へ行こう!
北条港~鹿島渡船乗り場~鹿島 | ||||||||||||
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮ | ||||||||||||
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①旧国道196号線、いまは県道179号湯山北条線沿いの北条駅前交差点。
バイパスができてから、交通量がグッと減った北条の町中。
右に曲がったら伊予北条駅の交差点を海の方へ左折します。
北条港へ向かうこの道も県道、200号鹿島公園線。
北条の町はさわやかな海風が通りにいつも吹いていて、
松山市街とは比べ物にならないくらい涼しいです。
②信号からすぐに北条港。
「四国のみち」も北条港に寄り道。
港の船溜り。
写真左に鹿島のお山が見えています。
その前に、写真右の通りへ進んで、
安居島行きの船乗り場を見に、寄り道。
道端にあった自然石を活かした石灯篭。
一番上の烏帽子みたいな石がいい感じ (^_^)
③こちらが、北条の沖に浮かぶ安居島行きの船の乗り場。
桟橋にちょうど、安居島行きの船が停泊中でした。
速そうな船です。
片道大人850円、35分の船旅。
出港時間が曜日で異なるので要注意。
②戻って、大きな白い鳥居の方へ直進。
鳥居越しにのぞく鹿島がまるで地続きみたい。
④鹿島の渡船乗り場にそびえる白い大鳥居は、島にある鹿島神社のものです。
さっきより鹿島が小さく見える、不思議…。
左の茂みの奥に駐輪場、右の空き地は第2駐車場(有料)。
鳥居をくぐった奥の空き地が第1駐車場で、桟橋はその右奥にあります。
駐車場は有料です。
2010年時点の駐車料金をピックアップしておきます。
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海に面した第1駐車場。
右奥にある黒い平屋が鹿島渡船の待合所です。
フェンス沿いに立つ「鹿島ご案内」。
鹿島は小さな島だけど、名前が付いた場所がたくさんあります。
鹿島渡船の待合所で渡船のキップを買い、
車の人はこちらで駐車料金を払います。
2021年夏に訪れたときは、
鹿島でキャンプする人用のリアカーが置いてありました。
なんと、無料で使うことができます。
リアカーごと、渡船に乗せられます。
渡船のキップは、自動券売機で購入します。
往復料金は、大人(中学生以上)210円、子供(小学生)110円。
前回より値下がりしてる!?
鹿島渡船時刻表 |
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※赤字は、7月第2土曜日~8月31日のみ期間運行いたします。 |
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待合所の裏にある渡船の浮き桟橋。
渡船は桟橋の薄緑色の鉄板の部分に着岸します。
時間まで船は鹿島側で待機しているので、桟橋は空っぽです。
桟橋から見た鹿島と北条沖。
昔は泳いで渡ろうとした人もよくいましたが、
一見穏やかそうでも潮の流れが早いので、流されちゃいます。
桟橋から海を覗くと、たくさんの魚影が!
カワハギの姿も見えましたが-
この桟橋は釣り禁止なのでした。
船が着きました。
おや? 船の屋根にあるのは-
鹿島のシンボル、シカちゃんです!
