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| 蒲山(かばやま)は、 愛媛県伊予市中山町出渕、砥部町高市にある、標高874mのお山です。 ※山頂に三角点はありません。 測量点である三角点も山頂を避け、伊予市側、広田側それぞれに設けられています。 700m以上の標高を保ったまま、南北に長い尾根を有し、尾根はそのまま、伊予市(旧中山町)と砥部町(旧広田村)の境になっています。 大きな山容ですけど、秦皇山や階上山、笠成山、コクゾ峰など、標高700~900mの峰峰に取り囲まれているため、蒲山の山頂はそれなりに高く登らないとなかなか見ることができません。 西麓には栗田川が流れ、東斜面からは高市川、中野川が発しています。 それらの川に沿って、川と同名の栗田や高市、中野川などの集落があるほか、麓から見上げるような高さにあるなだらかで日当たりの良い斜面にも家並みや畑、栗林などが点在し、山里の暮らしを垣間見ることができます。 山間の集落を連絡する山道が山肌をジグザグに巡っていて、蒲山の北は境柱峠、南は大佐礼峠など、標高700mほどの市境尾根を越え、東西の集落を結んでいます。 地図には山頂に至る登山道は描かれていません。 けれど、実際には、山頂の直近まで山仕事用の作業道が拓かれています。 標高800m付近まで車を乗り入れることも可能なので、容易に山頂を踏むことができます。 地図上で不便そうに描かれているせいか、山頂は、伐採の跡以外にあまり人が訪れた形跡がありません。 森のどこかでうなるチェーンソーの乾いた音が遠くこだまするほかは、風の音や小鳥のさえずりくらいの静かな山頂です。 |
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