本尊山へ行こう!
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鳥居のある岩場へ
距離 約700m
標高差 約150m
徒歩
下記写真の場所
  

国道378号線。
通称・夕やけ小やけライン沿いにある上灘。
道の駅・ふたみや上灘漁港のある灘町。
写真の場所は、上灘橋の100mほど手前にある大きな駐車場。
山に向かって左折します。

  

突き当たりを右へ。
30mも進めば-



左に天一稲荷神社があります。

何台かの駐車スペースがあります。
基本的には参拝者向けですけど。

石段を登れば-



本殿です。
境内の右側には-

赤い鳥居が並ぶ杜があります。
階段の先にはキツネ様の石像があるだけですけど。

本殿の左側には、小社がいくつか並んでいます。
その奥には公衆トイレもあり-

  

登山口に出られます。



線路を、通過列車に気をつけて横断。
線路の向こう側は畑になっていました。

右は鉄橋で見通しいいですけど、
逆に左はカーブで列車の接近が見えません。
音も聞こえにくいので、十分注意しましょう。

  

渡ったら、畑を左に見送り、まっすぐ登ります。

小屋が2棟。

矢竹の間を登ります。



  

視界がぱっと開けると、そこは畑でした。
いたずらなイノシシ避けでしょう、
畑の周囲をトタンでぐるりと囲んでありました。
右奥に聳える山は牛ノ峯です。

  

振り返ると畑越しに上灘の海岸線が見下ろせました。

道は再び、林の中へ。



えっちらおっちら登っていたら、左に柱石が…。

よく見ると「防衛庁」ってありました。
初めて見たなぁ。



登山道沿いは細い矢竹が多く、
時に道の真ん中で邪魔してくれたり。
顔を打つわ、袖を引っ張るわ…。
冬でもこんな具合なので、
夏はちょっと大変そうな気もします。

思ったより道は緩やかな上り坂でした。
でも、2カ所ほど、短い急坂がありました。

尖った山頂が枝葉を透かして見えました。
山頂に近づくにつれて険しくなりそうな…。
でも、結局はそうでもありませんでした



鳥居の手前だけ、階段状になってます。
低いベンチ?もありました。

アンテナと電気のケーブルが麓へまっすぐ下ってました。
写真では全然わかりにくいですけど、
落石が麓まで止まらないだろうほどの急傾斜です。

岩に刻まれた石段を、
雑木を手すり代わりに掴んで登ります。
頭上に空が、まるで青い穴のように見えたら-



鳥居のある岩棚に到着です。
麓からもよく見えた石の鳥居です。
鳥居の横にはネットフェンスで囲まれた共同アンテナがありました。
岩場は転落注意です。

  

鳥居の前から左を見ると、牛ノ峯の、文字通り牛の大きな背のような山の峰が聳えています。

牛ノ峯の山裾はすぐ海。
国道378号線が今のように拡幅・改良されて、
上灘・下灘の景色はだいぶ変わりました。

でも、伊予灘は相変わらず、青々として、瀬戸の小島がぽつぽつと浮かんでいました。

ひとりごと

伊予灘を見渡せる展望台のような本尊山です。
海辺から見ると、凄く急な登山道を絶対、想像してしまいます。
山上に立つ鳥居が、妙な目印になってしまうからでしょうか。
ホントはなだらか傾斜の尾根なんです。
でも、正面から見るとなだらかさが全然、際立たない。
急傾斜の先に鳥居が立ってるように見えてしまいます。
それがまた、逆に、登ってみたくさせるんですけどね。

天一神社の裏の線路を横断する所は気をつけて下さい。
上灘を通る海回り線は運行本数が少ないです。
でも、列車には上り・下り、特急や普通車もあります。
思った以上に頻繁に通過します。
それも気を抜いた頃に突然に。
下り列車(大洲・長浜方面行)は、見えないカーブの先から突然、現れるのでホントに危険です。
映画「スタンドバイミー」の真似して鉄橋を歩いて渡ろうなんかしないで下さいね。

登山道脇の畑はどこもかしこも、イノシシ除けの柵で囲ってあります。
本尊山もけもの達には格好の住み処です。
鈴や音の出るものを携行して歩くと向こうが勝手?に逃げてくれるので安心です。
それと、畑から上は登山目当ての人しか入らないので草が茂り気味。
夕方近くなるとすぐに暗くなるので、ラジオみたいに人の声のするものがあると安心しますね。

鳥居のある場所はそんなに広くありません。
共同アンテナが場所を取っているので余計に狭いのでした。

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