へ行こう!
久万ノ台 | ||||||||||||||||||
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫ | ||||||||||||||||||
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①久万ノ台交差点から。
国道437号線、と云うより、本町から三津の方へ行く大きな道の、
久万ノ台に上がる手前、伊予がすり会館がある交差点。
お! 先日行った姫原で見つけた“なぞのようちえん”、
花園幼稚園のピカチュウ号だ。
聖陵高校前の信号を渡り、
久万ノ台の住宅街へ。
②へんろ道にもなってる裏道。
四角いため池、その名も桝池にあるお地蔵様。
少し先にあるのが-
③成願寺。
右へ参道の坂を登った先に山門があります。
「 名称 萬景山 成願寺」
「伊予十二景 愛媛八勝十二景 景勝之地」
春、桜に染まる参道です。
車道までお花見客の車があふれてます。
「伊予十三仏霊場」案内図。
願成寺は伊予十三仏霊場の第13番です。
④久万ノ台の丘の上に鎮座する願成寺の山門です。
真言宗・豊山派・萬景山・成就院・成願寺 |
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本尊虚空蔵菩薩 |
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由 緒 |
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当寺はその創立年代不祥であるが、伝説には奈良時代、行基菩薩この地に来錫の砌り、虚空蔵菩薩をここに安置されて庶民に教化を致し、成願寺と称したことにはじまる。 |
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伊予十二景・愛媛八勝十二景選定の地 |
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境内の様子です。
本堂の左奥にある納経所・寺務所方面に抜ければ、
展望台のある久万ノ台公園に出られます。
オオムラサキと虚子の句碑。
「盛りなる花曼陀羅の躑躅かな 高浜虚子」
オオムラサキ 一本 |
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松山市指定天然記念物 |
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この木の樹高は4.1メートルあり、円形傘状に張り出した枝の周囲は24メートル、樹盛旺盛で県内最大のものといわれている。 |
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松山市 松山市教育委員会 |
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次は久万ノ台公園へ。
境内からも行けるけど-
一旦外に出て、お寺の壁沿いに回り込んでみます。
裏道みたいな小径が-
森の中に入ると遊歩道に変わります。
⑤西高のグラウンドを左に見ながら北へ進み-
右のスロープ階段を上がると公園へ。
数m先にある左にある下り階段は西高の敷地に繋がっています。
スロープ状の階段をとことこ登ると-
⑥久万ノ台山頂です。
山頂は公園になっています。
展望台やベンチ、トイレ、東屋などが整備されています。
写真右奥(南)に願成寺の裏口があります。
正面(東)にある木立の向こう側は墓地になっています。
普段は静かな公園ですが、お花見のシーズンになると-
途端にこの賑わいです!
酔っ払いさんも多数出現、焼き肉の匂いが春の風にたなびきます。
「久万ノ台遺跡」と書かれた柱。
「6世紀中頃の横穴式石室を
主体部とする3基の円墳があった。」
「ちくわ、一切れ、ちょうだいにゃ」
公園の北端にあるのが-
「久万ノ台公園展望台」
展望台からの眺めです。
久万ノ台は標高20mちょっとしかありません。
でも、周囲に高い建物がないので、結構、いい眺めです。
南側は公園の木が邪魔してるけど、北半分はよく見えます。
写真左端にある西校の校舎の右側に見えてるお山が、
これから向かう東山や北山です。
ということで、次、東山へ向かいます。
スロープ階段を下り戻って、北へ。
⑦大きな道に出たら、左。
⑧西校の駐輪所を左下に見ながら、
登った坂の上にある三叉路を右へ曲がります。
三叉路は坂を登り切ったところにあり、
この地点を地図で見ると山っぽく等高線が描かれています。
明治期の地図には“植松山”という山名が載っています。
曲がると急に住宅地。
真ん中の道を入って行きます。
⑨急に広々とした所に出ます。
松山大学の久万ノ台グラウンドです。
野球部が一番利用してたりして。
最近舗装された並木道を進みます。
⑩グラウンドの北端にあるのが馬場。
厩舎は近所の子供たちにも人気スポット。
道沿いにいる馬は今日は御機嫌斜めで顔を見せてくれません。
お墓側の馬はご機嫌さんでした。
呼んだら顔を出してくれました。
ひひーん。
⑪車道に出たら右へ。
⑫次の交差点を左折したら-
道が一直線に東山山頂まで続いています。
ひとりごと | ||
本町方面から三津の方へ行く途中で出会う坂道が久万ノ台。 久万ノ台周辺は明治まで久万村と呼ばれていました。 見晴らし良好な久万ノ台の高台に建つ願成寺は景勝の地として古くから知られていました。 僕にとってこの辺りはあまり馴染みがなく、大きな道から一歩入るとどこもかしこも未知の場所でした。 最近は、近所に気を遣って、鳴き声や臭いの関係で牛を飼う農家もすっかりなくなりました。 あの夏にあった馬はいつまで経っても顔を出してくれませんでした。 街と自然が同居してる久万ノ台。 住宅街は袋小路や迷路っぽいブロックもあるので、散歩はちょっと注意が必要です。 |
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