水梨山へ行こう!
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登山口へ
(徒歩部分)
距離 約400m
標高差 約100m
国道・県道
一般道
林道
徒歩
下記写真の場所
危険カ所

国道379号線を広田・小田方面へ。
2008年、川登~万年までの区間のバイパス工事が完了。
新しく掘られた川登トンネルを抜けると-

新しいバイパス道路。
譲り合いが基本だった旧道より国道らしい、
二車線の広い道。



2008年現在、バイパスは万年まで。
丁字路となっていて、広田方面は左折します。

丁字路を上から見るとこんな感じです。
橋梁とトンネル工事が進行中。

※現在、万年トンネルは完成済み。



上尾峠の三連トンネル。

抜ければ、旧広田村。



  

上尾トンネルを抜けてから1.2km。
右折し林道入口へ。

右折場所は「上尾」バス停があった角。
ここはまた上尾峠の旧道との合流・分岐場所です。

右折し、10mほど進むと林道の入口があります。
舗装は入口だけで、すぐ砂利道になります。

  

林道に入って間もなく分岐があります。
でも、轍の付いた左の道を上がって行きます。



  

右カーブに本郷地区へ分かれる歩道が左にあります。

くねくねとカーブしながら標高を稼ぐ林道を、
更に500mほど進むと-



  

日当たりの良い右カーブにある登山口に着きます。
カーブの内側に急傾斜な登り口があります。

※この林道は地元の方々が日常的に利用されてます。
道を塞ぐような、また離合できないような駐車は厳禁です。

林道はこの先、作業道に分岐します。
その状態については後ほど。

  

林道から十数m登ると左上に向かう踏み跡があります。
元からあった白いビニール紐の他、赤テープも巻いておきました。
それらを目印に登って行きます。

鉄パイプが刺さっています。
TVケーブルを埋設した目印のようなものです。
山頂まで点在しています。

そのほか、白いビニール紐もここでは目印。
潅木が混み、枝が服に引っかかる狭い道を登っていると-



今度は長めに露出した鉄パイプ。
道も歩きやすくなり、やがて-



  

林道から分岐してきた作業道と出会います。
合流したところにも鉄パイプがあります。
右へ曲がり、作業道を歩いてってもOKです。
でも、少し遠回りなので、道を横切り、
正面にある小径を使ってショートカットします。

小径の入口。
小径と云っても、
キャタピラの小型運搬車が通ってたくらいの道です。



右にくぃっとカーブ。

分かれ道では右へ進み、間もなく-



  

再び、作業道と出会います。
山頂へは作業道を左へ進みます。
一方、右へ分かれる道を進めば-

  

行き止まりから、埋設ケーブルをたどって、
尾根伝いに登ることもできます。
ショートカットもできるルートです。
人が登るために切り拓かれたわけじゃないので、
すごく急坂です。

  

ちょっと休憩。
この場所からは三郷の辻や笠成山といった、
広田にある山のほか、
遠くに青く霞みつつ、
日浦嶺、妙見森、雨乞山など、
小田の山並みも見通せます。

再び作業道に合流したところで一旦中断して、
の登山口からここまでの間の作業道の様子を載せておきます。

登山口をスルーし、200mほど奥へ進むと-



  

左へ下り曲がるカーブの手前に、
作業道の分岐があります。
入口からして狭く、岩がゴロゴロしています。

上り始めてすぐに小崩落。
バイクは抜けられるけど車は無理。



右にくぃっとカーブ。
角張ってる落石がタイヤに優しくなさそう。
この先が-


小径と交差した場所。

この辺りになると、落石は心配なくて、走りやすい路面状態。



  

カーブからは広田の村落を取り囲む山並み。

作業道は、正面の林に見えるカーブへと向かいます。



カーブの奥に、ケーブル埋設の鉄パイプ。
胸を突くような急坂を登る覚悟があれば、
ここから直登で山頂を目指せます。

※下山時にケーブル・ルートを使った場合、
ここで作業道に復帰します。

先の、小径との合流場所に到着。

ひとりごと

案ずるよりなんとやら…。

地図に登山道は描かれてなかったものの、運良く、山頂まで道が切り拓かれてて大助かりな山行となりました。
でも、上記の作業道を見つけるまで、しっかり、迷走も経験してます。
国道から林道へ入って間もなくの分岐。
あそこから右の小径に入り込んでしまい、大幅に時間をロスしてました。
というのも、三角点の「点の記」に南東の尾根を登るような記述があったからです。
小径を見つけた途端、これだ!とばかりに進入してしまい、小径が無くなってからはヤブっぽい尾根に突入。
けもの道みたい見えなくもない、木と木の隙間を縫うように登りました。
点点と色褪せた赤テープがあったりしたものですから、余計、勇んで登ってしまいました。
でも、標高が増すにつれ、ヤブは酷くなる一方。
後で上から見下ろして分かったんですけど、なぜかそこの尾根だけ自然林。
さすがに人の手の加わってない森は手強いったらありゃしない。
でも、この水梨山は登山道が無いんだ、このルートしかない!と、がんばってヤブをかき分けていたら、
「…あれ? 上に見えるのは道では…」
標高も500mも越え、林道からも距離にして500mほど登ってきたところで、作業道が見えてきたのでした。
木に葉っぱがない頃だからこそ、見つけることができました。
夏とか緑濃い季節なら、作業道に出るまで気が付かずに登りきってしまったことでしょう。
スクーターも走れそうな道に見えたので、撤退を決断し、下山。
でも、スクーターに戻る途中、イバラに次々に引っかかれ、腰に提げていたコンビニ袋もズタズタ。
袋の中にあったコンビニ弁当を落としてしまい、慌てて登り返し。
でも、割り箸は見つけることができませんでした。
いい加減、お昼を回っていたので、日当たりの良い切り株に座って弁当をいただきました。
もちろん、手づかみで。
期せずして日向ぼっこもできてリラックス・モード。
花はまだまだ少ないながらフライング気味に蝶蝶も舞い、もー春だなぁと、和んでしまいました。
でも、偵察に出てきた動物を驚かせてもいけないので、腰を上げました。

その後、作業道はあっさり見つかり、落石地帯もスクーターなら難なく、クリア。
どんどんと上りました。
このページで紹介している登山口からの小径は、また、登頂後、一旦、下山して歩いて登り返して記録を録ったものです。
同じ山を別のルートながら一日に二度も登ることが、この頃、習慣っぽくなってるなー。

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