島から帰った客が下船したら、乗り込みます。
その時に船員さんに渡船券を渡します。
なので、帰り(復路)は渡船券なしで船に乗れます。
⑤後部がオープンデッキになっています。
船の図面ですが-
屋根のシカもちゃんと描かれていました。
夏は後部デッキがおすすめ。
波穏やかな海峡をかっ飛ばし。
桟橋の着岸も一発で決めちゃいます。
2021年夏、船に乗ったら、船内アナウンスが友近になってました。
鹿島側の桟橋。
下船したそばから小魚がわらわら。
⑥鹿島に上陸です。
鹿島の東部は平地になっていて、
案内所、売店、博物館、鹿園、各種施設が集まっています。
「ようおいでたなもし」
歓迎ゲートをくぐった正面に登山口があります。
右にはログハウスの「鹿島観光情報センター」。
渡船の船員さんや鹿園の飼育員さんもこちらで待機されてます。
ログハウスの方へ進んだ山際に-
⑦鹿島博物展示館があります。
その真横にあるのが「鹿園」。
“鹿島”の名の由来のシカを保護育成飼育しています。
ほかに、野生のシカも、ずっと昔から生息しています。
県の天然記念物に指定されています。
エサが無くなって飢え死にしたり、
落石・転落で命を落とすものも少なくないので、
一部を柵の中で大切に保護しています。
売店で買ったエサを手から食べさせることも、
気が向いたら顔を撫でさせてくれることもありますが、
大きな物音や急な動作でさっと逃げ出しちゃいます。
それでも結構、人に慣れてる方なんですよ。
柵の外のシカは滅多に近寄ってくれません。
鹿島のシカ 一件 |
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愛媛県指定天然記念物 |
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鹿島には、約260種の暖地性常緑照葉樹が繁茂しマいるほか、古くから野生の鹿が生息しマいたことが知られている。 |
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松山市 松山市教育委員会 |
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鹿 |
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この島の鹿は、キュウシュウジカと推定され、体が一般に小さく、臆病で警戒心が強く、人に馴れにくいのです。 , |
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「エサはなかとですか(九州弁)」
「キレイに撮ってほしか~」
くんくん、くんくん、ちゅっちゅ
柵の中で一番小さな子鹿のバンビ。
振り返ったら、野生のシカが遊びに来てました!
さて、ホンモノはどれでしょう (・∀・)
次は、鹿島博物展示館へ。
ぱっと見、なにもやってないように見えますけど。
入って左に展示フロア。
この博物館は昭和28年10月に開設されたのが始まりです。
昭和52年7月に愛媛県が建て直し、現在の姿になりました。
鹿島のみならず、北条市の自然科学・考古史料関係などが展示されています。
剥製とかホルマリン漬けとか、ある意味、
懐かしささえ漂う、昭和な博物館です。
正面にあるのは、
鹿島近海から底引き網に引っかかったりして発見されたナウマンゾウの化石。
フジツボがついてたりします。
写真は5年前のものですが、ほとんど変わってません。
剥製のシカちゃんも昔のまま、この先も、ずっと。
展示フロアの反対の中2階フロアがありますが、
以前たくさんあった標本がすっかりなくなって、
ただの空きスペースに。
ここの窓から鹿園を見下ろせます。
普段、鹿園の上の方にいるバンビもよく観察できます。
⑧鹿園の先の売店はもう営業してない様子。
更に奥へ進むと-
海に迫り出した赤屋根の建物があります。
鹿島名物の「鯛めし」がいただける「太田屋」さんです。
太田屋さんは北条市内にもお店があります。
北条・鹿島の鯛めしはお米と一緒にタイを丸ごと炊いちゃうタイプです。
さて、桟橋前に戻り、
今度は反対・南側の公園になっている方へ。
フジ棚の休息所や休憩所の先に-
⑥鹿島唯一の売店。
シカのエサも売ってます。
シカちゃんと仲良くなりたい時の必須アイテムです。
⑨マツの木陰が涼しい公園の山際に「鹿島神社」。
狛犬コレクション、吽と-
阿。
本殿、2礼2拍手1拝。
境内を右へ、石畳に沿って進むと、
桟橋・登山口の方へ戻れますが、
その手前に-
鹿島信仰の御神体とも云える「要石(かなめいし)」が鎮座しています。
茨城県の鹿島神宮にも「要石」があります。
無闇に触れてはなりませぬ!
ナマズが起きて、地震が起きますじゃ!
