八竹山・高穴山
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一般道
林道
徒歩
下記写真の場所
通行止め
  

国道196号線・旧北条市辻の交差点を右折。

高縄山に向かって、周囲は田畑ばかりの道を東進します。
「奥道後ゴルフクラブ↑」の案内も目印。



  

途中、あぜ道に入って八竹山(写真左)を。
奥道後ゴルフクラブのある丘陵地が南接し、
ひとつ奥に高穴山、雄甲山・雌甲山が、背後に高々と聳え、
残雪の残る高縄山(左)と大月山(右)。



  

八竹山の目前まで来ました。
突き当たりを右にぐるっと回り込み、向こう側から登ります。

…と、その前に。
墓地の上の草地に黒い点が見えます。
近づいてみるとそれは-



放牧された牛さんでした。

愛大農学部付属の牛舎が設けられています。



右へ回り込むと、
愛大農学部付属農場の管理棟などが、
右に見えてきます。



  

山沿いを進み、鳥熊池を過ぎた所にある分岐も直進。



  

アスファルトの道は右へ、
奥道後ゴルフクラブへと向かいます。
八竹山への登り口は、
左に分かれるコンクリート舗装の小径の奥にあります。



  

道が3つに分かれます。
舗装路は写真右のみかん園へ。
八竹山への道は左の-

未舗装の、轍のある道をゆるゆると進みます。



  

車が何台か駐車できそうな広場に出ます。
正面の草に隠れた石段を登ります。
一応、右側に車が山頂まで上れる道も付いています。

山頂は数分で登れるので、徒歩で向かいましょう。
石段は春の陽気に芽吹いた若葉に包まれ始めていました。
ちらと登ってふと振り返ると-

  

こんな景色を望むことができました。



石段が右へ曲がる踊り場。
右側にちょっとした平らな部分があります。
更に石段を登ると-



緑の平地に出ます。
八竹山山頂に到着です!

山頂部は海に向かって細長く、
広場のような形状になっています。
中央部にあるのが-

三角点が埋設された不思議な石積み。
「砂川」四等三角点、標高は90.31mです。

祠も鎮座しています。

祠の正面から山頂を眺めるとこんな感じです。

  

海側に行ってみましょう。
麓が牧草地なので視界を邪魔する立木もなく-

  

こんな風に、北条の平野を一望することができます。
海岸線のすぐ先に浮かぶのが鹿島です。
写真右端の方には腰折山や恵良山も望むことができます。

ひとりごと

八竹山はほんとに可愛いお山です。
これでもちゃんと標高が90mあります。
汗をかく間もなく、山頂に到着できます。
幼稚園や保育園の遠足先に持って来いな場所って感じですね。
墓地の上が牧場になっていて牛がいたのにはちょっと驚きましたけど、可愛かったです、もー。

訪れたのは春三月。
残雪残る高縄山から吹き下ろす風はまだ冷たかったです。
でも、野に花の花が咲き、日だまりには昆虫も目覚め始めているようでした。
山頂から見下ろす田畑は青さを取り戻しつつありました。

思えば、松山からはこんな風にまとまって広々とした農耕地が段々に無くなりつつあります。
先日、城山に上がって街を見下ろしました。
街の中心部はなぜか茶色いマンションばかり。
なんか変な感じがしました。
北条のように、緑の方が多い風景が拡がる場所に来るとやっぱりほっとします。

八竹山は城址です。
いまは城址な感じをさせるモノはあまりありませんでした。
江戸時代から現在まで、いろいろと開発や開墾がされました。
風雨にもさらされ、元々のまぁるい丘に戻ったのでしょう。
離れてみると八竹山は、天山や土亀山のように、山自体が古墳のようにも見えます。
実際、弥生時代の古墳も発見されているようです。
でも、現地には特に表記もないのでよく分かりませんでした。

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