恵良山・腰折山
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恵良山 山頂へ
距離 約300m
標高差 約110m
国道・県道
一般道
林道
徒歩
下記写真の場所

難波小を通過し、「難波」バス停を左折すると、
写真の丁字路に来られます。
左は最明寺へ、右が恵良山への林道です。
角には-

写真のような看板があります。
「恵良山→」の方へ進みます。



みかん畑を過ぎると、1.5車線の山道に。
コンクリート舗装の車道を走っていると-



登山道と分岐・合流します。



右カーブの外側に、
腰折山へ向かう登山道の降り口がありました。



舗装の終点まで登り詰めると、
恵良神社奥之宮の登り口=登山口です。
路肩には駐車スペースが設けてあり、
二つの案内板の間に-

麓からの登山道が合流。

桜もちらほら。

恵良城(上難波)

 伊予旧跡史に「天暦2年(948年)河野散位親経が城を恵良山に築いた」とあり、標高302メートルの山頂に天険を巧みに利用した石積みや延長130メートルの帯状の腰曲輪、各所に張り出した桝形郭の名残り等、中世の山城として貴重な資料を提供してくれる城跡で、湯築の本城の控え要地として河野氏盛衰に直接的役割を果たした城である。

神社の石段から、徒歩での登山開始です。

「恵良神社奥之宮」

石段の先は小さな広場になっていて、
海を見下ろすこともできます。

恵良城跡

県指定史跡

所在地 北条市上難波

指定 昭和52年4月15日

恵良城跡は、北条市北部、恵良山(標高302m)にある山城跡である。
恵良山はその形状から烏帽子山または冠山とも呼ばれている天然の要害である。
山頂の部分が本丸跡、その四方に二の丸跡、この二の丸の南北には、延長100mを越え、幅8mの帯状の腰郭が残り、西には三つの桝形郭を突き出させている。
また、山腹の3か所には井戸の遺構がみられる。記録によれば、治承
5年(1181年)平家側の奴何入道高寂が河野道清を攻撃したとき、道清は日高・高穴・恵亮(恵良)などの砦を守らせたとあるのが初見であり、以後、風早郡の要衝として河野氏の諸将の居城となった。
天正13年(1585年)豊臣秀吉の四国統一によって河野氏が滅亡し、恵良城は来島親の居城となったが、その後、関ヶ原の戦いに西軍に荷担した来島氏が豊後国森へ移封され、この恵良城は廃城となった。

北条市教育委員会

ノブキビャクシンの自然林

北条市指定天然記念物 所在地・北条市上難波恵良山
指定・昭和38年2月16日

「今日もまた恵良の空や稲光」花叟

風早平野の北を限り腰折山と並んで烏帽子の形に似た恵良山がある。
この山は昔の城砦の跡として、また、現在白山権現を祭る浄地として古木がよく茂り今に保存されている。
この恵良山の八合目、通称「崖」の下段から上一帯の安山岩地帯をおおって約1haにわたり、地方に珍しいイブキビャクシンの自然林を形成している。
それら樹幹の大きさは根回り1m~1.5m前後のものが多く、総立木数は、150株に及んでいる。
しかも山の東南の崖上にみられる最大のものは根回り4.1mあり、目通りの高さから数本の巨枝を分かち、更に枝葉を茂らせて樹齢は約600年と思われる。
この地方では、古くからイブキビャクシンは水分をよく保存する植物として大切にせられ、また河野一族がここに居城を構えるにあたっても防風林として保護し伐採を禁じたため、山麓の住民は地下水に不足しないと伝えられている。

北条市教育委員会

鳥居をくぐればいよいよ-

山道スタートです。

春の道端には可愛いスミレ。



ジグザグに標高を稼ぐ登山道を淡々と登ります。

ドングリ転がる山道で-

岩を砕き、抱えた、見るからにたくましい樹の根に遭遇。
横倒しになりながらつっかえ棒みたいな枝を自ら伸ばしています。
タダじゃ倒れない自然の力強さ感じながら登れば-



スイレン?みたな白いお花畑にお出迎えされ-

通夜堂の建つ広場に到着しました。
中央の樹が案内板に書かれてたイブキビャクシンの大木です。
山頂は、通夜堂の後ろの、更に盛り上がった岩場の上です。

広場の端っこから北条の街並みを見下ろすことができました。
小島は鹿島です。

通夜堂の右後ろにある-

木の鳥居をくぐると小径が分かれてて-

左は巻き道-

右は鎖場となっています。
10mほど、鎖を握って登ると-



恵良山神社の祠がお出迎え。

祠の右裏はまた平らになっていて-

石鎚神社の祠がちょこんとありました。

端っこに立つと高縄山方面の展望が望めました。

反時計回りに螺旋状の小径が続いてて-

浅海・菊間側を真下に見下ろしながら登ると-



岩塊が露頭した恵良山山頂に到着です!

ケルンに山頂標が刺さってます。

山頂からは風早平野も一望です。

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