御在所山へ行こう!
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祠と山頂と展望台
(祠から)
距離 約1.3km
標高差 約120m
林道
徒歩
下記写真の場所
展望良し
注意

第4カルストの森と山頂との鞍部にある祠、御在所奥の院です。
神様が伊予を訪れる時、真っ先に訪ねる場所だそう。
どこよりも願い事が一番叶うんだそうです。
合掌。

この辺りに平家の財宝が眠っているって話もあります。

写真の通り、林道(上部は作業道)がここまで通じています。
山頂は祠から右へ向かいます。

  

林道との分かれ道。
山頂は左の登る道へ。

山頂はそれほど遠くありません。



御在所山山頂に到着です!

山頂の様子です。
茂みに囲まれ、展望は得られません。

ケルンにと「御在所山669m」の山頂標。

三角点はケルンの前。

「御在所」三角点、標高は668.76m。

秋迫る頃、山はまだまだ緑一色でした。
森林浴、緑のシャワー。

周回コースもここから下りです。



  

道が先で右にVターンしてるのが見えます。
離れた方がよく分かる例です。
近づくほどに道はぼんやりとしちゃいます。

  

Vターン場所です。
道標などないので注意して右折してください。
間違って尾根筋を直進してしまった人がつけた跡もあります。
正しく進めば、林道まで道なりに。



  

展望台入口まで降りてきました。
展望台は右、下山は左。



展望台は分岐から目と鼻の先。

奥に水の出ないトイレ。

展望台にはテーブルセットもありました。
木の枝が展望を邪魔してますけど-

これくらいは眺望を楽しめます。
東向き、四国カルスト方面の山並みが拡がります。

  

目をこらすと、かすかに石鎚山が拝めました!

へ戻り、更に下って行くと-



  

林道(作業道)と合流しました。
下山は左へ下ればOKですけど-

気になったので右へ登ってみました。
杉林の中を数分かけて歩いて行くと、想像通り-

  

祠へと出ました。

の分岐に戻って、下って行くと-



右上からの獣道が合流する場所に-

ヌタ場がありました。
けものの足跡が残っていました。



  

大きな林道に出ました。

角に善人杖が置いてありました。

  

林道から見ると、こんな感じ。
善人杖が置いてあると云うことは、
車でここまで来て奥の院だけお詣りする方も多いのかな?
でも、カルストの森を楽しむなら、
登山口から歩かないと、やっぱり楽しくありません。

後は林道の轍をたどり下れば案内所までたどり着けます。



広い場所に出ました。
轍に沿って下りますけど、ずっと道標が無いので、
方向音痴気味な人はこの辺りから少し不安になるかも。

こういう場所はショートカットししたくなります。

外れた看板。



  

善人杖のあった登り口へ戻り着きました。
登山口の鳥居は左へ林の中へ曲がります。

でも、また気になったのでそのまま林道を下ってみました。



  

すぐに分岐に。
左へ曲がると、間もなく-



登山口の鳥居の前へ着きました。
案内所はもうすぐです。

ひとりごと

下山路は、右へVターンする場所以外、間違えそうな所はありません。
ただ、林道部分が結構距離があって、道標もないし、方角もよく分からない。
初めての道を歩く時のあの不安な感じに次第になったりしました。

展望台は山頂や尾根からは下ったところにある割には見晴らしいいんじゃないでしょうか。
運良く石鎚も見られましたし。
といっても、帰宅して地図で確認するまで、自信はありませんでしたけど。

下山後、案内所のおじさんに、迷わず済んだお礼と感想を。
かまぼこ板に矢印書いただけでもいいので要所に道標があれば、というようなことをお話しさせていただきました。
欲しい場所は、第4カルストの迷路部分とか、見落としちゃった「天狗の足跡」とか、Vターン場所とか。
親切すぎる道標整備が似合う山とそうでない山があります。
御在所山は少ない方が探検っぽくていいけど、最低限は欲しいかな。。

おじさんは、“炭は地球に一番優しい”を合い言葉に様々な炭焼きを実践されてます。

炭を撮っていたら、また、親切に説明していただけました。

竹炭館の前にはおじさん手作りの竹炭に持ち帰りOKな木炭。
「炭は地球を救う」をモットーに、箱の中から見せてくれたのが-

イノシシの骨の炭…。

約30万年前のものと推定される日本最古の炭が肱川町の鹿の川洞窟から発見されました。
それを契機に、おじさんはこちらに移住することを決めたんだとか。
そして、ぼろぼろだった管理小屋を改装して住めるようにしたそうです。

おじさん曰く、何でも炭にすることは可能。
炭にした方がダイオキシンも発生しないし、廃棄物になる灰もできない。
炭は土に蒔けば自然に還るし、悪いことなんか何ひとつもない、とのこと。
ふむふむ。
トイレットペーパーの芯もきれいに炭化して、黒い、リレーのバトンみたくなってました。
案内されて竹炭館に入ってみると、いろんな炭がいっぱい。

果物や野菜、ハスの花…。

栗のイガも折れずにそのまま炭になってる!

炭作り装置もおじさん手作りだとか。
木酢液を採取する過程の余熱でお湯を沸かしたお風呂を登山者にも解放しているらしい。
(当日は、炭作りしてなかったので入れませんでした)
たまたま来てらした里の人に、「一緒にそうめんでも」と、お昼ご飯を誘われました。
丁重にお断りして、帰路に着きました。

孤独を楽しみつつも、人との出会いもうれしい山歩きでした。

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