土小屋から、霧氷
二ノ鎖下~山頂 | |||||||||||||
①②③④⑤⑥⑦⑧ | |||||||||||||
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①静まりかえった二ノ鎖下から。
階段を登り、トタンの小屋の間を抜け、
鎖のルートはもう危なそうだったので、迂回路へ。
②迂回路は近年、リニューアル。
前は、錆び錆びだった鉄板や鉄柱、虎ロープの手すりでしたが、
頑丈な鉄筋組みの階段・通路に生まれ変わりました。
高いところが苦手な人も安心です。
なぜか、谷側には手すりが無いですけど…。
ステップに雪が積もってるこの時期は余計に怖いので、
上から人が降りて来ない時は左側を歩きました。
※谷側に手すりがないのは雪が溜まらないようにするためだとか。
北日本で雪が積もるからと外側に手すりがない階段はないよなぁ。
③氷の縁取り。
④三ノ鎖登り口。
やはり鎖は危ないのでスルー。
⑤面河・二ノ森分岐辺りから。
この辺りの氷たちは午後を過ぎても一向に溶けそうにありませんでした。
風も緩やかだったので、霧氷を心ゆくまで楽しめました。
おまけの一枚。
⑥石段を登れば三ノ鎖小屋。
左の小屋はトイレです。
迂回路も最後の登りです。
が…
山頂も近くなると積雪も増え、樹氷というより、もう冬山の様相を呈してきました。
こうなると、谷側は滑落の危険大。
手すりのない谷側は危険なので、山側を譲り合って登ります。
※こんな場所で、下山中にとっても軽装の親子とすれ違いました。
服はジャージのような普段着、靴はスニーカー。
ドライブで来た勢いで登ってきたって格好でした。
雪に足を取られながら、子供は、黙黙と父親の背中をついて登って行きました。
夏なら微笑ましい光景だけど、
こんな状況では無茶というより、無謀、危険すぎる…。
その後、遭難の類のニュースはなかったので無事に下山したのでしょうけど、
こういう人たちがちゃんとした登山者の中に紛れて遭難したりするから、
「登山は危険」という悪いイメージが世間に流布してしまう原因なのかも。
⑦稜線へ登る階段の先に青空が拡がりました。
日当たりのいい山頂部分は雪も解けたのか、
階段も岩盤もさらけ出ていました。
階段伝いに左に曲がったら
ついに頂上山荘下。
山荘をよく見ると、日陰の部分にだけ、
雪や氷がこびりついています。
最後の石段を登り切れば-
⑧石鎚山山頂(弥山)到着です!
「国定公園 四国霊峰 石鎚山 標高1982m
石鎚神社頂上社」