ。

ため池の脇を通ります。

水の色が黒く見える不思議なため池です。



右側に椎茸のほだ木が並ぶ分岐では左の上り坂へ。



そのまま道なりに進むと舗装の終点。
二股の登山口に到着します。
高山へは左へ進みます。
右は勝岡山です。

高山登山口側は道がふたつに分かれています。
高山は左側の上る道へ進みます。
右の下る道は上萱谷へ降りる道です。

登り口に四電の杭があります。
ひとまず、15番鉄塔を目指して進みます。



少し登ると道は尾根から右へ逸れてゆきます。
ヤブってなければ尾根伝いにまっすぐ登ってもOK。

右へ逸れた道はまだ若い林の中へ。
やがて-



分岐。
左斜めに登ります。

目印にまた杭が立っています。
15番の方へ。

見上げると少し急な登りです。

でも、尾根はすぐです。



送電鉄塔が見えたら登りは終了。

そびえているのが15番鉄塔。

鉄塔の立つ広場から見た東側の眺めです。

松山市の最高峰・明神ヶ森をアップで。
その右肩のなだらかな峰が福見山。

雪を戴いた堂ヶ森、鞍瀬ノ頭の姿もちらり。

鉄塔の奥へ進みます。
歩きやすかった巡視路はここで終了。
ここから道は獣道っぽく変わります。



なだらかなピークへ一旦登ります。
北西斜面の採石場から重機やダンプの騒音が響いてきました。
ピークからは北東方向へ。



尾根を外さないよう、生い茂る自然林の中を進みます。

道はハッキリとしていません。
イバラが生えてたりするので、
歩きやすい所を探して進みます。

枯れた松の巨木が見えたら-



高山山頂に到着です!
密生した木々に遮られて遠望は望めませんでした。

地面から2メートルくらいの高さで折れてる木があり、
そこで行き止まります。
三角点はその木の2mくらい手前に、
大量の落ち葉で埋もれてました。
おまけにその周りも倒木や雑木で荒れてて、
発見にてこずりました。

「上伊台」三等三角点、標高は462.85mです。

ひとりごと

隣にある勝岡山に登った時、高山の登山口も目にしていました。
でも、その時はそっちに高山があるって知りませんでした。
ただの巡視路か作業道くらいにしか思っていませんでした。
それでも心には残ったので帰宅後調べてみたら、それが高山だって知りました。
伊台で一番高い山です。
地図に名前は載ってないことが多いですけど。

15番鉄塔から先が道があやふやで大変でした。
トゲトゲと侵入者を攻撃してくるイバラも生えてるし、早春だからこそ歩けるな感じです。
山頂までそれほど遠くないってGPSが教えてくれてたので、なんとかたどり着けました。

三角点探しがまた大変でした。
主のようにそびえていただろう太い倒木が狭い山頂いっぱいに寝そべってます。
落雷で折れたんでしょうね。
周囲は雑木や落ちた枝葉もうんと積もって、人ひとり立つのがやっとのスペースしかない状態。
なかなか見つからない三角点。
もし、倒木の下敷きになってたらあきらめるしかないなぁ、と、2、3歩下がった時、足になにか触れました。
それが写真の三角点でした。

せっかく山に登ったのに三角点を見つけられなかった時は、ホント、三角点だけに“くい”が残ります。
たまに三角点が無いお山なのに、あると思いこんで、5分も10分も山頂をうろうろ探し回ってしまうことも。
高山みたいな、人が余り入らない山は三角点があるからこそ、訪ねてもみたくなる。
ヤブをかき分けても先へ進みたくなります。
僕にとって三角点は、例えば山頂の小屋でしか買えない記念バッジみたいな存在かな。

三角点はそこが絶対の最高地点ってわけじゃありません。
皿ヶ嶺は山頂より10m低い場所に三角点があります。
石鎚山は天狗岳山頂が尖った岩塊。
山頂小屋のある場所は神域で遠慮したのか、西ノ冠岳との間に立っています。
三角点はそこが一番高い証じゃない。
そう分かっていても、三角点の前に立たないと“登り詰めた”って感じが出ません。
そういう意味でも、高山の三角点をなんとか見つけられてよかったです。

さて、後日のこと。
東側にある湧ヶ淵の城山に登りました。
そこからは勝岡山もこの高山もよく見えました。
この前はあの尾根をこー歩いて、あの鉄塔の下をくぐったなぁ。
あの林を歩いて、あそこが山頂かぁ、と山行を思い返しました。
大変だった山道も遠くから見ると大したことがないものです。
で、その時、高山の右側に、更に高い山を見つけてしまいました。
地図を見ると、その山に名前は載ってないけど、山頂に513mの三角点は乗ってます。
うーん。
行かねば!
行って三角点に会ってこなければ!!

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