へ行こう!
梅ヶ谷山へ | ||||||||||||||||||||||
①②③④⑤⑥⑦⑧ | ||||||||||||||||||||||
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①井内峠から白猪峠まで、4.6kmの縦走スタート。
錆びた案内板の横から登ります。
縦走路は緑のトンネル。
小ピークまでの標高差80mをまっすぐ登ります。
傾斜はそれなりにあります。
②最初の小ピーク、1169m峰。
少し下って
長~い登り。
③また小ピークを越えて歩いていたら、
右の方からふわふわ、何かが雪のように舞ってきました。
木がさかんに綿毛を飛ばしてました。
まるで小さな妖精が森の中を旅立ってくみたいでした。
傾斜がきつくなると、地面を覆う腐葉土が滑りやすくなります。
地図の等高線の間隔が狭いところは要注意。
あの転びそうになる瞬間って、崩れた体勢を保とうとして、
腰やヒザに思った以上に負担が掛かっています。
帰り道のヒザ痛の原因になったりするので、足運びは慎重に。
④急坂終わって一息。
木木の隙間があったので、ついでに一休み。
花山越の伐採地と番駄ヶ森の向こうは小野・久米周辺。
肉眼ではもっとよく見えたんですけど…。
小さく下って、梅ヶ谷山へ最後の登り。
⑤いろんな鳥のさえずりが聞こえるブナの森を奥へ。
井内峠-白猪峠間の最高地点が梅ヶ谷山で、
井内峠から1.4kmかけて230m登ります。
縦走路のアップダウンはまだ序の口です。
久万側斜面のササとブナ。
ホントにこの縦走路はブナが多くて、自然林豊富です。
ブナの森が好きな方はぜひ、歩いてみて欲しいです。
ササ刈りされて歩きやすい縦走路。
地元のみなさんが手弁当で整備して下さっています。
感謝感謝。
長い坂の果てにいよいよ、大きな人工物が顔を出します。
⑥反射板が立つ、梅ヶ谷山山頂に到着です!
マイクロウェーブなど電波を反射し、
遠隔地との通信を確保するための巨大な板です。
でもいまは衛星通信が主なので、
ほとんど利用されなくなりました。
測量の脚立を立てた跡かなぁ?
反射板のフェンス沿いに登ると案内板と三角点があります。
「梅ヶ谷山 1315m
←1.4km井内峠 白猪峠3.2km」」
「井内」四等三角点。
標高は1315.76mです。
反射板があるおかげで視界良好。
番駄ヶ森、塩ヶ森越しに松山方面。
晴れてれば海も見えます。
視線を北寄りにずらし、川内を見下ろして。
更に東へ視線を向けると、明神ヶ森から東三方ヶ森の山並み。
あいにく霞んでて、東三方ヶ森とか無理かなってあきらめてたけど、
稜線のシルエットがクッキリしてて、嬉しかったー。
一方、南側は高い木が邪魔しててよく視界は狭め。
反射板の脚の隙間から-
これくらいは見えました。
久万の名だたる山並みがたくさん並んでいました。
でも、東から南側の眺めのもっといい場所が“隣”にあるので、先に進みましょう。
⑦大きなブナの倒木が印象的なササ原を下りはじめてすぐ、直瀬への分岐があります。
そっちへ下れば350mほど下ると直瀬からの林道と出会います。
裏向きの案内には「←直瀬 梅ヶ谷山↑」。
すぐ隣に見えるピークへ。
いったん下って登り詰めると-
⑧東斜面が広いササ原で見晴らし最高な梅ヶ谷山Ⅱ峰があります。
真っ正面に石墨山を眺める休憩に最適な場所です。
くたくたになった帰り道、吹き上げてくる風が心地よかったです。
石墨山を中心に山並みをアップしてみました。
石墨山の左側(北側)の眺め。
石墨山の肩越しに、堂ヶ森や二ノ森などを従えた石鎚山が顔を出してくれてます。
写真左に向かって、松山からも見える三ヶ森、黒森、面木山が並んでいます。
手前の稜線の一番凹んだところが今回の終点、白猪峠です。
石墨山の右側(南側)では、高知県境の峰峰をずらっと遠望できます。
三光ノ辻山、四辻ノ森、二箆山と数字の付いたお山が並んで、(写真右端の)中津明神山まで見ることができました。
ひとりごと | ||
梅ヶ谷山まで1.5キロもあって、意外と歩きます。 曇ってたのが幸いして気温も少し肌寒いくらいで、登山にはちょうど良いくらいでした。 全行程、ブナの森。 …ということは、紅葉の頃はとっても凄いことになりそう! 梅ヶ谷山にやっとこさたどり着くと、少し古びた感のある反射板がお出迎えしてくれました。 松山方面の眺めを一通り楽しみ、すぐのお隣のピークへ。 帰りは10分くらい座り込んで石墨山を眺めてました。 実はこの日、井内峠~白猪峠~石墨分岐を往復しまして。 スクーターに戻らないと帰れない単独行はいつでも往復が基本。 さて、帰りの話は終わりにして、往路に話を戻しましょう。 |
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