船野山・三宝ヶ森
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烏帽子采へ
距離 約900m
林道
徒歩
下記写真の場所
送電鉄塔・アンテナ施設

船野山山頂から東へ、
「烏帽子采(えぼしうね)」三角点へ行ってみます。
最初は巡視路を歩き、途中から尾根をたどって進みます。



  

作業道が右へ、巡視路が左へ分かれます。
作業道を降りれば林道へ戻れます。

※この先は尾根が分岐したり、
方向感覚が狂いそうな場所が連続します。
GPSの無い方、コンパスも無し、
読図に自信もない方は林道へ戻って下さい。
一応、から逆に登れば最短で三角点へ行けます。

さて、巡視路を進みます。

倒木を越えたり、くぐったり。
緩やかな下り斜面を下っていると-



  

巡視路が左下に下ってしまいます。
巡視路と分かれ、木立へ分け入ります。

439mピークに向かって尾根をたどります。
所々、雑木が混んで歩きにくい所があります。



地図に439m標高点が打たれてる頂に到着。

三角点じゃないけど測量用の杭やポールがありました。

ここから南東に進路を変えます。
雑木の間に人幅の隙間があります。

一旦下って-



小ピークを越えます。
小枝に付けられてるビニール紐は元からありました。

小ピーク上で尾根がふたつに分かれます。
右の尾根を歩きます。

この尾根は歩きやすく、見通しも良いので安心。

ナツツバキ? ヒメシャラ?
この辺りから結構自生しています。



また小ピーク。
ちょっとした空間になっています。

東へ進路を変更。
三角点目指し、一旦、下ります。

周囲はずっと人工林。



  

尾根の最下部、鞍部。
右に分岐があります。
目印の赤テープもあります。
帰りはここから下って林道に戻りますが-

その前に、登って、三角点へ。



三角点のある烏帽子采山頂に到着です。

先日の残雪が残る中、枯れたシダの下にありました。
「烏帽子采」三等三角点。
標高455.97mです。
この山体で一番高い場所がここになります。

三角点にサヨナラして、先の鞍部の分岐へ戻り、
林道へと下ります。

  

鞍部から左下へ下ります。

踏み跡はしっかりついています。
枝打ちや下刈りでよく利用されているのかも知れません。

  

まっすぐ。



すぐに林道にたどり着けます。

  

コンクリート舗装された林道です。
右折し、登り口へ戻ります。

※逆に、この場所から登れば、
雑木の混んだ尾根を歩かなくても最短で三角点を訪ねられます。

  

林道から登られる方はこの写真の風景がヒントになるかな。
似たような風景ばかりなので、
参考にはならないとは思いますが。



カーブを曲がると-

あちこちで見かける水源のモデル林の看板がありました。



続いて物置小屋。



  

左カーブを抜けて間もなく、
林が切れてパノラマが拡がりました。



日当たりの良い道が続き、山頂に向かう林道の分岐があります。
ここはチェーンのゲートと「無断立入禁止 地主」看板があります。

  

ここからの見晴らしです。
足下の南斜面はシキビ畑になっていました。
写真左がいま帰ってきた道、右が登り口です。

  

雪煙立ちこめる真っ白な石墨山をアップで。

林道に降りて10分ちょっとで-



最初の登り口に帰り着きました。

ひとりごと

上でも書きましたけど、尾根歩きは経験と勘と読図とコンパスが必要です。
GPSがあればベストです。
僕もあらかじめGPSに事細かくインプットして行ったので、尾根の分岐に出くわしても迷いはしませんでした。
おまけに冬は薄ぼんやりと、次のピークが見えたりしますし。
次から次と小ピークが現れ、登ったり下ったり。
尾根の上にはなんとなくですけど踏み跡があるし、境界の杭も点点とあるので、歩けます。
巡視路から外れてからは時々、枝葉が混んで邪魔になる所も正直あります。
人工林ばかりじゃなく、植生もひょいひょい変わります。
ツツジやシャクナゲの咲く頃ならまた違った山歩きが楽しめるのかも知れません。

とはいえ、新緑以降は、枝葉が混んで歩きにくくなると思われます。
この尾根を歩いてみようって思うのは、三角点ハンターか、正真正銘のハンターか、物好きくらいかも知れませんけど。
話のネタにでも歩いてみたくなった方は、秋から春の間をおすすめします。
これも上に書きましたけど、最高地点、烏帽子采三角点は尾根を歩かなくても、から登ってもOKです。

なお、いまさらですが、立入禁止の看板が気になる方は、松瀬川から巡視路で山頂を目指しましょう。

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