金毘羅山・ひばりが峰
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下記写真の場所
送電鉄塔・アンテナ施設
  

国道33号線、三角交差点。
最近、立体交差化された拾町交差点から700mほど久万方面へ進んだ、
押しボタン式信号の交差点です。
角にファミレスのジョイフル。
田ノ浦方面へ左折します。

曲がってすぐの角にはいろんな道標。
「新四国曼荼羅霊場第47番 理正院 伊予十三佛霊場第12番 →」
「水満田古墳公園 あと500m →」
「田ノ浦町民広場 →」
目前にあるのが-



東向山理正院です。
古墳公園や、歩いて金毘羅山公園に登るなら、
写真左の道をもう少し奥に進みます。

お寺を参拝、合掌。

今回は、山頂まで農道を上がります。
お寺の前を右へ曲がり、民家の横を抜け-



  

次の小さな丁字路を左に曲がり-

  

観音堂の建つ霊園の入口へと上がります。



観音堂の前を通り、墓地を抜けて行きます。
左は金毘羅神社への参道で、
観音堂の前に大きな一対のイヌマキの木があります-

イヌマキ

イヌマキは、山林によく生えるマキ科の常緑高木で庭木や生垣によく使用されています。
この古木は、見た目には一対で、対象的に植えたように見えますが、自然植生の古木であると言われています。

北側の木

根回り

2.17m

目通り

1.92m

樹高

40m

南側の木

根回り

2.31m

目通り

2.15m

樹高

40m

なお、この木の傍にある観音堂は、山号竜池山、本尊は木造の観音像で、郡中西国26番法華寺播磨国と誌されています。

平成3年3月 砥部町・砥部町教育委員会



  

霊園を上がり詰めた所で右折。

「金毘羅山公園 水満田古墳公園 →」の道標あり。



  

道沿いはみかん畑で、視界を遮る高木もないので、
ちょっと上っただけでこんなに視界が広がります。
道が狭いので、見惚れて脱輪したり、
対向車にクラクションを鳴らされたりしないよーに。



  

送電鉄塔のある、またまた見晴らしの良い左カーブ。

道端に「標高100m海岸より」の杭が隠れています。



  

山の上に出るとまず、
上水道施設、麻生配水池の大きな貯水タンクに出会います。
山頂部はもう先に見えています。

みかん畑の中を通ってくと、すぐ-



  

金毘羅山の山頂付近です。
三角点とか丁度いい目印はありません。
丁字路になっています。
右に曲がれば水満田古墳公園、左に曲がれば公園(広場)と駐車場です。

案内図があります。
この丁字路を境にふたつの公園に分かれています。
ここからは-

  

こんな具合にパノラマが拡がります。
拡大すると-

  

北の方を見渡せば、松山市街地の向こうに少し海も見えて、
東の方へ視線を移動すれば高縄山系の山並みがずらりと一望。

  

東から南にかけては、雪を頂いて白く輝く石鎚山系から東温アルプス、
三坂峠を挟んで黒森山、旧広田町の山山へと連なる山塊が見渡せます。
視線を下げれば道後平野南部の田園風景や、急速に宅地化が進む砥部の町。

丁字路を左へ、駐車場を兼ねた公園の方へ下ってみます。



公衆トイレや東屋などがあります。
この公園周辺は春になると多種の桜がそれはもう咲き誇りまくります。
右には石碑と句碑があります。

大森彦七由来之碑

大森彦七は南北朝における伊豫の豪族である。
太平記によれば
その心飽まで不敵にしてカ尋常の人に勝れたり
建武3年5月足利尊氏方に従い兵庫湊川の合戦で手痛く軍をし楠正成に腹を切せし君なり
と伝えられている。
彦七の遺跡は多く、長年拠った千里滅は千里山の頂にあり、城隍ゆかりの地名が残っている。
その出城といわれる万年の大見城や宮内の城山などその立地関係が注目される。
五本松の花畑は彦七の居館、重光の魔住の窪は楠正成怨念奇談の遺跡とされている。
宮内の城山南麓には正徳2年に建立された彦七供養塔があり町の文化財に指定されている。
彦七ゆかりの遺跡を望むこの地に碑を建てふるさとの発展を祈る。

昭和58年春 砥部町

山峡に
陶房百戸
鵙日和

  

桜がいっぱい植えられてる南斜面から望める風景です。
訪問当日は冬だったので、花はなかったけど、
視界を遮る葉もない分、遠く近くがよく見えました。

ひとりごと

松山のすぐお隣、砥部町の入口にあるお山です。
お花見でも有名なお山なんだそうで、でも、正直、知りませんでした。
すみません。

砥部にはちょこっと登るだけで景色の良い場所がたくさんあります。
みかん畑の中をくねくね上っていくと、素晴らし眺めに出会えるポイントがあっちこっちにあります。
金毘羅山もそのひとつ。
この日は雪をかぶった石鎚山が雲間からチラチラ、堂ヶ森も笹原が真っ白く輝いていました。
雲の影が平野をゆっくり動いていきました。
多分、夜景もいいでしょうね。
松山市街からはちょっと間が空いているので、光量は少なめかも知れませんけど。

車で上ってしまうと楽です。
でも、道が狭いので対向車が来ちゃうと離合が大変です。
全然高い山じゃないので、金毘羅神社や南麓から遊歩道を歩いて登った方がいいでしょう。
春から秋にかけて次々にいろんな花々が咲く、きれいな公園です。
古墳公園も歩けば、運動不足解消にはもってこいです。

次は、その古墳公園へ行ってみましょう。

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