要石の伝説 |
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この地方では、昔から地底に大鯰がいて、常には静まっているが目覚めてあばれだすと地震となって大地が震動すると考えられていた。 |
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ゆるぐとも |
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シカの形の俳句ポスト。
でも、角は折れてるし、
台座の紙を入れる口も塞がれてます。
神社の前は広広とした公園。
児童公園っぽい遊具が置かれています。
⑩その公園の外側の海が近年、埋め立て、護岸工事が行われ、
平地が更に拡張されました。
海沿いに遊歩道もできて、
炊事棟も完備の芝生のキャンプ場に生まれ変わりました。
2021年の夏、人生初の島キャンプしました。
ご覧の通り、芝生エリアには日陰がないので、
真夏の真っ昼間は、暑いぞ!
海風は爽やか涼しいけどね。
ちなみに、無料だ!!!!
渡船代だけでキャンプできるぞ!
護岸からの眺めです。
北条の山並み、家並みのパノラマが拡がります。
北条・風早の地の盟主・高縄山が入道雲に負けないくらい、
大きくすそ野を広げています。
写真左の新城山・腰折山・恵良山から、
写真右の興居島の小富士まで、
知ってるお山、登ったお山、いくつありますか?
⑪昔の堤防はそのまま残されています。
その内側の施設も昔のまま。
こちらは埋め立て側にあるキャンプ場の新・炊事棟。
こっちは昔からあるシャワー室。
夏の間だけ利用できます。
中はキレイですよ。
⑫シャワー室の左にある東屋の脇にも登山口があります。
桟橋正面の登山道とすぐに合流します。
案内図の前のシダも夏は元気。
南に向かって飛び出した堤防の突端へ行ってみました。
⑬写真右端に、鹿島の沖の千霧、小鹿島(男小鹿島)、
玉理、寒戸の小島たちも見えてきました。
⑭埋め立てと同時に新設された海水浴場です。
この場所は昔、千畳敷と呼ばれた磯が拡がっていました。
堤防造って、その間に砂をどんどこ放りこんでできた人工の浜です。
鹿島では水晶ヶ浜というきれいな砂浜で泳ぐのが定番でした。
でも、遠いし、あることで行けなくなってしまったからです。
⑮“あること”とは、実は、立ち入り禁止のことです。
「市道鹿島公園線は、落石・山肌崩壊の
恐れがありますので、通行できません」状態なのです。
鹿島の海岸線は脆い花崗岩の急傾斜です。
落石や土砂崩れは起きがちでした。
水晶ヶ浜や石門を訪ねたければ自己責任です。
でも、長居はしない方がいいでしょう。
ひとりごと | ||
気がついたら5年ぶりの鹿島です。 夏のお山歩は近場のお山じゃ暑いし、ヤブ蚊は多いしで、行くなら1000mオーバーか、海っぱたのお山が最高です。 渡船乗り場に着いたものの、船がちょうど出たところで、20分待って乗船しました。 渡船について、少し補足しておきます。 乗船する時に、待合所で買った切符を船員さんに渡します。 早速に鹿園へ直行し、シカたちに再会。 鹿島のシカは昔から棲んでいて、九州の屋久島系だそうで、ニホンジカより小型なのが特徴。 お山に登る前に、以前来た時に工事中だったキャンプ場の方へ行ってみました。 島の海水浴場もキャンプ場寄りに変わりました、昔は島の西側にある水晶ヶ浜がメインでしたが。 鹿島神社にある「要石」のこと。 万葉集にも要石が登場します。 鹿島神社の前の公園に、とっても背の低い鳥居があります。 ※追記 :2021年夏、鹿島で人生初の島キャンプしました。 気になるキャンプ場利用料金ですが、なんと、無料っ! やがて夕方になり、島はさらに爽やかになりました。 夏の渡船は最終が夜9時過ぎまであります。 売店は夕方には閉店してしまいます。 案外、対岸の国道を走るクルマの音が響いてきます。 朝が来て、テントに日が差したら、また暑い夏が始まりました。 また、キャンプしに、行きたいなぁ。 |
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