へ行こう!
根無山・白猪峠へ | ||||||||||||||||||||||
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩ | ||||||||||||||||||||||
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①いかにも山の中って感じの森に包まれた樽谷山から、
根無山、白猪峠へ向かいます。
②下り始めてすぐの小ピーク。
ブナに巻き付いた寄生植物もふっとい。
倒木の先端は栄養たっぷりな苗床に。
そうそう、クマザサが花を付けていました。
峠までの間、結構咲いてました。
イネ科の植物らしく、イネとよく似た小さな花でした。
“花を付けた年は良くないことが起きる”なんてのは嘘っぱちです。
“60年に一度花を付けて枯れる”話は竹の花と混同してるのでは?
おまけにギンリョウソウも見つけられました。
葉緑素を持たない、珍しい植物です。
銀竜草と書くギンリョウソウ。
白さからユウレイタケなんて呼ばれたりします。
“ギョリンソウ”って間違って呼んでる人も多いみたいですね。
③根無山に向かってゆったり下る道は、
だんだんとササが道を隠すようになっていました。
木木の向こうに白猪峠の向こうにある白猪山、法師山がちらり。
道が狭いなぁって、いままでが快適すぎたのかな。
④根無山への登り。
60mほどの標高差を詰めますけど、最初は緩やか。
根無山が近づくほどだんだんとキツくなり-
根っこを階段代わりに登ったりしつつ-
⑤根無山に到着です!
根無山には三角点はありません。
案内には、
「根無山 1241m
←3.9km 井内峠 白猪峠 0.7km→」
縦走路は案内の前を通り過ぎてるんですけど-
案内の裏にピンクリボンがあって、
伐採作業で立ち入った跡が残っていました。
春先など、尾根伝いに地蔵山まで行けるのかも知れません。
休猟区の看板。
よく見ると木に食べられてます。
「取り込み現象」って云うんだそうです。
白猪峠へ向かって下ります。
峠まで小ピークはひとつ、ミニミニピークもひとつくらい。
基本的にどんどん下ります。
⑥ミニミニピークの坂も-
腐葉土でふんわり柔らか。
⑦標高が1200m切ると植林帯が帰ってきます。
ブナとお別れするのは寂しい、木立の急坂。
⑧白猪峠直前の最後の小ピーク。
下り坂には階段が設置されてます。
間伐材っぽい丸太の、こんな階段。
でも、湿気ってると滑るので注意。
階段は縦走路から右に逸れて-
杉林の中をまっすぐ下って行っちゃいます。
どうやら、久万の直瀬に通じる林道に接続しているみたいです。
階段脇の案内には、
「←井内峠。白猪峠」
そう書いてあります。
この辺りから、白猪峠エリアが始まります。
更に下れば-
⑨白猪峠に到着です!
峠から見返るとこんな感じ。
白猪の滝からの登山道(写真右)が合流しています。
「白猪峠 1115m
2.9km 白猪登山口→」
「←4.6km 井内峠 石墨山2.9km→」
白猪の滝への登山道はこんな感じです。
道はまだ下っています。
この下には昔の峠が残っています。
雑木林と杉林の境を下って行くと-
⑩昔の白猪峠、峠の最下部に到着します。
石墨山へ登る明瞭な道の横に、
直瀬へ下るササまみれの道があります。
「←白猪峠 石墨山→」
案内から2、3歩離れたササの中で-
石仏が旅人を見守っています。
「文化七年」と彫られてて、頭は針金で固定されていました。
白猪峠に行ったら探してみて下さいね。
ひとりごと | ||
樽谷山を越えれば、ラスト三分の一。 さて、根無山って、一体なんの根がないんでしょう。 川内からは車じゃ来られない白猪峠。 縦走路は一部、ササがはびこった場所があったものの、全体的には明瞭で大いに助かりました。 念願の井内峠~白猪峠縦走。 あー、やっぱり、ブナの森歩きはいーーーーなーーーーーぁ。 |
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