鳥居をくぐり、階段を登ると-

すぐに鎖場です。
鎖をつかんで登山開始です。



岩場でよく見られた草花です。
名前はなんて云うのかな?

尾根までは数分で登り切れる距離です。
すぐに空が近くなってきます。
足元はとっかかりも少なく滑りやすいので注意して登ってください。
鎖だけで登ろうとすると疲れるので、なるべく足を使いましょう。



鎖を登り切ると、岩が露出した尾根に着きました。
左へ行くと展望台、右へ行くとご神体や橋、最高地点。
ここは左右を挟まれた鞍部みたいな所です。

鎖はなんだか自分の重さで引っかかっているような感じでした。

左へ、展望台へ行ってみます。
岩尾根を伝い、十数mほどで-



岩盤がせり出した展望台に立てます。
来た方を振り返ると、鞍部の向こうに最高地点のある森が見え、
正面は崖、右は茂みの奥に続く道が見つかります。
登山口の鳥居に向かって左にある遊歩道を登ると、
右の茂みの道に到達します。

  

風にも負けない看板で山座と麓の集落をチェック。
といっても、字はだいぶかすれちゃってますけど。

足下注意!

展望台から、南向きの眺望です。
奥の、青く霞んだ山並みは三本杭、八面山などの鬼ヶ城山系です。
真下に見える赤い屋根は休憩所。

鞍部に戻り、ご神体へ向かいます。

細い道を通り抜けると-



一段高い、手すりに囲まれたご神体のある展望所です。
写真左端は谷に架かる橋です。

ご神体です。
合掌。

手すりがあるので安心してパノラマに迫れます。

ご神体からの眺望です。



一番高いところへ向かいます。
崖に渡された橋を渡ります。
こんな所に橋があるなんて驚きです。

最高地点は-

道なりに登った所に-

あるはずなんですけど-



三角点とか山頂標とかはありません。
特に何にもないので、
ご神体にも配慮して“一番高い所”としておきます。
その一番高い所に入るヤブの手前に-

右下へ、踏み跡が続いています。
社務所の裏から登る遊歩道です。

急斜面に作られた肩幅くらいの狭い道です。
路肩に気をつけて下ります。



碧濃い遊歩道を下れば間もなく-

休憩所の赤い屋根が見えて-



社務所の裏、林道へ戻りました。

ひとりごと

林道を通る度、いつか登ってみたかった嶽山。
標高差は全然少ないので、よっこらしょと登る鎖場がすべてです。
石鎚の遙拝所を名乗るだけあって、鎖は必須です。
途中で足の置き場が無くなってちょっと不安になりましたけど、木の根を頼りにしたり、なんとか登り切りました。
石鎚の鎖の方がつま先をかけられる輪がある分、登りやすいかな。

山頂は岩場で、高いところが苦手なので、多分にびびりつつ、写真を撮りました。
帰宅中になってやっと気がついたんですけど、肝心の石鎚山を遠望するのを忘れてました。
遙拝所なのに…。
曇ってたし、石鎚方向は木も邪魔で見えなかったかも、なんて、言い訳しつつ、帰宅しました。
西にもうひとつある展望台も見落としてます。
よって、もう一度、登りに行ってちゃんとアップしたいと思います。

最高地点はホント、ただの茂み。
ヤブをかき分け、うろうろしてみましたけど、特に何も見つかりませんでした。

もしも、この林道を通って惣川の有形文化財「土居家」や、大野ヶ原へ行く時があったら、一度、立ち止まってみてください。

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