階上山へ行こう!
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北ルート
距離 約1.0km
標高差 約290m
国道・県道
林道
徒歩
下記写真の場所
注意など
  

県道から林道を十数m入った角が登山口です。
林道では山頂に至りません。

入って欲しく無い風メッセージを感じる倒木を越えて奥へ。



すぐに作業小屋。
なぜか屋根に丸太がのしかかってます。

かすかな踏み跡をたどって奥へ。



  

尾根筋と合流したら右へカーブ。

倒木越え初級編です。



杉の落ち葉に埋もれた道は時々見失いがち。
尾根筋を外さないことが必須です。
いくら注意してても迷うこともあります。
そんなときに見つけた大きなキノコ。
木登りの足がかりにできそうな位でっかいです。



  

踏み跡と分かれます。
尾根に沿って直登です。

特に下山時はビニール紐を目印に。
赤テープも余分に巻いておきました。



尾根。
取りあえず高い方へ高い方へ登ればいい登山時は、
まず迷いません。

でも、下山時は注意が必要です。
尾根が静かに分岐する場所では、
気がつくと違う尾根に入り込んでいたりします。
倒木やヤブを避けようとしただけでも、
いつの間にか方向を間違えていることも。



右奥にヤブまみれの作業道があったりします。
登山道からは見えませんけど。
この辺りは倒木が激しく、
くぐったり、またいだりで、変に疲れます。



  

尾根から稜線に上がり、左上へカーブ。
ここも下山時は注意です。

傾斜は緩やかになりましたけど、
倒木は逆に増えます。
稜線は風の影響大だからですけど、
間伐採の手が届いていない辺りは特に顕著です。



踏み跡が白い花に覆われて消えています。
「ごめんなさいね」と分け入りました。

倒木、また倒木。



傾斜がほとんど感じられなくなって、
間もなく-



祠が現れたら、階上山山頂に到着です!
周囲は木木に覆われ、遠望ゼロです。

祠です。
瓦材の小さな祠が板状の岩を取り囲んでいます。
石には何も刻まれていません。
横から見るととても薄い岩でした。



  

祠から十数m奥に三角点。
木の枝のペットボトルが目印です。

「階上山」三等三角点。
標高は、898.60mです。

ひとりごと

実のところ、登山口で間違って林道を進んでしまいました。
挙げ句の果てに行き止まって途方に暮れてしまいました。
当日は天気予報に背いて山は曇り空。
作業小屋の方の道はなんだか薄暗くて内心びびって、行くのをためらってしまったからでした。
いい加減登って行き止まり、仕方なくあきらめて下山中、隣の尾根に作業道を見つけ、強引に横断。
結果的に正しい登山道に出られたのでした。

正しいとは言っても踏み跡程度の道です。
倒木はおびただしく、夏草もいよいよ盛んになろうかとしていて、イバラも点在。
距離の割に疲れました。
記録を振り返ると数十分の山行でしたけど、もっと長く歩いていたような気がします。
山頂で祠に出会った時はホントにほっとしました。
思い出せば、隣の障子山も稜線に倒木越えポイントがありました。
ほとんどが、大型台風による強風が原因でしょう。
松山は台風被害をほとんど受けません。
それは、周囲のお山や森が身代わりになってくれているからかもしれません。

踏み跡は三角点のさらに奥へと続いていました。
「反対側からも登れるの?」と思った結果、東ルートで再登することになるのでした。

下山時は正しいルートで下山しました。
途中、尾根筋がはっきりしない場所で方向が定まらなくて迷う場面もありました。
無事、スクーターまで戻った後、再び、引き返しました。
登山時に途中合流した地点までのコースタイムを確定するためです。
当初、薄暗くて立ち入りづらかったのに、もう、行ったり来たり。
ついでに赤テープも巻いてきました。

たとえわずかな木漏れ日でも良いからやっぱり晴れた日がいい。
それも、落葉期ならなおさらです。

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